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LINEコールのやり方やメリットとは?LINE公式アカウントの通話機能の特徴を解説

LINEコールのやり方やメリットとは?LINE公式アカウントの通話機能の特徴も解説

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ビジネスを運営するなかで、ユーザーとの迅速で効果的なコミュニケーションを実現することは、成功の鍵となります。そこで活躍するのが、LINE公式アカウントの通話機能である「LINEコール」です。

この記事では、そもそもLINEコールとは何か、利用するメリットや通話のやり方について、画像とともに解説します。

LINEコールを導入することで、顧客満足度の向上や業務効率の改善が期待できます。これからのビジネスにおいて、より効果的な顧客対応を実現するために、ぜひ参考にしてください。

LINEコールとは?機能とメリット

LINEコールとは?機能とメリット

LINEコールとは、LINE公式アカウントを利用して無料で音声通話やビデオ通話ができる機能です。店舗や企業がユーザーと直接コミュニケーションを取るための、便利な手段となっています。

特に以下のような特徴や機能があります。

  • 無料で音声通話も動画通話も利用できる
  • URLやQRコードから発信できる
  • LINE公式アカウントに着信履歴が残る
  • LINEコールへの着信を電話に転送できる
  • 特別な設定や設備なくすぐに利用開始できる

それぞれ、解説します。

無料で音声通話も動画通話も利用できる

LINEコールは、音声通話とビデオ通話の両方を無料で利用が可能です。電話料金を気にせずに問い合わせや相談を行えるため、利用のハードルが低くなります。

予約はオンラインで簡単にできるようになりましたが、事前のカウンセリングやヒアリングをテキストで行うのは労力や電話代など、負担がかかります。しかし、LINEコールを利用すれば、少ない負担で通話が可能です。

URLやQRコードから発信できる

URLやQRコードを使って、簡単に通話を開始できるのもLINEコールの特徴です。LINEでURLを共有し、ユーザーがタップするだけで通話が始まります。

また、SNSやWebサイトにURLを掲載することで、オンラインでの問い合わせを簡単に誘導することもできるでしょう。

ユーザーがアクセスしやすくなり、問い合わせや予約の機会を増やすことができます。

LINE公式アカウントに着信履歴が残る

LINEコールで受けた着信は、すべてLINE公式アカウントの管理画面に履歴として残ります。そのため、誰から着信があったのかを把握し、後からフォローすることができます。

また、忙しい時間帯に電話を受けられなかった場合でも、着信履歴を確認して後から顧客にLINEチャットで連絡を取ることができます。

着信履歴の管理が便利になることで、問い合わせの対応が効率的になり、顧客満足度の向上が期待できます。

LINEコールへの着信を電話に転送できる

LINEコールへの着信を電話に転送することも可能です。通常の電話回線への受電とLINEコールの受電を一本化できるため、受付窓口を統一することができます。

ユーザーにとって、電話番号を入力して架電するのはハードルが高い場合があります。しかし、事業主からすると受付窓口がLINEコールや電話機で分かれると業務効率が落ちるケースも存在します。

LINEコールの転送機能を活用して受付窓口を一本化しつつ、ユーザーはタップ一つで電話をかけられるように環境を整えることで、それぞれの利便性を高めながら業務を進めることが可能になります。

特別な設定や設備なくすぐに利用開始できる

特別な設定や設備なしですぐに利用を開始できるのも、LINEコールを利用する大きなメリットです。

LINE公式アカウントを開設して簡単な設定を行うだけで、すぐに音声通話やビデオ通話を利用できます。専用の電話回線や、機器を導入する必要がありません。

初期費用や導入時間を削減して迅速にサービスを提供できるため、これから事業を始める方や新たに店舗を増やす方にとって、大きなメリットとなるでしょう。

LINEコールを利用する際の注意点やデメリット

LINEコールを利用する際の注意点やデメリット

LINEコールは、ユーザーと無料で通話できる便利な機能です。しかし、利用する際にはいくつかの注意点やデメリットがあります。

ここからは、LINEコールの利用に際して特に気をつけるべきポイントを具体的な例を交えながら解説します。

運営者から発信することはできない

LINEコールを利用する際は、運営者側からユーザーに発信することができないことに注意が必要です。通話は常にユーザーに依存するため、緊急の連絡やフォローが難しくなる場合があります。

