
ホームページを活用した売上アップの5原則とは?取り組むべき施策と改善のポイントを解説!
安定的な売上アップを実現するためには、売上につながる5つの原則を理解し、早期に課題を発見して改善する必要があります。そのため、売上を構成する要素を適切に理解できていないと何から取り組めばいいかが明確にならず、成長が鈍化する恐れがあります。
本記事では、ビジネスの成長を実現する売上アップの5原則とホームページを活用した具体的な施策内容を紹介します。売上が伸び悩む原因と対策についても解説しているので、売上をもっと伸ばしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
売上アップの5原則とホームページの活用法

売上をアップするためには、売上アップの5原則となる「新規顧客の獲得」「既存顧客の維持」「購入点数の増加」「商品単価の向上」「購入回数の増加」を分析し、どこに課題があるのかを把握する必要があります。
一般的に、売上は以下の計算式で求められます。
- 売上=顧客数×顧客単価
売上は1ヶ月や半年、1年ごとに集計される場合が多いため、顧客数は「新規顧客の獲得」と「既存顧客の維持」の二つの要素で考える必要があります。新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客の継続的な利用が安定的な成長につながります。
顧客単価は「購入点数×商品単価×購入回数」に分けられます。関連商品を提案するクロスセルや上位商品を提案するアップセル、リピート率の向上が売上アップの重要な要素です。
各要素は、オフライン施策だけでなくホームページなどのオンライン施策を活用してより効率的に改善できます。それぞれ、くわしく解説します。
新規顧客の獲得を強化する
売上アップ5原則の1つ目は、新規顧客の獲得強化です。既存顧客は時間の経過とともに減少するため、新たな顧客を獲得できなければ、ビジネスの停滞につながるリスクがあります。
新規顧客の獲得を強化するには、サービスの認知度を高め、成約につなげる必要があります。そのため、集客力と成約率の向上が重要です。
集客を強化するには、SEO対策が効果的です。検索エンジンで上位表示を獲得できれば、継続的なユーザーの流入が見込めます。SEOはブランドの信頼性を高め、購買意欲の高いユーザーへのアプローチにもつながるため、他のマーケティング施策にも良い影響を与えられます。
集客した見込み顧客の成約率を上げるには、アクションを促すCTA(コールトゥアクション)の改善やEFO対策が重要です。購買行動を促すための文言やデザインを最適化し、必要な情報をスムーズに入力できる環境を整え、成約率の向上が期待できるでしょう。
既存顧客の維持に努める
売上アップ5原則の2つ目は、既存顧客の維持です。既存顧客の維持は、ビジネスの安定に欠かせない要素です。「1:5の法則」で言われるように、新規顧客の獲得は、既存顧客の5倍のコストがかかると言われています。
既存顧客の維持は利益率につながるため、ビジネスにおいて重要な課題です。既存顧客の維持には、利便性の向上と継続利用のメリットを感じられる仕組みが欠かせません。
使いにくいサービスやホームページは、競合に流れる要因の一つになります。UIやUXを改善し、スムーズに情報を得られる仕組みを整え、継続的に利用したいと感じてもらえるサイトを目指しましょう。
サービスの使いやすさだけではなく、契約年数に応じた特典や年間契約のように、継続利用のインセンティブも有効です。「今、やめるのはもったいない」という心理が働けば離脱の防止につながるため、解約の抑止力になるでしょう。
なお、キャンペーンやクーポンは一時的な利用を促す手段としては有効ですが、活用しすぎると利益率の圧迫や割引しか使わないユーザーを生むため、注意が必要です。
クロスセルの取り組み方
売上アップ5原則の3つ目は、クロスセルの取り組みです。顧客単価を向上させる施策として、購入点数を増やすクロスセルの取り組みは非常に有効な手段です。単価を上げると購入を躊躇してしまうリスクがありますが、関連商品の提案は効率的に売上アップが期待できます。
特に、購入意欲の高いタイミングでの適切な商品提案は、顧客の満足度も向上します。自分では気づかなかった有益な商品を知る機会になり、購入の後押しにつながるのです。近年はAIの発達により、購買データをもとにしたレコメンドの精度が向上しており、よりユーザーの興味にあった商品の提案が可能です。
顧客のニーズを的確に捉え、適切なタイミングで適切な商品を提案し、売上アップを目指しましょう。
アップセルの取り組み方
売上アップ5原則の4つ目は、アップセルの取り組みです。商品単価の向上を目指すためには、より価値の高い商品やサービスを提案して売上アップを目指すアップセルも効果的です。
