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firestorage(ファイヤーストレージ)とは?使い方や安全性を解説

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1ヶ月に800万人以上が利用(公式名言)していると言われるオンラインストレージ「firestorage(ファイヤーストレージ)」。名前を耳にしたことある人は多いのではないでしょうか。

無料でもファイル制限がないことから、個人からビジネス利用まで様々な用途で利用されています。企業向けの高セキュリティプランも用意されているので、用途に合わせて見合ったプランを選べることも魅力の1つです。

本記事では、firestorageの基本的な使い方や料金プラン、ダウンロードできない場合の対処方法や安全性についてわかりやすく解説しています。どんなサービスなのか気になっている人は、ぜひ参考にしてください。

firestorage(ファイヤーストレージ)とは

firestorage(ファイヤーストレージ)とはのイメージ画像

firestorage(ファイヤーストレージ)とは、大容量ファイルを簡単に共有できるオンラインストレージです。2008年に日本のロジックファクトリー株式会社がサービスの提供を開始しました。

そもそもオンラインストレージとは、インターネット上に設けられたデータの保管場所を示す言葉です。フルカラーの資料や高画質の画像、動画など、メール添付では容量オーバーになってしまうような重たいデータファイルを手軽に共有・保管することができます。

firestorageの特徴

firestorageの主な特徴をまとめました。

  • 無料プランでも容量無制限
  • 国産サービスで安心できる
  • 用途に合わせてプランを選べる

とくに、会員登録不要の無料プランでも容量無制限で利用できる点は、firestorageを使う最大のメリットと言えるでしょう。1ファイルあたり最大2GiB(1GiB=1,024MB)までという制限がありますが、容量自体は無制限です。複数のファイルをまとめて共有できます。

また、日本企業なうえ、データセンターも国内にあるという安心感。海外の製品を使うよりは、まず使ってみるかと思う人はいるはずです。プランに関しては、この後の料金説明で紹介します。

firestorageの料金プラン

ファイアストレージ料金プラン

firestorageの料金プランは、法人プランを含めると計5種類あります。そのうち2プランは完全無料となります。

未登録会員の無料プランでは、オンラインストレージ機能のみが使えます。会員登録ありの無料プランは、海外版の利用・メールサポート・photostorageの利用ができるようになります。個人利用、データ共有だけしたい人であれば無料で十分です。

有料プランは、ストレージ保存やダウンロード追跡したい人向けです。法人向けはさらに、管理者メニュー・ログ管理・電話サポートなどの特典が追加されます。完全に有料版はビジネス向けと考えて良いでしょう。

受け取る側の有料プランもある

firestorageには、受け取る側の有料プランがあります。「ウケトルPro」という別サービスの利用ができるようになるものです。大量のデータを頻繁に受け取るのであれば、工数削減できるので導入してみても良いかもしれません。

firestorageとギガファイル便の主な違い

firestorageとギガファイル便の主な違いは「利用料金プラン」「ダウンロード期間」「安全性」です。

firestorageは無料・有料プランがあり用途によって選べますが、ギガファイル便は広告収入で利益を得ているのでオンラインストレージに関しては完全無料です。また、ダウンロード期間にかなりの差があります。firestorageは最大7日間に対して、ギガファイル便は最大100日。

安全性に関しては、firestorageのほうに軍配があがります。有料プランでSSL暗号化、履歴確認・ログ管理などができるようになるからです。ビジネスで重要なデータを共有するならfirestorageがおすすめです。

firestorage(ファイヤーストレージ)の基本的な使い方

firestorageの基本的な使い方を解説していきます。

  • 使い方①:ファイルをアップロード
  • 使い方②:共有相手にダウンロードURLを送信
  • 使い方③:ファイルのダウンロード

使い方①:ファイルをアップロード

firestorageのファイルアップロード方法1

firestorage」のサイトを開き、トップに出てきた画面の「ファイルをここでアップロード」にチェックを入れてください。

firestorageのファイルアップロード方法2

ファイルの保管期間は、時間単位から最大7日間まで設定できます。好きなものを選びましょう。

firestorageのファイルアップロード方法3

パスワード設定は任意です。設定する場合は、好きな英数を10桁まで入力してください。画像では「aaa」と入力していますが、セキュリティ面を考えると安直な文字の羅列は避けたほうが良いです。

firestorageのファイルアップロード方法4

最後にアップロードしたいファイルをドロップしてください。下にある「+ファイルを選択してアップロード」ボタンからファイル指定することもできます。あとは、全ファイルがアップロードされるのを待つだけです。

firestorageのファイルアップロード方法5

ちなみに「さらに高度な機能を使う」にチェックを入れると、「まとめてダウンロード」「コメント挿入」「アップロード終了時にアラート」の機能が使えるようになります。いずれも自由に選択できる項目なので、必要に応じて設定しましょう。

使い方②:共有相手にダウンロードURLを送信

共有相手にダウンロードURLを送信1

アップロードが完了すると、画面下にダウンロードURLの発行画面が表示されます。URLは通常版と短縮版の2種類ありますが、遷移先は同じなので、使いやすい方をコピーしてください。

