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不正なドメイン移管を防ぐオースコード!重要性と移管作業の注意点

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オースコード(AuthCode)はドメインを移管するときに、不正を防ぐ目的で発行されている認証コードのことです。Webまわりでは必要不可欠となるオースコードの重要性と注意すべき点について解説します。

オースコードの基本的な特徴

パソコンを操作する男性と鍵のイメージ

オースコードとは、ドメインを移管するために必要なコードであり、主に不正な移管を防ぐ目的で発行されます。ドメイン管理業者によって、「オースコード」「ドメインパスワード」「認証コード」「認証鍵」などと呼ばれているものの、すべて同じ意味です。

オースコードは半角英数字や記号で構成された文字列であり、ドメインを移管するときにドメイン名とともに転入先の管理業者に知らせる必要があります。オースコードは管理業者が発行するものであり、ドメインを移管する目的以外での用途はありません。そのため、通常のパスワードのように定期的に変更をするといった作業は不要です。

ドメイン管理業者を変更する目的

虫眼鏡と電卓

オースコードはドメインを移管するために必要ですが、そもそもどのような目的で移管作業を行うのかを把握しておくことも大切です。一般的に、ドメインの移管を行う理由は2つあげられます。

1つ目は、「サーバーとドメインを一括で管理したい」ときです。サーバーとドメインの管理業者が別々であれば、支払い先が二重になって事務処理が面倒だという場合もあるでしょう。また、セキュリティ面で優れた管理会社に一括して任せたいという場合もあります。

2つ目は、「利用料金を見直したい」といったケースです。ドメインの管理業者によって利用料金は異なるため、移管作業を行うことによってコストを下げられる可能性もあります。

サービス内容も変更となるので、利用料金と照らし合わせて管理業者を選ぶと良いでしょう。

オースコードの発行方法は管理業者によって異なる?

オースコードが必要なときには、ドメインの管理業者に発行してもらう必要があります。

ただ、管理業者によって発行方法も異なるので、移管作業を行う前にあらかじめチェックしておきましょう。一般的には、「メールでの発行」「管理画面で確認」「サポートセンターに連絡」のいずれかの方法でオースコードを確認します。

また、ドメインには有効期限があるので、有効期限が近づいている状態では移管作業が行えません。1カ月程度の有効期限が残っている状態で移管作業を進めたほうが無難でしょう。

「JPドメイン」と「gTLDドメイン」の違いと注意点

キーボードとgTLDドメインのイメージ

ドメインの移管作業を行う前に、現在使っているドメインの種類を把握しておきましょう。

ドメインの種類は大きく2つに分けられており、「JPドメイン」と「gTLDドメイン」があります。

末尾が「.jp」となっているものがJPドメインであり、管理業者が日本であることを示しているのです。その一方で、「.net」「.com」などはgTLDドメインとなります。

JPドメインの場合はオースコードがなくてもドメイン移管作業が行えるものの、gTLDドメインの場合はオースコードが必要です。そして、ドメインを取得してから60日を超えていなければ、gTLDドメインでは移管作業が行えません。これは、ドメインの不正利用を防ぐための措置であるため、あらかじめ念頭に置いておくことが大切です。

転入と転出の手続き

ドメインの移管作業をスムーズに進めるためには、転入時と転出時の手続きを押さえておくことが大切です。ドメインの管理業者によって必要な手続きに多少の違いはあるものの、基本的には同じ仕組みとなっています。

まず、転入時にはオースコードの確認が大切です。新たな管理業者に申し込む場合に必要となるので、早めに問い合わせておきましょう。

そして、転出時には現在ドメインを管理している業者からオースコードを発行してもらい、新たな管理業者に伝える流れとなります。

オースコードを取得して移管作業をスムーズに進めよう!

オースコードは、ドメインの不正利用を防ぐための認証コードであり、ドメインの移管作業を行うときに用います。特に、gTLDドメインを利用している場合には、オースコードがなければ移管作業を行うことができません。基本的な部分を押さえて、スムーズに移管作業を進めてみましょう。

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