新規顧客の獲得に比べ、すでに購入経験がある、もしくは購入を前提としている顧客へ提案するため、販売機会を逃しにくいというメリットもあります。
アップセルを成功させるためには、商品説明ページの充実が欠かせません。比較表やレビューを活用しながら、上位の商品やサービスが、どのような点で優れているのか、どのようなメリットがあるのかを具体的に説明しましょう。
商品単価の向上には値上げという手段もありますが、成約率の低下や顧客離れのリスクを伴います。安定的な売上アップのためには、単に価格を引き上げるのではなく、品質の向上や付加価値の追加を提示しながら納得して購買してもらうことが重要です。
リピート率を高める
売上アップ5原則の最後は、リピート率の向上です。業種や商品によってリピート率の目安は異なりますが、一般的には30%程度を維持できればビジネスは安定すると言われています。
リピート率の向上を目指す際、2回目の購入時が最も離脱しやすい傾向があります。そこで、初回購入者に向けた特別キャンペーンやサンクスメール、ステップメールなどを活用しながら購買のハードルを下げ、リピートを促していきましょう。
リピート購入が増えるほど、売上の安定だけでなく顧客との信頼関係も強まります。リピートは商品やサービスに対する満足の証であり、口コミや紹介を通じて新規顧客の獲得にも貢献するため、さらなる成長が見込めるのです。
キャンペーンだけではなく、サービスの質を向上させて顧客ロイヤリティを高めることも欠かせません。顧客満足度を高めながら、長く利用される仕組みを整えていきましょう。
売上アップにホームページを活用するメリット

売上アップを目指すためには、ホームページの活用が有効です。特に、以下のようなメリットがあります。
- 24時間365日休まず自動営業できる
- 継続的な効果が期待できる
- ユーザーの不安や疑問をすぐに解消できる
- データを細かく分析しながら改善に取り組める
- 他の施策との組み合わせで相乗効果が期待できる
それぞれ、解説していきます。
24時間365日休まず自動営業できる
ホームページを活用するメリットは、24時間365日休まず自動営業できる点です。実店舗とは異なり、ホームページはいつでもアクセス可能です。業種によっては、日中よりも夜間や早朝に検索されるケースもあるため、ホームページの活用により効率的な集客を期待できます。
コンテンツを充実させることで、情報発信や販売、問い合わせ対応まで自動化できるため、人件費を抑えながら効率的に売上を伸ばせるでしょう。SEO対策にもつながるため、より高いパフォーマンスを発揮しやすくなります。
ホームページは、24時間365日休まずに働くインターネット上の営業マンとして、売上アップを支える存在です。
継続的な効果が期待できる
継続的な効果が期待できる点も、売上アップにホームページを活用するメリットです。一度作成すれば、サイトが存在する限り継続的な集客が期待できます。
広告は費用をかけた分だけ集客が可能ですが、掲載を停止すると効果もなくなります。その点、ホームページは時間が経つほどページの評価が高まりやすく、検索結果で上位に表示されやすくなるため、広告に頼らずとも新規の訪問者を増やせます。
また、一度認知されればサイト訪問や売上のリピートも期待できます。制作したホームページを資産として活用できるため、コストを抑えながら売上やビジネスの成長に貢献できます。
ユーザーの不安や疑問をすぐに解消できる
ユーザーの不安や疑問をすぐに解消できる点も、メリットの一つです。よくある質問や商品・サービスの詳細ページを用意することで、ユーザーが抱える不安や疑問をすぐに解決できます。
ユーザーのニーズや疑問を解消できるコンテンツは、満足度の向上やSEO対策にも繋がり、集客と購買の両方を促進できるため、費用対効果も高まります。問い合わせ対応の負担も軽減できるため、スタッフのリソースをサービスの品質向上や売上施策に集中できる点もメリットと言えます。
ユーザーの不安や疑問を解決しながらユーザーの信頼を獲得し、ビジネス全体の成長につなげていきましょう。
データを細かく分析しながら改善に取り組める
ホームページはデータ解析ツールを活用できるため、訪問者数や滞在時間、離脱率などのデータをリアルタイムに分析しながら改善できる点もメリットです。
ユーザーの利用状況が把握できなければ、効果的な改善は難しくなります。しかし、ホームページなら成果につながっているページや離脱が発生しやすいページがすぐに判断できます。
ヒートマップでページ内のユーザー行動も分析できるため、コンバージョン(CV)につながりやすい導線設計やA/Bテストの実施・分析により、ホームページの成果を最適化できるでしょう。
売上アップをするために、データの収集や分析は欠かせません。ホームページなら少ない労力で対応できるため、ビジネスの成長に貢献してくれるでしょう。
