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無料で使えるレンタルサーバーおすすめ3選! 有料との違いと注意点

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サーバーに関わるコストを抑え、管理の手間を削減してくれる「レンタルサーバー」。自社でサーバーを管理するよりもコストを抑えることができますが、用途によっては、よりいっそうコストを抑えたいと考える方もいるのではないでしょうか。

そういった方におすすめなのが、無料レンタルサーバーです。一方、無料レンタルサーバーはコストがかからないことから、サービス内容やセキュリティに不安を感じてしまう方もいるでしょう。

そこで今回は、無料レンタルサーバーについて、有料のレンタルサーバーとの違いや使用する場合の注意点を解説するとともに、おすすめのサービスを紹介します。

無料レンタルサーバーと有料レンタルサーバーの違いとは

ここでは無料と有料のレンタルサーバーの比較を行います。

広告表示の有無

ほとんどの無料レンタルサーバーでは、サイトに広告が表示されます。これは無料分の費用を広告によって補うためです。ただし、サービスによってはパソコンなら表示されないといった場合もあるので、上手く使い分けることができれば煩わしさを最小限に抑えることができるかもしれません。

費用

無料レンタルサーバーの最大のメリットと言ってもいいのが、費用を抑えられることです。無料レンタルサーバーのサービスが終了したり、規約が変更されたりしない限りは無料で使い続けることができます。初期費用がかからない分、気軽にサイトを立ち上げることができるので、試験的にサイトを運用する場合にも向いています。

サポートの有無

無料レンタルサーバーでは、サービスの費用を抑えるべく、サポートを提供していないことがあります。不明点やトラブルがあった場合は各サービスの公式サイトなどで対処法を探す必要があります。ただし、サーバーに障害が発生したなど、運営側に原因がある場合は緊急の連絡が可能となっている場合もあります。

ディスク容量

ディスク容量は、画像や動画などのファイルを格納する場所の容量です。この容量によって作成できるサイト数やページ数が決まってきます。ほとんどの無料レンタルサーバーが上限を1GBまでとしており、複数サイトを運営する場合や、動画コンテンツを大量に扱う場合は難しいかもしれません。

SSLに対応しているかどうか

SSLは通信暗号化技術のことで、ブラウザとサーバー間のデータ通信を暗号化し、セキュリティを強固にする役割があります。多くの無料レンタルサーバーでは非対応です。非対応の場合、URLバーに「保護されていない」といった文言が表示され、ユーザーからの信頼度を下げてしまう恐れがあります。また、SSL対応ページはSEOにも有利に働くので、念頭に置いておく必要があるでしょう。

無料レンタルサーバーを使用する際の注意点

ここからは無料レンタルサーバーを使用する際の注意点を紹介します。

サイトの規模

先述したように、無料レンタルサーバーはディスク容量が多くありません。コンテンツの種類や量、今後の展開などを事前に把握して使用を検討しましょう。

商用利用の可否

無料レンタルサーバーは、商用利用が不可の場合があります。商用に利用できない場合、アフィリエイト広告を掲載することができないので、注意してください。

運営会社の信頼感

無料レンタルサーバーの場合、有料レンタルサーバーに比べ、運営側が突然サービスを終了するリスクが高いと言えます。無料プランがどのくらい続いているのか、運営会社は信頼できる会社であるかどうかといったことも確認しておくといいでしょう。

独自ドメインの使用有無

サーバーが提供する無料ドメインを使用する場合、サーバーを変更する場合やサービス終了時に使えなくなってしまいます。独自ドメインであればサーバーに依存しないので、サーバーを変更した場合でもドメインを変更する必要はありません。サイトを長期的に運用する見通しの場合は、独自ドメインの取得を検討しておいた方が良いでしょう。

WordPressが使えるかどうか

無料レンタルサーバーでは、WordPressの使用が不可になっていることがあります。使用できるプランと使用できないプランが用意されている場合もあるので、細かく確認することをおすすめします。

サーバーの安定性

サイトの表示が遅いと離脱率が高くなるだけでなく、SEOにも影響します。また、接続が不安定でサイトに接続できないということは避けなければなりません。実際に使用してみないとわからない部分でもありますが、事前に無料レンタルサーバーの評判や、公式サイトのお知らせなどを確認しておくといいでしょう。

おすすめの無料レンタルサーバー3選

XFREE(エックスフリー)

XFREE

公式サイト:https://www.xfree.ne.jp

「XFREE」は、エックスサーバー社が運営している無料レンタルサーバーです。「HTMLサーバー機能」「PHP・MySQLサーバー機能」「WordPress機能」という3つのプランがあるのが特徴で、用途に合わせて選ぶことができます。

