
SkyFeed(スカイフィード)の使い方を画像付きで解説!ログインできない原因や設定できる項目を紹介
SkyFeed(スカイフィード)は、Blueskyをより便利に活用するためのツールです。カスタムフィード作成や投稿管理を行うことで、必要な情報を効率良く収集し、SNS運用の成果をアップさせることが可能となります。
しかし、英語の表記であるために基本操作が分かりにくく、SkyFeedに対してハードルを感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、SkyFeedの基本操作から応用的な使い方まで詳しく解説します。英語表記されている各項目の意味についてもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
目次
SkyFeedとは

SkyFeedとは、主にBlueskyのカスタムフィードを作成して興味のあるフィードだけを表示したり、Blueskyを使わなくても投稿やお気に入り登録ができたりなど、便利な機能が搭載されているツールです。
Blueskyはアルゴリズムが存在しない分散型SNSのため、ユーザーの興味や過去の閲覧履歴・いいねを元にしたフィードの最適化が行われません。
しかし、SkyFeedを活用することで、自分にとって必要な情報だけを効率良くまとめられるようになります。
特定のキーワードやアカウントを指定してフィードを作成したり、不要な情報を除外したりすることで、Blueskyをより便利に利用できるでしょう。
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SkyFeedでできること

SkyFeedでできることは、主に「カスタムフィードが作成できる」「新規の投稿」「フォローリストやフォロワーの管理」の3つです。すべて直感的に操作できる使いやすいインターフェースになっており、初めてSkyFeedを利用するユーザーでも簡単に使い始めることが可能です。
それでは、それぞれの機能についてくわしく解説します。
カスタムフィードが作成できる
SkyFeedでは、特定の条件を設定して自分だけのカスタムフィードを生成することが可能です。Blueskyの膨大な投稿から必要なものだけを効率良く抽出できるため、情報収集の手間を大幅に軽減できます。
また、個人利用だけでなく、企業やマーケティングにおける市場調査にも役立つでしょう。
カスタマイズ作業は「Feed Builded」を通じて行われ、条件設定やフィルタリングの精度を細かく調整することができます。そのため、初心者から上級者まで、さまざまなニーズに対応したフィードを作成できます。
新規の投稿
SkyFeedは自分のBlueskyアカウントと連携していることで、フィードを管理するだけではなく、投稿の作成や公開もスムーズに行えるのも特徴です。Blueskyの公式アプリを開かずにSkyFeed上で直接投稿できるため、情報収集と発信を一元化できます。
カスタムフィードの内容を参考にしながら投稿することも可能なため、トレンドに沿った内容も発信しやすくなるでしょう。
その他、画像の投稿や予約投稿もできるため、個人だけではなく企業やマーケティングでの活用も期待できます。また、アカウントの切り替えなども可能です。
フォローリストやフォロワーの管理
SkyFeedはフォローリストやフォロワーの管理も可能です。フォローリストをテーマや興味関心ごとに分類したり、特定のアカウントをミュート・ブロックしたりできるため、よりストレスなく楽しむことができます。
また、フォロワーがどの投稿に多くの反応があるかを分析し、関心を持ってくれているユーザーを把握することもできます。
SkyFeedの使い方

SkyFeedのFeed Builderを使えば、Blueskyのカスタムフィードを簡単に作成できます。ここでは、基本的な使用方法について解説します。
- Blueskyでアプリパスワードを発行する
- 新しいパスワードを作成する
- アプリパスワードを使ってログインする
- 「Feed Builder」から設定を行い「Publish Feed」をクリック
- 内容の説明を入力し「Publish」をクリック
- 内容を変更・更新する場合は「Update Feed」
- カスタムフィードを追加する場合は「Create Feed」をクリック
それでは、ステップごとにくわしく見ていきましょう。
使い方①:Blueskyでアプリパスワードを発行する

まず、SkyFeedを利用するにはBlueskyでアプリパスワードを発行する必要があります。
Blueskyのアカウントにログインしたら設定画面に進み、「プライバシーとセキュリティ」タブから「アプリパスワード」を選択しましょう。
使い方②:新しいパスワードを作成する