他の施策との組み合わせで相乗効果が期待できる
SNSやメルマガ、実店舗と組み合わせてより大きな相乗効果を期待できる点も、ホームページのメリットです。
ホームページは購買を促しやすいツールですが、認知度の向上はSEOのみに依存しやすいというデメリットがあります。しかし、SNSのように認知度を高めやすい他の施策と組み合わせながらホームページへ誘導できれば、購買の可能性をさらに高められます。
ホームページに訪れたユーザーに対してメルマガ登録を促し、定期的に情報を発信すれば、顧客の育成や長期的な関係構築につながります。キャンペーンや新商品の紹介を行いながら、売上アップも目指せます。
ホームページを軸とした総合的なマーケティング戦略に取り組み、より飛躍的な成長を実現しましょう。
ホームページで売上アップを実現するための施策内容

ホームページは、ただ制作しただけでは十分な売上アップは期待できません。適切な施策や改善の継続的な取り組みが重要です。特に注力すべきポイントは以下の5項目です。
- ターゲットやペルソナを明確にする
- 戦略的なSEO対策に取り組む
- コンテンツマーケティングに取り組む
- スマートフォン向けに最適化を行う
- A/Bテストに取り組む
それぞれ、くわしく解説します。
ターゲットやペルソナを明確にする
ホームページで売上アップを実現するためには、ターゲットやペルソナの設定が重要です。「誰に向けたコンテンツなのか」が不明瞭な状態では、情報が広範囲になりすぎて情報が深掘りされず、一人一人の満足度が低下します。
ターゲットやペルソナが明確になれば、ユーザーの知りたい情報がまとめられた訴求力の高いコンテンツを制作できます。CTAも明確になり、よりアクションを促しやすくなるでしょう。
ターゲットやペルソナの設定は、商品やサービスの特性を意識しながら市場分析や競合調査を行い、行動パターンや価値観、ニーズを分析しながら明確にしていきましょう。
ターゲットの興味・関心を適切に理解した上でコンテンツを制作することが、ホームページの成果につながります。
戦略的なSEO対策に取り組む
戦略的なSEO対策に取り組む点も、ホームページによる売上アップの実現には欠かせません。売上アップのためには、購買や問い合わせにつながる検索クエリの調査が重要です。
検索クエリは「知りたい(Know)」「行きたい(Go)」「したい(Do)」「買いたい(Buy)」の4つに分類されます。Go、Do、Buyクエリは購買や問い合わせに繋がりやすいですが、Knowクエリは情報収集がメインで購買には繋がりにくいため、注意が必要です。
UXやE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の向上も重要です。Googleは、ページの表示速度やモバイルフレンドリー、情報の正確性など、コンテンツの使いやすさや信頼性を重視しています。
ホームページ完成後に修正すると多大な費用や労力が発生するため、事前の調査や企画を入念に行ってからホームページを制作しましょう。
コンテンツマーケティングに取り組む
ホームページで売上アップを実現するためには、コンテンツマーケティングにも取り組みましょう。コンテンツマーケティングとは、ユーザーの役に立つ情報を提供しながら顧客との関係を構築し、購買につなげるマーケティング手法です。潜在顧客を育成しながら購買へと繋げられるため、より多くの顧客獲得が期待できます。
コンテンツマーケティングで制作されるコンテンツには、記事、動画、インタビュー、ホワイトペーパーなど、様々な形式があります。自社サービスやターゲットの特徴を理解し、顧客が抱える疑問や不安をスムーズに解決できるコンテンツを制作して、売上アップにつなげていきましょう。
スマートフォン向けに最適化を行う
ホームページのスマートフォン最適化も必要です。2024年7月5日以降、すべてのWebサイトがスマートフォン向けGooglebotによりクロールされるとGoogleが告知しており、2025年現在でパソコン用Googlebotによるクロールは終了しています。そのため、SEO対策はモバイルサイトを前提とする必要があるのです。
スマートフォン向けのSEO対策では、モバイルサイトの表示速度、タップしやすいデザイン、画面サイズに適したレイアウトや文字サイズなどの調整が重要です。準備できる限り多様なモバイル端末を用意し、実機にてユーザビリティを確認できると、より適切な改善が可能です。
モバイルユーザーが快適に閲覧・操作できる環境を整え、SEOの評価を高めつつ、購買や問い合わせにつなげましょう。
A/Bテストに取り組む
