Facebook(フェイスブック)ページとは?作り方や効果的な運用方法を解説!マーケティングに最適!
情報を気軽に発信できるSNSは、近年、個人・法人問わず多くの人が利用しています。アカウントの開設から運用まで基本的には無料で行えるため、企業や個人のブランディング、マーケティングに欠かせないツールとなりました。
中でも今回は、「Facebookページ」の作り方や効果的な運用方法をご紹介します。Facebookページは、個人アカウントとは別に、企業や自治体などが情報発信やユーザーとの交流を目的に開設するページのこと。
ぜひこの記事を参考にしながら、マーケティング戦略の一つとして、Facebookページを活用してみてください。
目次
Facebook(フェイスブック)ページとは?
Facebookページとは、Facebook上に無料で開設できる企業や自治体のブランドページのようなものです。宣伝などの情報発信や交流のために使われます。広告配信や予約投稿など、ビジネスに特化した機能を持っていることから、「Facebook ビジネスアカウント」とも呼ばれています。
Facebookページは、個人アカウントを持っていれば、誰でも簡単に始めることができます。
個人アカウントの違いは?Facebook(フェイスブック)ページの5つの特徴
「Facebookページ」は、ビジネスSNSとして優秀な機能を備えています。では、どういった点が個人アカウントと違うのでしょうか?その特徴を3つご紹介します。
特徴①:「インサイト」機能の搭載
Facebookページ最大の特徴は、「インサイト」と呼ばれるアナリティクス機能です。ユーザーに向けて発信した情報がどのくらい閲覧されているか、どのようなユーザー層に見られているか、などを分析することができます。
これは、Facebookをマーケティングに活用するうえでのおすすめ機能のひとつ。同業他社を「競合ページ」に指定することで、パフォーマンスの比較を行うことも可能です。市場調査にも役立つ非常に優秀な機能を備えています。
特徴②:複数人での管理が可能
Facebookページは、複数人で管理することができます。マーケティング担当が複数名いても全員でページを運用することができるので、作業を分担して負担を軽減させることが可能です。また、同じ管理者でも権限に差異をつけたい場合は、段階を選んで指定することが可能。役職や業務内容、担当領域に応じてそれぞれ異なる権限を与えることができます。
特徴③:Googleの検索結果にも表示される
FacebookページはGoogleの検索結果にも表示されるため、より多くのユーザーに投稿を閲覧してもらうことができます。一方、個人アカウントでの投稿が検索に表示されることはありません。情報を検索結果に載せたい場合は、Facebookページを活用しましょう。
特徴④:誰でも閲覧可能
Facebookページは誰でも閲覧することが可能です。
アカウントにログインしていないと、他人のFacebookアカウントを閲覧できない個人アカウントを使うよりも、Facebookページはマーケティングに向いているといえます。
個人アカウントで掲載した文章や写真はFacebookを使っていない人には見ることができません。それに対して、FacebookページはFacebookを使っていない人でも閲覧可能です。
特徴⑤:投稿記事をFacebook広告として出稿することができる
Facebookページでは、投稿した内容をFacebook広告(有料)として、出稿することができます。
一方、個人アカウントでは、広告を出稿することができません。広告を出稿したいならば、Facebookページを活用しましょう。
Facebook(フェイスブック)ページの作り方
ここでは、Facebookページの作り方をご紹介します。個人のアカウントを持っていれば、必要事項を入力するだけで簡単に作成できます。「Facebookページ(ビジネスアカウント)を作成したいが、まだ個人アカウントを持っていない」という方は、まず個人アカウントを作るところから始めてください。
個人アカウントの作り方
《PCの場合》
①Facebookにアクセスし、「新しいアカウントを作成」を選択
②下図の項目に情報を入力
③登録したアドレスに届く確認メールに記載されたリンク先から本登録
④個人アカウントの作成完了
《スマートフォンの場合》
①Facebookアプリをダウンロードする
②「新しいアカウントを作成」をタップ。
③自分の名前、メールアドレスまたは携帯電話番号、パスワード、生年月日、性別を入力し、「登録」をクリックします。
※アカウントの作成を完了するには、メールアドレスまたは携帯電話番号を確認する必要があります。
Facebookページの作り方
《PCの場合》
①こちらのページにアクセス
(個人アカウント画面の上部「+」から「ページ」を選択してもアクセスできます)
②ページ名(企業名やブランド名など)を入力し、サービス内容をカテゴリのプルダウンから選択
※カテゴリは最大3つまで登録することができます。
(例)ページ名:SGマート カテゴリ:Eコマースサイト
③Facebookページの作成完了
④プロフィール写真やカバー写真、サービス紹介文、住所など掲載したい項目を追加
※公式サイトによると、プロフィール写真のサイズはPC:176×176px/スマホ:196×196px/フィーチャーフォン:36×36px です。円形にトリミングされます。
カバー写真は、少なくとも幅400px×高さ150pxが必要です。幅851px×高さ315pxで、100キロバイト未満のsRGB JPGファイルだと読み込み時間が短縮されます。
カバー写真は左揃えで表示されるため、(アスペクト比は16:9)部分的にプロフィール写真に隠される形になります。
⑤CTAボタンを追加
※ボタンに付与する機能は以下の7種類からひとつ選ぶことができます。
1.予約する
2.お問合せ
3.アプリを利用
4.ゲームをプレイ
5.購入する
6.登録する
7.動画を見る
《スマートフォンの場合》
①アプリ画面右下にある三本線を選択
②画面中ほどにある「ページ」を選択し、「+作成」をクリック