続いて、「アプリパスワードを追加」ボタンから新しいパスワードを作成します。作成したパスワードは一度しか画面に表示されないため、メモを取ったりスクリーンショットを保存したりして、安全に保管しましょう。
設定したパスワードはSkyFeedにログインする際に必要となるため、忘れないように注意してください。
使い方③:アプリパスワードを使ってログインする

作成したアプリパスワードを使用して、SkyFeedにログインします。SkyFeedのログイン画面で、Blueskyのユーザー名とアプリパスワードを入力しましょう。
使い方④:「Feed Builder」から設定を行い「Publish Feed」をクリック

「Feed Builder」を開き、新しいフィードの条件を設定しましょう。特定のキーワードやアカウントを指定することで、自分に必要な情報だけをフィルタリングできます。
今回は、「Custom feed」という名前で野球に関する投稿を集めるフィードを作成してみました。
条件の設定は、以下の項目で行うことができます。
Input | 検索対象となるポストを指定 |
---|---|
Remove | 除外したい情報を指定 |
RegEx | 絞り込み条件を正規表現で指定 |
Replace | 関連投稿への置き換え |
Sort | 並び順を指定 |
Limit | 投稿数の表示制限 |
Stash+Pop | 投稿の一時的な退避・復元 |
Remember Posts | 投稿の記憶 |
設定が完了したら、「Publish Feed」ボタンをクリックすることで設定したフィードが公開され、利用できるようになります。
使い方⑤:内容の説明を入力し「Publish」をクリック

フィードを公開する際には内容の説明を入力します。説明を入力することで、時間が経ってから設定を確認する際も、どのような観点で設定したのかを思い出せるようになります。
使い方⑥:内容を変更・更新する場合は「Update Feed」

既存のフィードを更新する場合は、Feed Builderで変更を行い、「Update Feed」ボタンをクリックしましょう。最新の内容がフィードに反映されるようになります。
使い方⑦:カスタムフィードを追加する場合は「Create Feed」をクリック

カスタムフィードを追加する場合は、「Create Feed」をクリックしましょう。用途に応じて複数のカスタムフィードを作成し、それぞれの目的に応じて活用することで、効率良く情報を管理できます。
SkyFeedのFeed Builderで設定できる項目

SkyFeedのFeed Builderでは、さまざまなブロックを使用してカスタムフィードを作成できます。Feed Builderで設定できるブロックは以下が挙げられます。
- Input
- Remove
- RegEx
- Replace
- Sort
- Limit
- Stash+Pop
- Remember Posts
それでは、それぞれのブロックがどのように機能するのかをくわしく解説します。
Input

Inputブロックは、フィードを作成するための始まりとなる設定です。まずは、検索対象となるポストを指定します。検索対象の選択肢として、以下を選ぶことができます。
- Entire Network(全ての投稿)
- Tags(特定のタグを含む投稿)
- Single User(特定のユーザーの投稿)
- List(特定のリストに含まれるユーザーの投稿)
- Feed(自分が作成したフィードかブックマークしたフィード)
- Single Post(特定の投稿)
さらに、「30分前」「7日前」など、検索対象となる期間を指定することも可能です。
Remove

Removeは、フィードから不要な情報を取り除くために使用します。設定できる項目は以下のとおりです。
- Item(指定した種別の投稿)
- Labels(指定したラベル付きの投稿)
- Image Count(画像の添付数が指定した条件を満たさない投稿)
- Like Count(Like数が指定した数を満たさない投稿)
- Reply Count(返信の数が指定した条件でない投稿)
- Repost Count(リポストの数が指定した条件でない投稿)
- Embed(埋め込みがある・ない投稿)
- Duplicates(重複した投稿)
- List of Users(ミュートリストに登録されているユーザーの投稿)
- Language(言語が指定した条件でない投稿)
画像の例では、返信の投稿を除外するように設定されています。特定のキーワードやアカウントを除外することで、目的に合ったフィードを作成できるため、ネガティブな投稿や不要なスパムを除外する際に便利です。
RegEx

