被リンクとは?SEOの効果が期待できる獲得方法と注意点をわかりやすく解説!
被リンクとは、外部のサイトから自社のサイトに貼られたリンクのことを指します。獲得することで、SEOに良い効果を期待できるとされているため、SEOに注力しているのであれば見逃せない重要な要素のひとつです。
そこで本記事では、被リンクとはそもそも何か、なぜSEOに効果的なのかを解説しつつ、獲得方法や注意点まで網羅的に解説をしていきます。ぜひ、参考にしてみてください。
目次
被リンクとは
被リンクとは、「外部リンク」や「バックリンク」とも呼ばれている、外部のWebサイトから自社のWebサイトまたはページへ向けられたリンクのことです。
被リンクを獲得すると、自社サイトのSEO評価に良い影響を得られるとされており、検索順位を向上させるためにも非常に重要な要素となっています。
被リンクの重要性は、Google自身が公式に言及しているほどです。
I was referring to external ones. Those links translate in some sense to popularity and endorsement by others
— Gary 鯨理/경리 Illyes (so official, trust me) (@methode) November 11, 2016
なお、自社のサイトから外部のサイトに対して設置したリンクを「発リンク」と呼びます。
SEO対策における被リンクの重要性
SEOにおいて、被リンクの獲得は欠かせない重要な対策のひとつです。ここでは、SEO対策における被リンクの重要性について、以下の3つの要素から具体的に解説をしていきます。
SEO対策における被リンクの重要性については、以下の3つの主な理由から非常に重要とされています。
- 上位表示が達成しやすくなる
- ドメインパワーの上昇が期待できる
- クローラビリティの向上に貢献する
それぞれ見ていきましょう。
1.上位表示が達成しやすくなる
Googleは、ユーザーにとって本当に有益なコンテンツかどうかをあらゆる視点から評価しています。コンテンツの質ももちろんそうですが、客観的な視点というものも重要視しており、これは、Google社が公式に発表している「Googleが掲げる10の事実」にて明記されています。
Google 検索が成果を出し続けている理由は、何百万人ものユーザーがウェブサイトに張ったリンクを参考に、どのサイトが価値のあるコンテンツを提供しているかを判断しているためです。
引用元:Google「Googleが掲げる10の事実」
つまり、被リンクはいわゆる「投票」のような役割を担っているのです。Googleだけでなく、他者から多く支持されているのであれば、コンテンツの質も信ぴょう性も増すと判断されます。そのため、被リンクを多く獲得することでWebサイトの信頼性や権威性が高まり、上位表示が達成しやすくなります。
2.ドメインパワーの上昇が期待できる
良質な被リンクを多く獲得すると、ドメインパワーの向上が期待できます。ドメインパワーとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンから「自身のWebサイトがどのくらい評価されているのか」を数値化したものです。
ドメインパワーが高いサイトは低いサイトとくらべて、インデックスされるまでの時間が早まったり、上位表示がされやすかったりなど、多くのメリットがあります。
ドメインパワーについて、もっとくわしく知りたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。
>>>ドメインパワーとは?スコアを高める方法とチェックの仕方や目安を解説!
3.クローラビリティの向上に貢献する
被リンクを獲得すると、クローラー(ウェブページを巡回して情報収集するプログラム)が自社サイトへ訪れやすくなり、クローラビリティの向上に貢献します。
クローラビリティとは、クローラーが情報を収集しやすいようにWebサイトを構築することを指します。クローラーはリンクを辿りながら新しいページや情報の収集を行うので、被リンクがあると外部から自サイトにクローラーが訪れやすくなるのです。
なお、クローラビリティを向上させるためには、被リンクの獲得だけでなく、自社サイトの内部リンクの配置やURLを適切に設定することも意識しましょう。
>>>クローラーとは?意味や役割・巡回の仕組みとSEOとの関係性を解説!
