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LINEの代替におすすめなアプリ13選!選び方や代わりが必要な理由も解説

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LINEの安全性に不安を感じ、ほかのアプリを利用したいと感じている人は少なくありません。しかし、どのメッセージアプリなら安全に使えるのか、LINEの代替になるのか、イマイチ分からないという人も多いはずです。

そこで、この記事ではLINEの代替におすすめのメッセージアプリを個人向け、法人向けのそれぞれで紹介します。料金プランや基本的な機能についても紹介するので、LINEの代替アプリを探す際の参考にしてみてください。

LINEの代わりになるアプリが求められている背景

LINEの代わりになるアプリが求められている背景のイメージ

多くの人が利用しているメッセージアプリ「LINE」ですが、最近はLINEの代わりになるアプリが求められています。

その理由として大きいのが、令和6年3月に問題となった、LINEユーザーの情報流出問題です。総務省はこの問題を受け、運営元であるLINEヤフー株式会社に安全対策の強化や、セキュリティガバナンスの本質的な見直しを求めました。

改善に向けて動いているとはいえ、ユーザー側にとっては、一度情報が流出した過去のあるアプリの利用に対して不安がついて回ってしまいます。

また情報が流出するのではないかと思いながらLINEを利用し続けるより、代わりのアプリを探したほうが、安心してメッセージのやり取りもできるはずです。こうした背景から、LINEの代わりになるアプリが求められています。

LINEの代替アプリの選び方

LINEの代替アプリの選び方イメージ

LINEの代替アプリは、メッセージのやり取りができればなんでもいいというわけではありません。選び方を間違えると、LINEほど便利ではないとがっかりしてしまうかもしれませんし、肝心のセキュリティ面に不満を感じる恐れもあります。

LINEの代替アプリを選ぶ際は、次の要件を満たしているか確認してください。

  • 使いたい機能が備わっているか
  • セキュリティ対策は万全か
  • 個人向けか法人向けか
  • 無料で利用できるか
  • 広告表示やUIが使いやすいか

ここでは、くわしい選び方について解説します。

使いたい機能が備わっているか

LINEの代替アプリを選ぶ時は、使いたい機能が備わっているかどうかを確認することが大切です。アプリによっては機能が少なく、LINEの代替として使いたくても使えないという場合があります。

主に確認したい機能は次の通りです。

  • テキストメッセージ
  • ボイスメッセージ
  • スタンプ機能
  • 通話機能
  • ビデオ通話
  • グループ通話
  • 写真や動画の送付

上記はLINEを使うユーザーなら、多くの人が利用している代表的な機能です。これらの機能が使えない場合は、LINEと同じように使うのは難しいでしょう。

上記のうち、あまり使わない機能があれば、選ぶうえで気にする必要はありません。しかしビデオ通話を頻繁に行う、スタンプ機能は絶対に使いたい、などという場合は、機能の有無を確認することが大切です。

セキュリティ対策は万全か

LINEの代替アプリのセキュリティ対策が万全かどうかは、使用前にしっかり確認するようにしましょう。

セキュリティ対策が万全ではないアプリの場合、大事な個人情報が洩れる危険性が高まりますし、乗っ取り被害や支払情報の不正利用など、さまざまな問題が起きるかもしれません。

セキュリティ対策について確認する場合は、アプリの公式HPを確認してどのような対策を行っているのか、しっかりチェックすることが大切です。また、利用者の口コミを読んだり、過去に問題を起こしたりしていないかも確認してください。

少しでも不安の残るアプリであれば、利用しないことをおすすめします。複数のアプリを比較し、一番安全性の高いアプリを使うのが良いでしょう。

個人向けか法人向けか

LINEのように使えるメッセージアプリには、個人向けと法人向けの2種類があります。それぞれ用途や機能が異なるので、友人とのやり取りに使いたいなら個人向け、ビジネスシーンで使いたいなら法人向けを選ぶようにしましょう。

たとえば個人向けのメッセージアプリの場合、チャットや通話が無料ででき、操作性が良く、簡単に扱えるというメリットがあります。

一方で法人向けのメッセージアプリだと、大人数でチャットができたり、タスク管理やスケジュール管理も同時にできたりするのが特徴です。

使用用途に合わせて機能も変化するので、ビジネスシーンで個人向けのメッセージアプリを選ぶと、かえって不便に感じる可能性もあります。使い勝手の良いほうを選ぶことが大切です。

