Excelのショートカットキーで業務効率を抜群にアップ！絶対に覚えるべき操作を紹介

Excelのショートカットキーを覚えれば、業務効率が今よりもグンとアップします。よく使う作業をショートカットキーで行うようにするだけでも、業務の時間短縮につながります。とはいえ、どんなショートカットキーがあるのか分からないという人も多いはずです。

今回は、ぜひ覚えておきたい、代表的なショートカットキーを紹介します。ショートカットキーを1つでも覚えておくだけで業務効率化に役立つので、ぜひ使ってみてください。

なお、Excelのバージョンによっては反応しない場合もあります。ショートカットが使えなかった場合の対処法も紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。

コピーペーストに関するExcelのショートカットキー

まずはコピーペーストに関する、Excelのショートカットキーを紹介します。

コピーペーストはExcel作業でよく利用する、という人が多いはずです。ショートカットキーを覚えるだけで、マウス操作が減り、業務の効率が格段によくなります。いちいち右クリックをして、コピーや貼り付けを選ぶ必要がなくなるからです。

ここでは、覚えておきたい6つのコピーペーストに関するショートカットキーを紹介するので、Excelを利用する際にぜひ活用してみてください。

選択したセルや範囲をコピーする

選択したセルや範囲をコピーする際は「Ctrl + C」のショートカットキーを利用します。コピーしたいセルや範囲を選択し、「Ctrl + C」を押すだけです。

コピーしたセルや範囲を貼り付ける

コピーしたセルや範囲を貼りつける際は、「Ctrl + V」を使用します。貼り付けたいセルをクリックし、「Ctrl + V」を押すだけです。

選択したセルや範囲を切り取る

選択したセルや範囲を切り取りたい場合は「Ctrl + X」を利用します。切り取りたいセルや範囲を選択したら、「Ctrl + X」を押してください。

コピーしたセルや範囲の値を貼り付ける

コピーしたセルや範囲の値のみを貼り付けたい場合は、「Ctrl + Shift + V」を使用します。貼り付けのショートカットキーに「Shift」キーをプラスすると覚えておきましょう。

ただし、「Ctrl + Shift + V」は新しい機能のため、買い切り版のExcel2021では使用できません。もし使用しているExcelで反応しなかった場合は、「Ctrl ＋ Alt ＋V」のあとにVを押し、最後にEnterで対応しましょう。

コピーしたセルや範囲の書式を貼り付ける

コピーしたセルや範囲の書式のみを貼り付けたい場合は、「Ctrl + Alt + V」を使用します。貼り付けのショートカットキーに「Alt」キーをプラスすると覚えておきましょう。

もし反応しなかった場合は、コピーしてから右クリックでメニューを表示し、「形式を選択して貼り付け」「値」で対応する方法もあります。

コピーしたセルや範囲の数式を貼り付ける

コピーしたセルや範囲の数式のみを貼り付けたい場合は、「Alt + E, S, F」を使用します。貼り付けのショートカットキーに「Alt」キーをプラスすると覚えておきましょう。

もし反応しなかった場合は、コピーしてから右クリックでメニューを表示し、「形式を選択して貼り付け」「値」で対応する方法もあります。

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セルやシートの移動・選択に関するExcelのショートカットキー

ここでは、セルやシートの移動・選択に関するExcelのショートカットキーを紹介します。

セルやシートの移動や選択がショートカットキーでできるようになると、移動の際にマウスを使う必要がなくなりますし、セルをまとめて移動させたいときにも即座に対応できるようになります。

ここでは10個のショートカットキーを紹介します。どれも便利なショートカットキーなので、ぜひ覚えて、Excelを使う際に利用してみてください。

前のシートに移動する

前のシートに移動する際は「Ctrl + Page up」のショートカットキーを使うと、簡単に移動することができます。

次のシートに移動する

次のシートに移動する際は、「Ctrl + Page down」のショートカットキーを使うと、簡単に移動することができます。

シートを追加する

シートを追加したい場合は、「Shift + F11」のショートカットキーを利用することで、簡単にシートが追加できます。

指定の方向に一括移動する

指定の方向に一括移動したい場合は、「Ctrl + 矢印」を押すと、一括で移動ができます。矢印は、指定の方向を指しています。

指定の方向にセルを範囲選択する

指定の方向にセルを範囲選択する場合は、「Shift + 矢印」のショートカットキーを使います。始点をクリックし、「Shift」キーを押しながら矢印で選択したいセルまで移動するだけです。