SEO効果が期待できる被リンク
被リンクを獲得すると、SEOにおいて良い効果を得られますが、全ての被リンクが良い効果を得られる訳ではありません。Googleが評価する「良質な被リンク」というものがあります。
では、「良質な被リンク」とはどのようなものか紹介していきます。
信頼性・権威性の高いサイトからの被リンク
まずSEO効果が期待できるのは、信頼性・権威性の高いサイトからの被リンクです。特に、政府機関や教育機関、著名な業界団体のウェブサイトなどは効果が期待できます。また、大手企業のホームページやメディアからの被リンクも重要です。
Googleから信頼性・権威性が高いと認められているサイトから被リンクを受けるということは、そのサイトから「おすすめ」されていることになるため、被リンクを受けたサイトも信頼性と権威性が高いと認識されるのです。
関連性の高いサイトからの被リンク
関連性の高いサイトからの被リンクも、SEOにおいて重要です。例えば、ゴルフの専門サイトを運営している場合、ゴルフショップやゴルフの技術を紹介しているサイトから被リンクを得られれば、評価が高まりやすくなります。
逆に、ゴルフの専門サイトを運営しているのに美容のサイトからリンクを得ても、インパクトのある評価は獲得しづらくなります。
もちろん、自然に発生したリンクは関連性のコントロールが難しいでしょう。ですが、記事の寄稿やインタビューを行う場合は、関連性を意識することが求められます。
多くのドメインから被リンクをもらう
多くのドメインから被リンクをもらうことも、SEO効果を最大化する上で重要です。ドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、Webサイトの居場所と考えればよいでしょう。
異なるドメインからの被リンクをもらうことは、サイトが多様なユーザーから信頼されているという証拠になります。
そのため、多様なユーザーからの被リンクを獲得することは、SEO戦略において非常に有効な方法です。ただし、質の悪い不自然な被リンクには注意しましょう。とくに規模が小さいサイトを運営している場合は状況に応じて、サイトへのリンクを否認する対策が必要です。
Googleでは、そのような場合にリンクを否認できるツールを用意していますが、適切に扱うためには、それなりの知識が必要となります。くわしくは、Google公式サイトの「サイトへのリンクを否認する – Search Console ヘルプ」をご確認ください。
継続的に被リンクをもらい続ける
継続的に被リンクをもらい続けることも、SEOにおいて重要です。
新しい被リンクは、サイトが現在も稼働中であると判断されやすくなります。そのため、定期的に新しい被リンクを獲得することは、サイトのSEOパフォーマンスを維持し向上させるのに必要となるのです。
逆に、短期間で大量に被リンクを獲得し、その後は被リンクが増えない場合、最悪のケースではスパムと判断される場合があります。そのため、継続的に被リンクを獲得し続けることが重要です。
効果が期待できる被リンクの具体的な獲得方法
ここまで、被リンクとはどのようなものか、SEOへの効果などを解説してきました。では、実際にどのようにすればSEOに効果的な被リンクを獲得できるのでしょうか。
効果的な被リンクを獲得する方法を以下の5つに分けて紹介していきます。
- 調査結果などの一次情報を発信する
- インタビュー・取材の記事を作成する
- 独自性のある情報・考察を発信する
- 他メディアに寄稿する
- シェアボタンを設置する
調査結果などの一次情報を発信する
一次情報を発信することは、被リンクを獲得するための有効な手段となります。一次情報とは、自分が直接体験をして得た情報または自ら行った調査や実験で得た情報のことです。
主に一次情報を得る方法として以下にまとめました。
- アンケートの調査に参加する
- 商品を使用してみる
- 実際に店に行ったりスクール通うなどの実体験する
一次情報には、独自の調査結果や新しいデータなどが含まれます。そのような独自性のある情報は、ほかのWebサイトやブログによって引用されやすいため、「ユーザーが自然な形で貼ったリンク」が増える可能性が高いです。
また、自身の経験談や体験談、自社が独自に調査した結果などが含まれているオリジナルのコンテンツは被リンクの獲得のみならず、コンテンツ自体も評価されやすいため、SEOにとって効果的な対策をいえるでしょう。
インタビュー・取材の記事を作成する
インタビューや取材に基づく記事を作成する方法も、被リンクを獲得する効果的な方法の一つです。
