2019年5月から6月にかけてGoogleで大きな順位変動が!
2019年5~6月に、Google検索で表示されるWebサイトの順位に大きな変動が起こっています。
これは、「コアアルゴリズムの調整」が主な要因です。
Webサイトの運用や管理を行ううえでは、Googleの動きに常に意識を向けておく必要があります。
知らない間に順位が下がってしまうのを防ぐためには、あらかじめ対策を立てておくことが重要です。
Googleのアルゴリズムのアップデートによる影響や対策について、詳しく解説していきます。
目次
アップデートは定期的に行われている
Googleは独自に開発をしたアルゴリズムによって、Webサイトの検索順位を決めています。
Googleに限らず、日本のYahoo!もGoogleのアルゴリズムを使用しているため、Webサイトを運営していくにあたって避けては通れないところがあるのです。
そして、コアアルゴリズムとは根幹を担う部分であるため、検索順位に与える影響が大きいと言えます。
コアアルゴリズムの調整によって、検索上位に表示されていたWebサイトの順位が丸ごと変わってしまうといった事態も起こるのです。
コアアルゴリズムのアップデートは決まった周期で行われるものではないものの、2018年には3回行われました。
2019年にも3月と6月にそれぞれ行われています。
Googleのアップデートに関する情報はSNSやブログで公表されるため、最新の情報を入手するためにはこまめにチェックしておく必要があるでしょう。
検索順位への影響
2019年6月4日から行われているアップデートでは、日本だけでなく世界中のWebサイトの順位が変動しています。
コアアルゴリズムのアップデートによる変更点は公表されていないものの、SEO対策においては重要な影響が及ぶ場合もあります。
2019年6月のアップデートでは、美容・ファッション・健康・医学に関するキーワードの順位変動が激しいのが特徴です。
また、法律・金融・財務・就職・転職といったキーワードでも検索順位の変更が見られます。
Webサイトに対する評価が高ければ検索順位が上昇し、低ければ順位が下降するため、どのような原因で検索順位の変動があったのかを分析することが大切です。
ただ、基本的にはWebサイトの質を高め、維持することが検索順位においては大事なポイントとなります。
順位が低下した要因を探る
コアアルゴリズムの調整によって検索順位が低下してしまった場合には、その原因を分析して優先順位の高いものから取り組んでいくことが大切です。
チェックすべきポイントとしては、「コンテンツの質」「不自然な被リンクの有無」などがあげられます。
Googleから高い評価を受けるためには、コンテンツの質を上げておく必要があるので、競合するWebサイトと比べてクオリティ面に問題がないかを確認しましょう。
不足している情報を補ったり、画像やイラストを効果的に活用したりすることが重要です。
また、情報を記載する順番やデザイン面などを全般的に見直していきましょう。
質の高いコンテンツを発信できるWebサイトを構築していくことが大事です。
そして、SEO対策では重視される被リンクが不自然なものになっていないかを確認しましょう。
不自然な状態で被リンクを貼られたままになっていると、Googleから低評価を受けてしまうこともあります。
被リンクの状況を把握したうえで、不自然なものは取り除いていくことが大切です。
ただ、コンテンツの質や被リンクに特に問題がなく、改善点がないという場合にはしばらくそのままの状態で様子を見ることも必要です。
コアアルゴリズムの調整が行われるときには数週間程度の時間を必要とし、順位の変動が絶えず行われ続けます。
そのため、むやみにWebサイトをいじらずに現状を保つことで、検索順位が戻ることもめずらしくはないのです。
必要な対策を施したうえで、冷静に対応することを心がけましょう。
SEO対策として取るべき手段
Webサイトの検索順位を向上させるためには、有効な手段を取っていくことが大切です。
やみくもにSEO対策を行ってしまっても、かえって検索順位を下げてしまう場合もあります。
一時的には上位表示されていても、コアアルゴリズムのアップデートによって、一気に順位が低下してしまうケースもあるからです。
ただ、アップデートの内容は公表されないため、何らかの要因で検索順位が下がってしまったときには、落ち着いてひとつひとつの原因を探っていきましょう。
SEO対策においては、独自のコンテンツを発信することを心がけ、情報量についてもボリュームを持たせておく必要があります。
重複コンテンツやコピーコンテンツと見なされたものがあると、マイナスの評価につながってしまうため気をつけておきましょう。
競合サイトを詳しく分析したうえで、独自の視点でテーマを取り上げていく必要があります。
一度に完璧なものを作ろうとするのではなく、データ解析を繰り返しながらWebサイトの質を高めていくことが重要です。
良質なコンテンツを発信しよう!
Googleのコアアルゴリズムのアップデートは、年に数回行われます。
その都度、Webサイトの検索順位が変動する可能性もあるため、SEO対策を行ううえでは注意が必要です。
検索順位が下がってしまったときには、コンテンツの質や被リンクについて見直しを行ってみましょう。
ユーザーの立場に立ったWebサイトの構築を心がけ、ガイドラインを守っていくことが重要です。
ユーザビリティを意識したWebサイトの運用こそが有効な対策となるのです。
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