指定の方向に一括移動しながらセルを範囲選択する

指定の方向に一括移動しながら、セルを範囲選択したい場合は、「Ctrl + Shift + 矢印」を利用してください。

全選択をする

全選択をする場合は、「Ctrl + A」のショートカットキーを利用します。これにより、シートを全て選択することができます。

上のセルを下にコピーする

上のセルを下にコピーしたい場合は、「Ctrl + D」のショートカットキーを利用します。セルを2つ以上選択することで、コピーが可能になります。

左のセルを右にコピーする

左のセルを右にコピーする場合は「Ctrl + R」のショートカットキーを利用します。コピーしたいセルが複数ある場合は、その分セルを選択してください。

行か列を追加する

列を追加する場合は、「Ctrl + Shift + ;」のショートカットキーを利用します。列を追加したい部分をクリックして、ショートカットキーを押してください。

入力に関するExcelのショートカットキー

ここからは、入力に関するExcelのショートカットキーを紹介します。

たとえばセルを編集状態にしたり、選択したセル内で改行を挿入したりと、業務を効率的に使う上で便利なショートカットキーばかりです。覚えておけば、Excelの作業がよりスムーズに進んでいきます。

ここでは10個のショートカットキーを紹介します。どれも使いやすいショートカットキーばかりなので、ぜひ覚えて、日ごろの業務に役立ててみてください。

セルを編集状態にする

セルを編集状態にする場合は、編集したいセルを選択したうえで「F2」を押してください。すぐにテキストが打ち込めるようになります。

選択したセル内で改行を挿入する

選択したセル内に改行を挿入したい場合は、「Alt + Enter」を押します。これでセル内で改行ができるようになります。

直前の操作を取り消す

直前の操作を取り消す場合は「Ctrl + Z」を利用します。直前の操作が取り消され、前の状態に戻すことができます。

今日の日付を入力する

今日の日付を入力したい場合は、入力したいセルをクリックしたうえで、「Ctrl + ;」のショートカットキーを利用します。

現在の時刻を入力する

現在の時刻を入力したい場合は、入力したいセルをクリックしたうえで「Ctrl + :」のショートカットキーを利用します。

書式設定を開く

書式設定を開きたい場合は、「Ctrl + 1」のショートカットキーを利用します。書式設定をすぐに開くことができます。

フィルターボタンを表示する

フィルターボタンを表示したい場合は、「Ctrl + Shift + L」のショートカットキーを利用します。

SUM関数を入力する

SUM関数を入力する場合は「Shift + Alt + =」を利用します。このショートカットキーを利用したあとに任意のセルを選択すれば、セルの数値も入力されます。

検索をする

シート上で検索を行いたい場合は、「Ctrl + F」を利用します。ショートカットキーを利用すると検索ボックスが表示されるので、検索したいワードを入力してください。

置換をする

置換をしたい場合は、「Ctrl + H」のショートカットキーを利用します。検索したい文字と置換えたい文字を入力することで、置換ができるようになります。

Excelのショートカットキーをマスターして業務を効率化させよう

Excelのショートカットキーをマスターすれば、業務の効率化に非常に役に立ちます。

今回紹介したコピーペーストや入力の作業は、普段から利用することが多い作業です。ショートカットキーで業務が効率的にできるようになれば、マウスをいちいち動かす必要もなくなり、業務の時間短縮にもつながります。

ショートカットキーは、1つ覚えておくだけでも便利です。今回紹介したショートカットキーの中で、どれか1つでも覚えてぜひ使ってみてください。