ただし、被リンクの獲得だけを目的としたインタビュー記事の作成は好ましくありません。被リンク獲得のためだけでなく、自社のサイトに訪れるであろうユーザーのために、有益な情報の発信を目的として行うことが効果的といえるでしょう。
独自性のある情報・考察を発信する
Webサイトのコンテンツは、独自性によって価値が決まります。ユーザーにとって有益で、他では得られない情報や深い考察を発信すれば、引用されたりSNSでシェアされたりするでしょう。
独自性のある情報・考察をするためには、調べた情報に対して自分の解釈や分析を加えていく必要があります。また広範な情報収集が必須で、他者と異なる視点や考えを持って自分の言葉で表現していくことも大切です。
独自の見解や専門知識を持って発信すれば、ユーザーにとっては魅力的なコンテンツとなり、Googleにとっては専門性や信頼性が高いコンテンツとして認識され、上位表示も達成しやすくなるでしょう。
他メディアに寄稿する
自分の専門知識を活かして、他のメディアやブログに寄稿するのも有効な方法です。
寄稿した記事に自サイトへのリンクを含めれば、新たな被リンクを獲得できるだけでなく、自サイトの専門性をアピールする手段にもできます。
また、制作者を明記して寄稿することで、自身の権威性を高めることにも繋がります。そして、自身の権威性が高まれば、メディア全体の評価向上も期待できます。
記事の寄稿は、被リンクや専門性を高める意味で、有益な取り組みの一つです。チャンスを見つけてチャレンジしてみましょう。
シェアボタンを設置する
シェアボタンとは、訪問者が気に入ったコンテンツを自分のSNSで共有できるようにするボタンです。シェアボタンを設置すると、自分のコンテンツがWeb上で広まり、新たな被リンクが生まれる可能性があります。
シェアボタンの設置方法を以下に説明します。
- SNSごとのシェアURLを設定する
- シェアボタンのデザインを調整する
- OGPタグをWebページのヘッドセクションに設定する
上記の方法で行えば、タイトルや説明、画像などの見栄えを向上でき、綺麗に見やすくなるでしょう。ボタンをクリックするだけで、SNSまで瞬時に移動できるので利便性にも貢献があります。
自分の情報をより多くの人に届けてもらえるので、SEO効果にしても発揮ができるのです。
>>>【2024年版】OGPの設定方法と最適なOGP画像サイズまとめ
リスクが高いとされる被リンクの種類
被リンクはWebサイトのSEOにとって重要な要素ですが、全ての被リンクが良い効果を得られるわけではありません。リスクが高いとされる被リンクの種類を4点紹介します。
- リンクの購入
- 短期間で大量の被リンク獲得
- ワードサラダ
- 隠しリンク
上記の行為は、WebサイトのSEOに悪影響を及ぼす可能性があるため、避けなくてはいけません。リスクを避けるための対処法も解説します。
リンクの購入
リンクの購入とは、お金を支払って、他のWebサイトから自身のWebサイトに対してリンクを設置してもらう行為のことです。
リンクの購入自体が、検索エンジンのランキングを操作する行為と見なされるため、Googleなどの検索エンジンによって厳しく制限されています。
今でも被リンクを売買する業者や個人がいますが、被リンクを購入してしまうと、検索結果の順位が下がってしまうどころかペナルティを受ける可能性があるため、注意しましょう。
短期間で大量の被リンク獲得
短期間で大量の被リンクを獲得するのは、検索エンジンによって不自然な行為と見なされ、サイトの信頼性を損なう原因にもなります。
本来、自然なリンクはいきなり大量の被リンクが生成されることはほぼありません。じわりと増えていくのが普通です。ですが、先述のリンク購入のように短期間で一気に被リンクが増える場合は、スパムとして扱われる可能性があります。そして、ペナルティの対象とされ、サイトの検索ランキングに悪影響を及ぼすのです。
ただ、悪意を持った他社が、評価を下げる目的で質の低いリンクを一気に設置する場合もあります。これを逆SEO対策と呼びます。これを防ぐためには、サーチコンソールなどを活用して定期的に被リンクを監視し、不審な被リンクが見つかった場合は否認することが大切です。
ワードサラダ
ワードサラダとは、関連性のないキーワードを無秩序に並べたコンテンツです。文法的には正しいものの文章がおかしく、意味不明な文章が並べられます。こうしたワードサラダを使用して生成されたページからのリンクも、被リンクとしては避けなければいけません。
