Instagram(インスタグラム)のティーンアカウントとは?特徴や制限機能についても解説
Instagram(インスタグラム)は全世代で人気のあるSNSです。13歳からアカウントが作成できることもあり、特にティーン世代が積極的に利用していますが、保護者としては子どもがさまざまな投稿を見ることに警戒心を抱くかもしれません。
そういった状況で活用したい機能が、有害なコンテンツからの保護や、利用時間の制限ができる「ティーンアカウント」です。本記事では、Instagramの新機能「ティーンアカウント」について徹底解説します。
目次
Instagramのティーンアカウントとは?
Instagramのティーンアカウントとは、13~17歳のユーザーの安全を確保するために制限をかけることができるアカウント設定です。利用時間の制限ができたり、不適切なコンテンツをデフォルトで非公開にしたりなど、保護者向けのサポート体制が強化されています。
2024年9月17日(米国時間)に米国・イギリス・カナダ・オーストラリアでの提供を発表し、日本では2025年1月から順次導入されます。
Instagramのティーンアカウントの特徴
Instagramのティーンアカウントは13~17歳のユーザーを対象に、より安全に利用できるよう以下の制限や機能を導入しています。
- デフォルトで非公開アカウント設定
- 利用時間の制限
- コンテンツのフィルタリング
- DMの安全性強化
- 年齢認証の強化
それでは、Instagramのティーンアカウントの特徴について詳しく解説します。
デフォルトで非公開アカウント設定
Instagramを利用している13~15歳の全ユーザーと、18歳未満の新規ユーザーのアカウントがデフォルトで非公開アカウントに設定されます。そのため、見知らぬユーザーからの不必要な接触を防ぐ効果が期待できます。
また、保護者は設定変更リクエストを承認・拒否したり、子どもが設定を管理できるよう許可したりなどの選択が可能です。
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利用時間の制限
13〜17歳のInstagramユーザーには、1日の利用時間が60分を超えるとアプリを閉じるように通知が届きます。ペアレンタルコントロールを通じて、保護者が利用時間を設定することもできるため、子どもの健全な生活リズムが維持しやすくなります。
コンテンツのフィルタリング
Instagramのティーンアカウントでは、不適切なコンテンツのフィルタリングが強化されています。暴力的な映像や美容整形を促すようなコンテンツを表示しないように設定できるため、安全性が考慮されています。
また、コンテンツに対するコメントや、DMに含まれる攻撃的な言葉も自動でフィルタリングされます。
DMの安全性強化
Instagramのスリープモードを適用し、午後10時から午前7時までの通知をミュートにすることで、DMには自動返信メッセージが送信することも可能です。フォロー中のユーザーからしか受信ができず、タグ付けやメンションもフォローしているアカウントのみに制限されます。
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年齢認証の強化
18歳以上を偽る新規アカウント作成に備え、生年月日による厳格な年齢認証が導入されます。18歳以上の生年月日で新しいアカウントを作成しようとした場合には、追加の認証手続きが求められます。
Instagramのティーンアカウントまとめ
Instagramは自己表現や友達とのつながりを深める場として魅力的ですが、不適切なコンテンツ内容や攻撃的な表現を含むメッセージなどが原因で、子どもが悪い影響を受けてしまうリスクもゼロではありません。
Instagram上でのトラブルを未然に防ぎたい場合は、ぜひティーンアカウントの活用を検討してみてください。
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