無料で利用できるか

LINEの代替アプリを探すなら、無料で利用できるかどうかも確認するようにしましょう。

ほとんどのメッセージアプリが無料で利用できますが、中には有料プランに入らなければ、使える機能に制限があるものもあります。LINEは無料で使えるアプリなので、代替のアプリも、使いたい機能が無料で使えるものを選んだほうが使い続けやすいです。

なお、法人向けのメッセージアプリは有料プランを選んだほうが、機能面に優れていて使いやすい場合が多いでしょう。とはいえ必要最低限のメッセージのやり取りだけなら、無料プランでも十分利用が可能です。

代替アプリを探す場合は、どの機能が有料なのか、基本利用は無料なのかなど、使う前によく確認してみてください。

広告表示やUIが使いやすいか

無料のメッセージアプリには、広告が表示される場合があります。広告表示が使用の妨げにならないか、うっとうしいと感じにくいかどうかはよく確認するようにしましょう。広告が過剰なメッセージアプリだと、使っているうちにストレスを感じるかもしれません。

また、UIの使いやすさも確認することが大切です。スマホでの利用がメインならスマホで使いやすいか、操作性は悪くないか、わかりやすいかなどを確認するようにしてください。

UIが使いづらかった場合、日常的にLINEの代替としてアプリを利用するのは難しくなります。だんだんと不便に感じてしまい、結局別のメッセージアプリに乗り換えることになる可能性もあります。

アプリを変えると、再び連絡先が変わったことを友人などに教えなければいけないので、大きな手間がかかってしまうでしょう。

個人向けLINEのおすすめ代替アプリ

個人向けLINEのおすすめ代替アプリのイメージ

ここからは、個人向けLINEのおすすめ代替アプリを紹介します。それぞれ異なる機能や特徴があるので、比較しながら、自分にとって一番使いやすいものを選んでみるのがおすすめです。

紹介するアプリは次の8つです。

  • WhatsApp
  • Facebook Messenger
  • Telegram
  • Viber
  • wechat
  • Snapchat
  • カカオトーク
  • +メッセージ

どのアプリも、LINEの代替アプリとして使いやすい機能が備わっています。一つひとつくわしく紹介するので、参考にしてみてください。

WhatsApp

WhatsApp
出典元:WhatsApp

WhatsAppは、アメリカのカリフォルニア州に運営企業があるメッセージアプリです。180カ国以上で20億人以上ものユーザーがアプリを利用しています。

WhatsAppには、基本的なテキストメッセージのやりとり、グループチャット、さらにグループ通話など、LINEと似たような機能が無料で搭載されています。テキストは暗号化されているため、外部に漏れる心配はありません。

スタンプやGIFも使えるため、気軽に使えるメッセージアプリを探している人におすすめです。

運営会社 WhatsApp LLC
利用料金 無料
テキストの暗号化
主な機能 ・テキストメッセージ
・グループチャット
・音声通話
・グループ通話
・スタンプ、GIF
・ボイスメッセージ

Facebook Messenger

Facebook Messenger
出典元:Facebook Messenger

Facebook Messengerは、Facebookの運営元であるMetaが提供するメッセージアプリです。相手の電話番号を知らなくてもメッセージのやり取りを行うことができ、ストーリーズなどの機能があるので、SNS感覚でも利用できるアプリとなっています。

Facebook Messengerでは、画像のほかファイルの共有も行うことができます。Word・PDF・Excelなどのファイルが送れるので、データのやり取りがしたい場合にも役立つでしょう。

運営会社 Meta
利用料金 無料
テキストの暗号化
主な機能 ・テキストメッセージ
・画像、ファイル共有
・グループチャット
・アルバム作成
・コミュニティ
・ストーリーズ

Telegram

Telegram
出典元:Telegram

Telegramは、ロシア人プログラマーが開発したメッセージアプリで、運営元でさえメッセージをチェックすることのできない「シークレットチャット」機能が搭載されています。セキュリティ面に不安を感じる人におすすめのアプリです。

ただし日本語対応がされていないので、英語が苦手な人は不便に感じるかもしれません。パッチのダウンロードで日本語化させられるため、日本語で利用したい人はパッチを適用させるようにしましょう。

運営会社 Telegram Messenger LLP
利用料金 無料
テキストの暗号化
主な機能 ・テキストメッセージ
・シークレットチャット
・グループチャット
・音声通話

Viber

Viber
出典元:Viber

Viberは、楽天グループ株式会社が運営するメッセージアプリです。テキストチャットやグループチャットなどLINEの代替アプリとして使いやすい機能が数多く揃っています。中でもグループ通話が可能なので、複数人で会話したいときにも役に立つのが特徴です。