以前の検索エンジンは日本語を細かく理解する能力を持っていなかったため、ワードサラダを使っても評価される場合がありました。そのため、サテライトサイトに活用され、そこから被リンクを得ることで評価をあげるという手法があったのです。
ですが、現在の検索エンジンではスパムと見なされる可能性が高く、その手法は通用しません。逆に、評価を下げられてしまいます。
また、サテライトサイトの取り組み自体が、少なからずリスクのある行為です。被リンクは、自演ではなく自然に増えていくのが理想的です。
隠しリンク
隠しリンクとは、ユーザーには見えないように設置されたリンクです。主に以下のような手法が存在します。
- ページの背景色と同じ色のテキストで書く
- 画面外に配置する
- 見えない位の小さな文字で表示する
上記のように、ユーザーの目に触れないようにリンクを仕込むのです。しかし、現在の検索エンジンでは、リンクのスパムとして認識され、WebサイトのSEOに悪影響を及ぼします。
隠しリンクを使用すると、検索結果からのランキング低下どころか排除するペナルティを受けるので、行わないようにしましょう。
低品質な被リンクへの対処法
低品質な被リンクとは、Webサイトの信頼性や権威性を損なうリンクです。検索エンジンによってペナルティの対象となってしまいます。
低品質な被リンクへの対処法は以下の通りです。
- 被リンクの改善をリンク元のウェブマスターに依頼する
- Googleのリンク否認ツールを使用する
上記の方法は、リンク元のWebサイトが信頼できる場合や連絡が取れる場合に有効です。また、問題のリンクを検索エンジンの評価から除外すれば、リンク元に連絡が取れない場合やリンク削除の依頼が拒否された場合に効果があります。
低品質な被リンクへの対処は、SEOにとって重要な作業の一つです。適切な対処をすれば、Webサイトの検索ランキングを守り、最終的にはデータの増加につながるでしょう。
被リンクを増やす際の注意点
SEOにおいて、被リンクは重要な要素の一つです。しかし、被リンクには、注意を払う必要があり、見分け方もこなしておかなければなりません。
被リンクを増やす際の注意点を、3つ紹介します。
- 被リンクの数ではなく質を重要視する
- 被リンクは定期的に確認をする
- 相互リンクのみを目的としたページからは被リンクを受けない
質の高い被リンクを目指して、検索結果でのランキングを向上するためにも、注意していきましょう。
被リンクの数ではなく質を重要視する
被リンクの数が多いことは一見良いように思えますが、実際には被リンクの質が重要です。場合によっては、質が低い10のサイトよりも、質が高い1つのサイトの方が評価を得られる場合もあります。
質の高い被リンクとは、信頼性や権威性、関連性の高いWebサイトです。高い信頼性や権威性をもつサイトからの被リンクは簡単には獲得できないかもしれませんが、関連性の高いサイトは、比較的チャレンジしやすい取り組みです。
まずはサイトをリストアップして、被リンクを獲得するための戦略を企画していきましょう。
被リンクは定期的に確認をする
被リンクの定期的な確認も、SEO対策の重要な取り組みです。特にスパムとみなされるようなWebサイトや関連性の低いリンクがある場合、SEOに悪影響を及ぼす可能性があります。
Googleやahrefsなどのツールでは、被リンクの数や質、リンク元のドメインの権威性などを分析する役割を持ち被リンクのチェックをしてくれます。また、競合他社のサイトとの比較分析を行えるので、自サイトのSEO戦略をより強化できるでしょう。
定期的な被リンクの確認により、リンク切れやスパムリンクなどの問題を発見し、早期に対処ができます。
相互リンクのみを目的としたページからは被リンクを受けない
相互リンクのみを目的としたページからの被リンクは、検索エンジンでスパムと見なされる可能性があります。
適切に行われた相互リンクの設置は、Webサイトの専門性や権威性を高めるので有効です。
しかし、関連性が低いリンクや質の悪いリンクは、ドメインパワーの低下やペナルティのリスクを招く可能性があります。そのため、相互リンクのみを目的とした相互リンク集のページからの被リンクは注意が必要です。
相互リンクを行う際は、事前にどのページにどの表にリンクを設置するのかを確認しましょう。そして、相互リンク集からの被リンクだった場合には、適切な判断が求められます。
被リンクを調べる方法
被リンクを調べるためのツールはいくつかあり、中でも以下の3つは特に人気があります。
- Google Search Console