例えば、静的ページのみを作りたい場合は「HTMLサーバー機能」プラン、動的なページを作りたい場合は「PHP・MySQLサーバー機能」プランということになります。WordPressを使用している方であれば「WordPress機能」がおすすめです。

また、それぞれのプランでディスク容量や使用できる独自ドメインの数が異なります。下記を参考に見てみましょう。

  HTMLサーバー機能 PHP・MySQLサーバー機能 WordPress機能
ディスク容量 1GB 1GB 2GB
独自ドメイン 1個 1個 1個
サブドメイン 50個 50個 50個
サポート なし なし なし
広告表示 なし あり あり
PHP PHP5 / PHP7の
バージョン切り替え可
PHP5 / PHP7の
バージョン切り替え可
なし
MySQL なし 5個 5個
データベース容量
(制限値)
50MB 50MB 1000MB
SSL なし なし ダッシュボードへのアクセスにおいて設定可能  
メールアカウント なし なし なし
WordPress なし あり あり

広告は「PHP・MySQLサーバー機能」「WordPress機能」のプランで表示されます。「HTMLサーバー機能」のプランでは表示されませんが、3ヶ月以上の利用がないと広告が表示されます。広告はスマートフォン、またはタブレット端末でサイトにアクセスした場合に表示されます。パソコンでアクセスした場合は表示されません。広告の種類は画面下部に表示されるバナー広告です。

StarServerFree(スターサーバーフリー)

StarServerFree

公式サイト:https://www.star.ne.jp/free/

「StarServerFree」は、ネットオウル社が運営している無料レンタルサーバーです。こちらも「フリー」「フリー 容量増加」「フリー PHP+MySQL」という3つのプランが用意されています。WordPressを使用したい場合は「フリー PHP+MySQL」プラン、そうでない場合は「フリー」プラン。もう少しディスク容量が欲しいという場合は、「フリー 容量増加」プランを選ぶと良いでしょう。

また、それぞれのプランでディスク容量や使用できる独自ドメインの数が異なります。下記を参考に見てみましょう。

  フリー フリー 容量増加   フリー PHP+MySQL
ディスク容量 2GB 4GB 2GB
独自ドメイン 1個 1個 1個
サブドメイン 50個 50個 50個
サポート なし なし なし
広告表示 なし あり あり
PHP なし なし あり(一部制限あり)
MySQL なし なし 1個
データベース容量
(制限値)
なし なし 50MB
SSL なし なし なし  
メールアカウント なし なし なし
WordPress なし なし あり

広告は「フリー 容量増加」「フリー PHP+MySQL」のプランで表示されます。「フリー」のプランでは表示されません。広告はスマートフォン、またはタブレット端末でサイトにアクセスした場合に表示されます。パソコンでアクセスした場合は表示されません。広告の種類は画面下部に表示されるバナー広告です。

XREA(エクスリア)

XREA

公式サイト:https://www.xrea.com

「XREA」は、GMOデジロック社が運営する無料レンタルサーバーです。多くの無料レンタルサーバーでは対応していないサポートとSSLに対応しており、機能面が充実しています。なお、同じサイト内に有料プランが含まれているので、申し込み間違いに注意してください。

  • ディスク容量:1GB
  • 独自ドメイン:10個
  • サブドメイン:可
  • サポート:あり(メール、チャット)
  • 広告表示:あり
  • PHP:対応
  • MySQL:1個
  • データベース容量(制限値):1GB
  • SSL:対応
  • メールアカウント:なし
  • WordPress:対応

広告はパソコン、スマートフォン、タブレットなどあらゆる端末で表示されます。広告コードを挿入する必要がありますが、表示場所は選ぶことができます。

無料レンタルサーバーは用途に合わせて選択すべし

無料のレンタルサーバーは、機能を最低限コンパクトにすることで、気軽に利用できる「無料」という運用コストを実現しています。しかし、無料を優先したことで、使いたい機能がないという状況は本末転倒と言わざるをえません。

無料レンタルサーバーの利用は積極的に検討したいところですが、必要な機能が足りていない場合は、無理せずに有料レンタルサーバーの利用がおすすめです。

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この記事を書いた人

RYUICHI ARAI
神奈川県出身。いきなりフリーランスとしてキャリアをスタートさせ、スポーツ関連の記事を執筆。過去にはHIPHOPライターとしても活動。ライター 以外にもコンテンツ制作や編集などの仕事も行う。趣味はフィールドワーク。

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