セキュリティ対策も強化されており、テキストの暗号化や、チャットの非表示設定などが可能です。

またメッセージに自動消滅タイマーが設定できたり、メッセージの編集・削除が可能だったりします。誤ってメッセージを送信してしまったときの対応がしやすいのもポイントです。

運営会社 楽天グループ株式会社
利用料金 無料
テキストの暗号化
主な機能 ・テキストメッセージ
・グループチャット
・音声通話、ビデオ通話
・グループ通話
・コミュニティ
・ステッカー、GIF
・既読

wechat

wechat
出典元:wechat

wechatは中国の大手企業テンセントが開発したメッセージアプリで、中国では非常にユーザー数の多いアプリとなっています。

テキストメッセージや音声通話などの基本的な機能に加え、モーメンツという機能で、写真や動画を友人たちに共有し、SNS感覚で楽しむことができるのも特徴です。

その一方でwechatはテキストの暗号化がされていない、というデメリットも存在します。オープンな会話を楽しむ際は心配いらないかもしれませんが、人に見られたくない会話をする場合などは注意しましょう。

運営会社 テンセント
利用料金 無料
テキストの暗号化 ×
主な機能 ・テキストメッセージ
・写真、動画の共有
・モーメンツ
・音声通話、ビデオ通話
・ステッカー

Snapchat

Snapchat
出典元:Snapchat

アメリカ発のメッセージアプリ、Snapchatは写真や動画のやり取りが多いというユーザーにおすすめです。送信した写真や動画は1~10秒で消えてしまうという、ユニークな機能を搭載しています。

写真や動画はアプリ内で加工することもできるので、面白い写真を瞬間的に楽しみたいというユーザーにおすすめです。また、送ったテキストも時間の経過とともに自動で削除されます。

大事な会話も消えてしまうので、気軽にやり取りできるメッセージアプリを探している人におすすめです。

運営会社 Snap Inc.
利用料金 無料
テキストの暗号化
主な機能 ・テキストメッセージ
・写真、動画の共有
・ストーリー
・写真、動画の加工

カカオトーク

カカオトーク
出典元:カカオトーク

カカオトークは、韓国初のメッセージアプリで、LINEと似たような機能が多数備わっています。テキストメッセージや音声、ビデオ通話はもちろん、トークカレンダー機能など、日常生活でも使いやすい機能が搭載されています。

また、LINEでもおなじみの「既読」機能が付いているので、相手がメッセージを読んだのか確認したいという人にも向いています。トークはパスワードでロックすることもでき、プライバシーを守って利用したい人も、満足して使うことができるでしょう。

運営会社 株式会社カカオピッコマ
利用料金 無料
テキストの暗号化
主な機能 ・テキストメッセージ
・音声、ビデオ通話
・グループ通話
・トークカレンダー
・既読
・スタンプ

+メッセージ

+メッセージ
出典元:+メッセージ

+メッセージ は、大手スマホキャリア3社が開発したメッセージアプリで、アカウント制作などは不要で使い始めることができます。電話番号だけでメッセージが送れるため、メールアドレスを知らない相手ともやり取りしやすいのが特徴です。

既読機能はオンオフが設定でき、スタンプは無料で使えるというポイントもあります。

ただし、音声通話やビデオ通話などの機能は搭載されていません。グループチャットも利用できないので、複数人でワイワイ楽しみながらトークを楽しみたいという人には、少し不便に感じられるでしょう。

運営会社 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク
利用料金 無料
テキストの暗号化 ×
主な機能 ・テキストメッセージ
・スタンプ
・写真の共有
・既読

法人向けLINEのおすすめ代替アプリ

法人向けLINEのおすすめ代替アプリのイメージ

法人向けのおすすめのLINEの代替アプリには、ビジネスシーンで使いやすい機能が多数搭載されています。ビジネスの場において、取引先などとやり取りできる連絡ツールを探している人は、ぜひ検討してみてください。

今回紹介する代替アプリは、次の5つです。

  • Slack
  • Chatwork
  • Signal
  • Mattermost
  • Discord

ここではそれぞれの特徴についてくわしく解説するので、利用する際の参考にしてみてください。

Slack

Slack
出典元:Slack

Slackは、基本無料で利用できるメッセージアプリです。無料でもメッセージのやり取りは可能ですが、有料プランを利用することでグループ通話が可能になるなど、プランによって機能が異なります。

クリップ機能を使えば、音声や動画、画面録画を共有することができるので、会議時間が合わないときなどにも簡単に情報の共有が可能です。また、トークスペースごとに情報をまとめて共有できる「Slack canvas」など、ビジネスシーンで役立つ機能が充実しています。