ホームページで売上アップを実現するための最後の取り組みは、A/Bテストです。A/Bテストとは、キャッチコピー、ボタンの配置や色、フォームの入力項目などの要素に対して複数のパターンを用意し、どちらがより高いパフォーマンスを発揮するかを検証する手法です。データに基づいて客観的に判断できるため、無駄を省きながら改善を行い、成果の最大化を目指せます。
A/Bテストを実施する際は、まず改善したい要素を決定し、検証するための仮説を立てます。そして一定期間のテストを行った上でデータを分析し、効果を検証します。テストは一度に複数の要素を含めたり、期間が短すぎたりすると効果的な検証ができないため、注意が必要です。
A/Bテストを継続的に実施してホームページの価値を最大化し、売上アップにつなげていきましょう。
ホームページで売上がアップしない原因と改善策

売上アップの施策に取り組んでいても、期待したほどの成果が出ない場合があります。そこで確認したいのが、以下の3項目です。
- ホームページを制作しただけで満足している
- ユーザーの知りたい情報が紹介されていない
- ホームページが使いづらく離脱が多い
課題を正確に把握するには、主観的な判断ではなく、データやユーザーの反応をもとにした客観的な評価が重要です。実際のアクセスデータやユーザーの行動を分析し、改善点を見極めることで、売上向上につなげられます。それぞれ、くわしく解説します。
ホームページを制作しただけで満足している
売上がアップしない原因の一つは、ホームページを制作しただけで満足し、その後の運用や改善が行われていない点です。
顧客の購買行動は、常に変化しています。季節やトレンドの変化、技術の進化、口コミの影響など、さまざまな要因により顧客ニーズが変動します。そのため、ホームページの制作時点では有効だったコンテンツや機能が、時間の経過とともに効果を失う可能性があります。
競合他社の定期的なリサーチも重要です。各社が日々改善に取り組む中で自社だけが改善を行わなければ、市場での競争力が低下してしまいます。検索エンジンのアルゴリズムも時間とともに変化するため、適切な対策を講じなければ検索順位が下がってしまうのです。
売上を伸ばすためには、ホームページ制作後の継続的な運用・改善が必須です。売上アップの5原則に基づき、下がっている数字はないか、改善が必要な取り組みはないかを常に確認していきましょう。
ユーザーの知りたい情報が紹介されていない
売上がアップしない2つ目の原因は、ユーザーの知りたい情報が紹介されていないためです。商品やサービスを購入・利用する際、ユーザーはさまざまな疑問や不安を抱えていますが、情報が不足していると疑問や不安が解決されないため、購入を見送られる原因となります。
ユーザーの知りたい情報を適切に準備するためには、まず商品情報を閲覧した際に、ユーザーがどのような疑問を持つのかをリストアップしましょう。価格や機能だけでなく、使用方法や他の商品との違いなど、比較・検討するために必要な情報を整理することが大切です。
よくある質問(FAQ)や事例紹介の専門ページも効果的です。FAQのページでユーザーの不安を取り除き、導入事例や実際の使用感を伝えて購買の促進に繋げましょう。
ホームページが使いづらく離脱が多い
ホームページの使いづらさも、売上アップを妨げる要因です。動作が重かったり情報が見つけにくかったりすると、ユーザーはストレスを感じて離脱につながるため、成果が出にくくなるのです。
特にページの読み込み速度は、Googleの評価にも影響を与える重要な要素です。画像の圧縮やLazy Loadの導入を通じて、1秒でも早くページを表示させられるように改善に努めましょう。
そのほか、メニューやカテゴリの構造、リンク切れやエラーページ、広告やポップアップの多さなども、使いづらさに繋がります。ホームページの使いやすさは制作者自身では気づきにくい場合があるため、客観的な意見も取り入れながら、離脱を防ぐ工夫を積み重ねていきましょう。
ホームページの売上5原則を理解してビジネスを成長させよう

ホームページの売上アップを実現するための5原則は、以下のとおりです。
- 新規顧客の獲得を強化する
- 既存顧客の維持に努める
- クロスセルの取り組み方
- アップセルの取り組み方
- リピート率を高める
まずは新規顧客を獲得しつつ、離脱を防ぐ仕組みを準備しましょう。その上で、一人の顧客に対して複数の商品や上位商材の購入を促し、継続的に購入してもらえる仕組みを整えることで、安定的な成長が見込めます。
現代のユーザーは、インターネットを活用して情報を集める傾向が強くなっています。そのため、ホームページを活用して認知の向上やユーザーの育成に努めながら、効率的に売上アップを目指していきましょう。
本記事で紹介した取り組みを参考にしながら、ビジネスの成長に役立ててください。
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