- ahrefs
- MAJESTIC SEO
上記ツールは、被リンクの確認以外にも、SEO戦略において役立つ機能がついているため、使用することで効果的なWebサイト運営が可能になるでしょう。それぞれのツールを具体的に紹介していきます。
Google Search Console
Google Search Consoleは、Googleが提供する無料のツールです。自身のサイトがGoogle検索結果にどのように表示されているか、ユーザーがどのキーワードでサイトにアクセスしているかを検証できます。
被リンクを調べる方法は、以下の通りです。
- Google Search Consoleを開く
- 「リンク」セクションにアクセスする
- 自分のサイトにリンクしている外部サイトのリストを確認する。
上記により、どのドメインが自分のサイトに最も多くリンクしているか、リンクがどのページに集中しているかを把握できます。Googleは、Webサイトのコンテンツが重要かどうかを判断する際に検証しています。
検索エンジンによるWebサイトの評価を高める上で非常に効果的な手段の一つです。
ahrefs
Ahrefsは、被リンクやキーワード、競合他社のWebサイトの分析など、SEOに関連する多くの機能を提供する有料のSEOツールです。世界中のSEO専門家やマーケティング担当者によく使われています。
サイトエクスプローラー(Ahrefsが提供するSEO競合分析ツール)機能を使用すると、被リンクの質と量を詳細に分析でき、競合他社の被リンク状況も調査できます。また、ドメインレーティングやページランクなどの指標を通じて、リンクの価値を評価することも可能です。
Ahrefsは有料ですが、キーワードの検索ボリュームや新しい被リンクの通知などもできます。SEOを真剣に考えている方なら、Ahrefsを使えばSEOの効果を最大限に発揮できるでしょう。
MAJESTIC SEO
MAJESTIC SEOも、Webサイトでの被リンクを詳細に分析するための強力な有料ツールです。Webサイトがどのように他のサイトからリンクされているかを調査し、リンクの質や量を評価する役割を持っています。
Trust FlowやCitation Flowといった独自の指標を出し、ウェブサイトの信頼性や権威性を数値化する機能もあります。自サイトのリンクプロファイルを改善して、検索エンジンでのランキングを向上させる戦略の作成が可能です。
MAJESTIC SEOは基本有料ですが、無料トライアル版もついています。最新のリンク情報から過去の履歴まで載せ、競合他社のリンク戦略を分析することも可能です。
被リンクとアルゴリズムの歴史
SEOの歴史において、被リンクとアルゴリズムは切っても切り離せない関係です。
2000年代初頭にGoogleが日本でサービスを開始した際、被リンクはSEO対策の中心でした。特に、リンク元のサイトの質や関連性はほぼ重視されず、とにかく数ばかりが重視されたのです。
ですが、大きな方向転換が起きたのが2012年のペンギンアップデートです。このアップデートで、被リンクの質が重視されるようになりました。つまり、コピーサイトやワードサラダのような低品質なサイトからの被リンクは、評価されなくなったのです。むしろ、ブラックハットSEOとしてペナルティの対象となりました。
また、前年のパンダアップデートと合わせて、この頃からコンテンツの質が重視される傾向に変わったのです。
さらに、YMYLやEEATの概念が導入された健康アップデートや、文章の理解力がより向上したBERTアップデートを経て、現在ではコンテンツの質が重視されています。
現在のSEOにおいても被リンクは重要!
現在のSEOにおいても、被リンクは非常に重要な役割をもっています。外部サイトからのリンクがあることで、Googleなどの検索エンジンによってコンテンツが優良であると認識されるからです。
そして、結果的に検索順位が向上する可能性が高まります。特に、関連性が高く権威あるサイトからの被リンクは、SEOにおいて特に価値が高いとされています。
さらに、被リンクの効果を最大限に引き出すためには、一次情報を取り入れた権威あるコンテンツの作成が重要です。他のWebサイト運営者が参照や引用をしたいと感じるような質の高いコンテンツが生まれ、自然に被リンクが増えていくでしょう。
検索結果の上位を目指すためにも、継続的なコンテンツの質の向上とWebサイトの信頼性を高めましょう。
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