共有相手にダウンロードURLを送信2

上記の画像はメールでの例ですが、LINE・SNSのDM・メールなど連絡しやすいものにURLを貼り付けて相手に共有しましょう。これで、ファイル共有は完了です。

使い方③:ファイルのダウンロード

次は、相手からfirestorageのダウンロードURLをもらった際の受け取り方法を紹介します。

firestorageのファイルのダウンロード方法1

ダウンロードURLにアクセスをし、表示された画面の「ダウンロードページを開く」ボタンをクリックしてください。

firestorageのファイルのダウンロード方法2

パスワード設定されている場合は、事前に送信者にパスワードを確認し、それを入力して「送信」ボタンをクリック。

firestorageのファイルのダウンロード方法3

ファイル名または「ダウンロード」ボタンをクリックすると、自動的にダウンロードが始まります。無事ダウンロードが終了すれば、ファイルの受け取りが完了です。

ダウンロードができないときの原因と対処方法

ダウンロードができないときの原因と対策のイメージ

実際にfirestorageを利用してみると、以下のような理由によりファイルをダウンロードできない可能性があります。

  • 誤ったURLにアクセスしている
  • ファイルのダウンロード期限が過ぎている
  • ファイルが破損もしくは削除されている
  • アクセス制限がかかっている
  • セキュリティシステムでブロックされている

ファイルのダウンロードができない時は、これから紹介する3つの対処方法のいずれかを試してみてください。

対処法①:送信者に確認・再対応してもらう

firestorage経由でファイルを受け取る際、「URLが間違っている」「ファイル破損もしくは削除」されている場合は送信者に確認・再対応してもらいましょう。

正確なダウンロードURLは「https://firestorage.jp/download/~」か「https://xfs.jp/~」から始まるURLとなるため、これに該当しない場合や「ダウンロードURLが違います」と表示されます。

「ファイルが破損しています」「ダウンロードファイルがありません」などの表示が出る場合は、再アップロードしてもらわないと受け取りができません。

対処法②:時間をおいてから再度アクセス

ダウンロードページにアクセスした際に、「接続数エラー」または「サーバーが込み合っている」と表示される場合やダウンロード速度が異常に遅い場合は、アクセス制限がかかっている可能性が高いです。

この場合は、一定時間が経過するとアクセス制限が解除されるため、少し時間をおいてからアクセスしてみましょう。休日もしくは夜にアクセス制限がかかるケースが多いです。

対処法③:別のファイル転送サービスを利用

上記の方法を試してもダウンロードができない場合は、firestorage以外のファイル転送サービスを利用した方がスムーズかもしれません。

以下の記事で、おすすめのファイル転送サービスを紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

firestorage(ファイヤーストレージ)の安全性について

https://www.sungrove.co.jp/wp-content/uploads/2021/06/firestorage16.jpgのセキュリティ対策イメージ

firestorageは公式で「セキュリティページ」を作成して公開しているほど、セキュリティに力を入れているので危険性は低いと言えるでしょう。主に以下のような対策をしています。

  • 24時間365日体制でセキュリティ監視
  • アップロード時にウイルスチェック
  • ダウンロードパス設定
  • 有料プランでSSL暗号化送信が可能
  • 法人プランはRAID6採用

それぞれについて簡単に解説していきます。

24時間365日体制でセキュリティ監視

firestorageは、国内のデータセンタで24時間365日セキュリティ監視が行われています。以上が発生しても迅速な復旧作業が可能ですし、停電等による非常時の対策も自家発電装置から電力供給するなどの徹底ぶりです。

アップロード時にウイルスチェック

ファイルアップロード時に自動的にウイルスチェックを行っています。ウイルスを保持しているファイルはこの時点で弾かれるため、手元に届くファイルは安全性が高いと考えられるでしょう。

ちなみに受け取る側も、ダウンロード時に手動でウイルスチェックができる機能が備わっています。

ダウンロードパス設定

使い方でも説明しましたが、ファイルアップロード時にダウンロードパスワードを設定できます。万が一URLが外部に流出しても、パスワードを持っていない限り開かれるリスクは少ないはずです。

アップロードする側も複雑なパスワードを設定し、さらにセキュリティ強化を行いましょう。

有料プランでSSL暗号化送信が可能

有料プランでは、ファイルのアップロード・ダウンロードなど全ての操作でSSL暗号化が適応されます。安全性が向上するため、ビジネス利用を想定している方は有料プランへのアップグレードがおすすめです。

法人プランはRAID6採用

法人プランではさらにセキュリティが強化されています。「RAID6」という、データを4つ以上のハードディスクに分散するものが採用されています。万が一、第三者が情報を抜き取っても、元データが原型をとどめないほどバラバラにされているので構築できません。これにより、機密情報などの重要な書類を安全に共有することが可能となります。

firestorageは簡単操作&厳重なセキュリティ対策が魅力!

firestorageの魅力をまとめるイメージ
firestorageはシンプルな操作性と万全のセキュリティ対策を兼ね備えているため、個人利用とビジネス利用の双方で活用できます。

効率よく使いこなすためのコツは「プラン選択」。プライベート利用なら未登録会員、コストをかけずに便利機能を使いたい場合は無料会員、万全のセキュリティ対策を求めるなら有料プランか法人プランといったように、自身に合ったプランを選択することが大切です。

利用ユーザー月間800万人以上と多くの人に信頼されているfirestorage。データ転送サービスの利用を検討している方は、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

ながた
編集プロダクションで旅行ガイドブックの取材・制作に携わった後、Webライターの道へ。お酒と激辛料理をこよなく愛するインドア派。シーズン中はもっぱら野球観戦。

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