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GoogleのImageFXとは?使い方や料金プランを解説!商用利用できる?

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Googleの画像生成AI「ImageFX」が一般公開されました。大手企業によるサービスなだけに、興味のある方は多いはずです。

そこで本記事では、ImageFXの基本情報をはじめ、使い方や料金プラン、注意点などを解説しています。ぜひ参考にしてください。

GoogleのImageFXとは

ImageFXとは、検索エンジンで有名なGoogleが開発した画像生成AIです。AI Test Kitchenというプラットフォームで公開されており、AIモデルにはimage2採用されています。

imagen2の特徴はいろいろありますが、注目ポイントは「SynthID」でしょう。SynthIDとは、AI生成コンテンツに電子透かし(ウォーターマーク)をいれるツールのことです。電子透かしは人間の目で認識できず、システムにより判別します。画像を編集しても電子透かしが消えることはないので、AI生成コンテンツかどうかを明確にでき、フェイク画像の拡散といったリスクを低減することが可能です。

【無料】ImageFXの料金プラン

ImageFXは無料で利用できます。料金プランは存在せず、GoogleアカウントさえあればOKです。

また、無料の画像生成AIはImageFX以外にも多数存在します。詳細はこちらの記事を参考にしてください。

【合わせて読みたい】
>>>【無料21選】画像生成AI・イラスト自動生成サービス!おすすめスマホアプリやWebサイトを紹介

回数制限・上限について

ImageFXは無料ですが回数制限が存在します。具体的な数字は公表されていませんが概ね30回程度です。回数制限は翌日になれば回復するので覚えておきましょう。

ImageFXの始め方

まずは、ImageFXの公式サイトにアクセスします。

画面右上の「Sign in with Google」をクリックしてください。

「Sign in」をクリックし、Googleアカウントにログインします。その後、以下の画面に遷移すれば登録完了です。

ImageFXの使い方

ここでは、ImageFXの使い方を「画像生成」と「画像編集」の2フェーズにわけて解説します。

  • 画像生成
  • 画像編集

それぞれ詳細をチェックしていきましょう。

画像生成

まずは、ImageFXの操作画面を確認しましょう。アルファベットで文章が書かれている画面左側の部分が、プロンプト入力箇所です。

今回は「Dragon, brave, cliff, fighting, lightning(ドラゴン、勇者、崖、戦っている、雷)」というプロンプトを入力します。

結果は以下のとおりです。

非常にハイクオリティな画像が生成されました。また、ImageFXではプロンプトの改善候補を提案してくれます。今回の場合、「lightning」の代わりに「fire」「water」などが提案されました。

参考までに、「lightning」を「water」、「fighting」を「swimming」に変更した結果は以下のとおりです。

画像編集

ImageFXの特徴として、生成した画像を手軽に修正できるといった機能があります。まずは先程生成した画像の中から、修正したい1枚を選びます。

その後、「画像を編集」をクリックすれば、編集画面に遷移します。

編集方法は「ブラシで修正箇所を選択」→「プロンプトを入力」という流れです。まずはブラシで修正箇所を白塗りします。

次に変更内容をプロンプトで入力すればOKです。

ImageFXはスマホでも利用できる

ImageFXはスマホでも利用できます。始め方は以下のとおりです。

まずは公式サイトにアクセスします。

Googleアカウントでログインしてください。

以下のホーム画面が表示されたら完了です。

使い方に関しては、スマホとパソコンで違いがありません。

ImageFXは日本語では使えない?

ImageFXは日本語に対応しています。操作画面も基本的には日本表記なので、使い方に困る心配もありません。

また、日本語以外にもさまざまな言語に対応しています。

ただ、日本語プロンプトには注意が必要です。ImageFXは海外のサービスなので、日本語よりも英語プロンプトのほうがレベルの高い出力結果を期待できます。

上画像のように、同じ意味のプロンプトを使っているにもかかわらず、英語と日本語では生成される画像のクオリティに大きな差が生じています。

ImageFXはリアルな人物生成に向いている

ImageFXはリアルな人物の画像生成に向いています。実際に、「Asian, Youth, Shibuya(アジア人、若者、渋谷)」というプロンプトで試した結果は以下のとおりです。

生身の人間と区別するのが難しいほどリアルな画像が生成されました。

別パターン(ヨーロッパ人、若者、秋葉原)で試した結果も共有します。

左の画像にいたっては、海外アーティストのジャケ写と言われてもわからないクオリティです。

ImageFXは商用利用できる?

ImageFXの商用利用に関しては、公式サイトにその旨が記載されておらず不明です。利用規約にも記載されていません。

また、生成AIによるコンテンツの商用利用に関しては、意図せず著作権侵害になってしまう可能性もあります。現時点(2024/9/4)では、ImageFXの商用利用は避けたほうがいいでしょう。

ImageFXで「コンテンツが見つかりません」と表示される理由

ImageFXでは一度に4枚の画像が生成されますが、なかには「コンテンツが見つかりません」と表示されることがあります。いわゆるエラーです。考えられる理由として、センシティブなプロンプトを入力していることが挙げられます。

下の画像は、ImageFXのコンテンツポリシーを翻訳した結果です。

要約すると「未成年」「著名人」関連のプロンプトは弾かれるという意味になります。

ただ、上記以外のプロンプトでもエラーになる可能性があります。

ImageFXのまとめ

今回は、Googleの画像生成AI「ImageFX」について解説しました。押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 無料で利用できる
  • 生成された画像を編集可能
  • 日本語プロンプトよりも英語プロンプトがいい

生成された画像を直感的に修正できる点は魅力的ですが、日本語プロンプトでの出力精度など改善点は多いです。

その他、無料で使える画像生成AIはこちらの記事で解説しています。

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