③ページ作成画面になったら「利用を開始」を選択
④サービス内容をカテゴリから選択し、ページ名を設定
(例)ページ名:SGマート カテゴリ:Eコマースサイト
⑤プロフィール写真とカバー写真を設定し登録完了
Facebook(フェイスブック)ページの設定変更
Facebookページを開設したら、どんどん運用をしていきましょう。その際、「社名変更やブランド名変更に合わせてページ名も変えたい」「マーケティングチームの人数が増えたから管理者を増やしたい」といった状況が生じるかもしれません。
これらの仕様変更は簡単に行うことができます。企業アカウントは、PCで利用することの方が多いと思うので、ここではPCからの変更方法を解説します。
ページ名の変更方法
ページ名を変更する手順は難しくありませんが、変更できない状況もあるので注意が必要です。注意点も解説するので、あわせて確認してみてくださいね。
①名称を変更したいページを開く
②左のメニューから「ページ情報を編集」を選択
③変更したい名前を入力し、変更リクエストを送信して完了
●ページ名変更の注意点
下記に該当する場合、ページ名の変更が許可されない場合があります。
・管理者権限のない者が、ページ名の変更をリクエストしたい場合
・ページ名を変更してから7日間が経過していない場合
・Facebookのポリシーに違反している、または違反した場合
イレギュラーな対処が必要であれば、直接Facebookのカスタマーサービスへ問い合わせてみましょう。
管理者の追加方法
管理者として追加されると、新規記事の投稿やページの更新が可能になります。管理者が複数人いれば、負担を分散させたうえでより積極的にアカウントを運用することもできるでしょう。
①左側のメニューより「設定」を選択
②左側のメニューより「新デザインのページ」を選択
③左側のメニューより「ページアクセス」を選択してから、右上の「追加」を選択
④入力欄に追加したいユーザーの名前かアドレスを入力
※Facebookの個人アカウントを持っているユーザーでないと追加できません。
⑤該当する役割を選択し、追加
⑥追加されたユーザーが招待を承認したら追加完了
Facebook(フェイスブック)ページの効果的な運用方法
Facebookページは、ビジネスにおいてさまざまな可能性を秘めているツールです。効果的に活用することで、ファンの獲得や売上の拡大につなげられます。
Facebookページを効果的に活用するために大切なのは以下の3つです。
・Facebook広告を活用する
・インサイトを使ってPDCAを回す
ビジネスにおける効果を高めるには、ユーザーの気持ちを掴むことが大切です。
ユーザーの存在を意識して運用する
Facebookページの運用においては、ユーザーの存在を意識しましょう。
例えば、宣伝の投稿ばかりを流し続けていては、ユーザーは辟易してしまうでしょう。自社の商材がユーザーの目に触れる機会を増やせたとしても、興味を持ってもらえないのでは意味がありません。ユーザーの視点に立ち、「ユーザーにとって有益な情報とは何か」ということを念頭に置いたうえで投稿内容を考えることが重要です。
また、ユーザーと積極的にコミュニケーションを取ることも有効です。企業やサービスのページには、あえて人間味を出さないスタンスで運営しているものも少なくありません。そのため、企業やサービスのページでありながら、興味を持ってくれているユーザーに対してコミュニケーションを取りに行くことで、ユーザーの印象にも残りやすくなるでしょう。
顧客を動かしたいという気持ちはマーケティングの基本です。Facebookページにおいても、その先にいるユーザーのことを考えて運用することにより、発信や商材が誰かの心に届く可能性を高められるでしょう。
Facebook広告を活用する
Facebookページがフォロワーに対して企業やサービスの情報を届けられるのに対して、Facebook広告は不特定多数のユーザーに届きます。認知拡大や新しいユーザーの獲得を目的としている場合、効果的な手段といえるでしょう。
また、Facebook広告で獲得したユーザーをFacebookページに誘導し、より深いコンテンツに触れてもらったり、交流を深めたりすることで、ライトユーザーをファンへと育成することもできるでしょう。
フィードにも表示され、多くの人の目に留まりやすいFacebook広告を活用することで、Facebookページの可能性がさらに広がります。
▼合わせて読みたい記事
Facebook広告とは?出稿のやり方や料金の仕組み・成功する運用のポイントを解説!
インサイトを使ってPDCAを回す
Facebookページには「インサイト」という機能があります。これはフォローしてくれているユーザーの属性や投稿への反応をはじめ、さまざまなデータを抽出して分析できる機能です。
インサイトで得たデータをもとに施策を実行し、またその施策の効果をインサイトで分析し、さらに施策をブラッシュアップする。このように、インサイトで得られた情報をもとにPDCAを継続的に回していくことで、Facebookページをユーザーが求めているかたちに近づけていくことができます。
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Facebook(フェイスブック)ページを活用してみましょう!
Facebookページは、WEBに関する知見やサイト制作の知識などがなくても、簡単に作成することができます。しかし、せっかく作成しても運用していかなければ、マーケティングの効果は得られません。ページの作成後は、いかに運用→改善を繰り返していくかがとても重要です。
また、FacebookはInstagramとも連動できるため、Facebookページを作成することでより幅広いマーケティング活動を行うことができ、また、ユーザー獲得の間口を広げることもできますよ。
一時代を築いたSNSとして、現在もビジネスにおける存在感を放つFacebook。ページ作成がまだの方は、ぜひ新しいビジネスツールとして活用してみてください。
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