運営会社 Slack
利用料金 フリー:無料
プロ:月額1,050円(税込)
ビジネスプラス:月額1,800円(税込)
テキストの暗号化
主な機能 ・テキストメッセージ
・音声、ビデオ通話
・グループチャット
・グループ通話
・クリップ

Chatwork

Chatwork
出典元:Chatwork

Chatworkは、国内の会社で多く導入されているメッセージアプリです。基本無料で使うことができ、有料プランに加入すればより多くのユーザーとコンタクトが取れるようになり、メッセージの閲覧も無期限でできるようになるなどの特徴があります。

タスク管理やファイル管理ができるので、大事な予定を忘れずに済みますし、贈られてきたファイルをまとめて管理することが可能です。リアクションボタンも用意されており、使い勝手の良さも感じられます。

運営会社 株式会社kubell
利用料金 フリー:無料
ビジネス:月額840円(税込)
エンタープライズ:月額1,400円(税込)
テキストの暗号化
主な機能 ・テキストメッセージ
・グループチャット
・タスク管理
・ファイル管理
・音声、ビデオ通話

Signal

Signal
出典元:Signal

Signalは無料で使えるメッセージアプリで、広告も表示されないという特徴があります。テキストは全て暗号化されるので、セキュリティ面での不安も感じにくいでしょう。

また、プライバシー保護にも重点を置いているため、第三者にメッセージを見られたくないという人も安心して使うことができます。

画面ロック機能が搭載されているので、ビジネスでの大事なやり取りをほかの人に見られる心配はありません。メッセージは設定した時間が経過すると消えるようになっているので、デバイスに会話を残したくないときにも使いやすいのが特徴です。

運営会社 Signal Foundation
利用料金 無料
テキストの暗号化
主な機能 ・テキストメッセージ
・音声メッセージ
・写真、動画、ファイルの共有
・音声、ビデオ通話
・グループチャット
・GIF

Mattermost

Mattermost
出典元:Mattermost

Mattermostは、法人向けのメッセージアプリで、無料で使えるプランも用意されています。自社仕様のカスタマイズができるため、会社でメッセージアプリを導入したいときにも使いやすいのが特徴です。

チャットには外部にデータを晒さず、セキュリティ対策を徹底して行える「オンプレミス型」と、安価で短期間の使用に向いている「プライベートクラウド型」の2種類があります。利用目的に合わせて型を選べるのがうれしい魅力です。

運営会社 Mattermost Inc.
利用料金 Free:無料
Professional:月額10ドル
テキストの暗号化
主な機能 ・テキストメッセージ
・グループチャット
・ファイル共有

Discord

Discord
出典元:Discord

Discordは、無料で使えるメッセージアプリです。複数人とのグループチャットや音声、ビデオチャットが無料で行えるため、社内やチームでの連絡ツールを探しているときに役立ちます。

また参加しているユーザーと一緒に動画を見たり、画面を共有して楽しむことも可能です。会議など、様々なシーンで活用できるでしょう。

ゲーマー向けに開発されたアプリなので、ゲームとのアプリ連携なども行うことができます。法人向けにおすすめのアプリですが、趣味を深めるコミュニティツールとしても使えるのが特徴です。

運営会社 Discord inc.
利用料金 無料
テキストの暗号化
主な機能 ・テキストメッセージ
・グループチャット
・音声、ビデオチャット
・スタンプ
・画面共有

LINEの代替アプリを活用して安全性を高めよう

LINEの代替アプリを活用して安全性を高めるイメージ

LINEの代替アプリは、個人向け・法人向けそれぞれで複数の種類があります。テキストの暗号化を行っていたり、セキュリティ対策を強化していたりするアプリが多いため、安全性を意識したいときはぜひ代替アプリへの乗り換えを検討してみてください。

個人向けのメッセージアプリはほとんどが無料で利用できるため、LINEと同様にお金をかけずにユーザー同士でやり取りすることができます。

使える機能に限りがあり、場合によっては日本語に対応していないという特徴もあるので、自分に合うアプリかどうかをよく調べてから使うと良いでしょう。

法人向けのメッセージアプリは、アプリごとに使える機能が異なります。どんなシーンで活用したいのかを考えながら選ぶと、自分にピッタリの代替アプリが見つかります。

ぜひLINEの代替アプリを活用し、情報共有の安全性を高めてみてください。

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この記事を書いた人

おさだ
不動産業界メディアの編集長を5年以上務めたのち、サングローブに入社。前職以外では、旅行・登山などアウトドア系の記事経験もあり。とにかく記事を書くことが大好きです。

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