RegExでは、正規表現を使って投稿をフィルタリングすることができます。正規表現とは、「Aで始まる文字列」や「ABを含む文字列」といった文字列を指定する方法のことです。
文字列を入力し、Targetでさらに検索対象を指定することができます。
- Post Test(投稿の文章)
- Image Alt Text(添付画像の代替説明文)
- Link(添付URL)
さらに「Invert」の有効化で該当する投稿を除外し、「Case Sensitive」の有効化でアルファベットの大文字と小文字を区別することも可能です。
画像の場合は、「hello,」と「world」を含む投稿の文章を検索するよう設定されています。
Replace

Replaseを使用すると、投稿内のテキストを置き換えることができます。特定のキーワードを別の言葉に変更したい場合に利用しましょう。
設定できる項目は以下のとおりです。
- Parent(返信元に置き換える)
- Root(ツリーになった返信の大元の投稿に置き換える)
- Record(引用元に置き換える)
置き換える対象がない場合はそのまま表示されます。
Sort

Sortは、フィード内の投稿を特定の基準に基づいて並び替える機能です。設定できる基準は以下のとおりです。
- Creation Date(投稿日時)
- Hacker News Ranking(投稿日時とLike数に基づいたランキング)
- Like Count(Like数)
- Reposts Count(リポスト数)
- Reply Count(返信数)
- Random(ランダム)
「Random」以外では、昇順と降順を選ぶこともできます。
Limit

Limitを使用すると、フィードに表示する投稿数を制限できます。他のブロックと組み合わせて、最新の投稿や限られた件数だけを表示したい場合に使用します。画像では、100件を抽出するように設定されています。
Limitブロックを用いて情報量をコントロールすることで、最新の投稿だけの表示が可能です。
Stash+Pop

Stash+Popは、特定の投稿を一時的に退避・復元しておく機能です。「Stash」と「Stash Pop」のブロックをセットで使います。
Stashブロックの手前までの投稿を退避させ、Stash Popブロックで退避させていた投稿を追加し直せば、複数のInputブロックからさまざまな投稿を読み込んでフィードを統合させることが可能です。一度フィードに含めた投稿を編集してから再度後悔する際に便利な機能のため活用してみてください。
Remember Posts

Remember Postsでは、過去にフィード内で使用した投稿を記憶しておくことができます。ただし、ブロックを適用させるためには条件があります。
- 動作させるにはフィードを公開する必要がある
- 常にフィードの最後から2番目に配置する必要がある
上記の機能を活用することで、同じ投稿が繰り返し表示されるのを防ぎ、新しい情報に集中できるようになります。Remember Postsブロックは、フィードの鮮度を保つために効果的な設定といえます。
SkyFeedにログインできない原因と対策

SkyFeedにログインできない場合、主に以下の3つの原因が考えられます。
- 原因①:Blueskyで発行されたアプリパスワードの入力ミス
- 原因②:ユーザー名やメールアドレスなどのアカウント情報が間違っている
- 原因③:SkyFeedやBlueskyのサーバーに問題がある
原因①は、Blueskyで発行されたアプリパスワードの入力ミスです。アプリパスワードではなく、Blueskyを使用する際のパスワードを入力していないか、もしくは大文字・小文字や記号に間違いがないかにも注意が必要となります。
原因②は、ユーザー名やメールアドレスなどアカウント情報が間違っている場合です。Blueskyの設定画面で情報を確認しましょう。
原因③は、SkyFeedやBlueskyのサーバーに問題があるケースです。この場合は、公式サイトやSNSで状況を確認し、復旧を待ちましょう。
SkyFeedを使ってBlueskyをもっと楽しもう

SkyFeedを活用することで、Blueskyの利用がより便利になります。新規投稿ができる他、Feed Builderの機能を使うことで自分の好みに合わせたフィード設定ができるため、Blueskyをより楽しめるでしょう。
Blueskyはまだまだ公開されたばかりのSNSです。しかし、これまでの中央集権型ではなく分散型SNSとして注目を集めているため、使い方を覚えて楽しく運用していきましょう。
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