予約時間にユーザーが現れなかった場合や支払いの確認が取れなかった場合など、不測の事態には電話が必要になることもあるでしょう。しかし、LINEコールでは電話をかけることができず、ユーザーとのコミュニケーションが限定されてしまいます。

そのため、万が一のケースを想定してLINEコール以外の緊急連絡先を用意しておくことも大切です。

通話できるアプリやブラウザか限られている

LINEコールは、LINE公式アカウントの管理アプリかGoogle Chromeからしか通話ができないため、普段は異なるブラウザを使用しているユーザーにとって、不便さを感じるかもしれません。

そのため、利用できる環境が限られていることについて理解しておく必要があります。

オンライン診療に活用する場合はLINEドクターを利用する

LINEコールはさまざまな業界・業種で便利に使える機能ですが、オンライン診療に利用することは禁止されています。

オンライン診療を行う場合は、専用の「LINEドクター」を利用する必要があります。予約や患者からの問い合わせを含め、診療で活用する場合はおLINEドクターを利用しましょう。

LINEコールの主な活用方法

LINEコールの主な活用方法

LINEコールは、予約や問い合わせ窓口はもちろん、それ以外にも様々な用途で利用できます。特に注目したいのは以下のような利用方法です。

  • お問い合わせ窓口
  • オンラインでの無料相談
  • 体験レッスンの事前相談

それぞれ、具体的なケースや導入するメリットも含めて紹介します。

お問い合わせ窓口

LINEコールは、お問い合わせ窓口として非常に有効です。

ユーザーが質問や問い合わせを行う際、テキストチャットだけでは解決しにくい傾向がありますが、音声通話やビデオ通話を利用することで、迅速かつ的確な対応が可能になります。

また、CRMと連携させることでより業務効率を高めることもでき、問い合わせ対応のスピードと質を高めることで、競争力の向上も期待できます。

オンラインでの無料相談

オンラインでの無料相談にも、LINEコールは適しています。転職エージェントのキャリアカウンセリングや法律、保険の相談など、専門的なアドバイスを提供する場合に効果を発揮するでしょう。

広く普及しているLINEを活用したLINEコールなら、ユーザーにとって導入の手間もかかりません。簡単な操作で相談を始められるため、日頃スマートフォンやPCに慣れていない方にとっても、少ない負担で利用できます。

事業主、ユーザーともに改めてアプリをインストールする必要がないため、手軽に始められるのがLIEコールのメリットといえます。

体験レッスンの事前相談

体験レッスンの事前相談にも、LINEコールは非常に役立ちます。ユーザーが使い慣れていないシステムを利用して相談や説明を行うのは、ストレスに感じる可能性があります。最悪の場合、見込み客から離脱してしまうこともあるでしょう。

しかし、LINEコールを活用すれば、そうした障壁を取り除きながら次のステップに進むことができます。これにより、体験レッスンの申し込みから入会までの間にある離脱を抑えることが可能です。

LINEコールを利用する方法

LINEコールを利用する方法

ここからは、LINEコールの利用方法を具体的に解説します。手順は以下の通りです。

  1. 「設定」をクリックする
  2. チャットタブを開く
  3. 「利用する」をオンにする
  4. 通話タイプを選ぶ

それでは、実際の画像とともに解説します。

方法①:「設定」をクリックする

LINEコールを利用する方法①

まずはLINE公式アカウントにログインします。ログインしたら、画面の右上にある「設定」をクリックします。

方法②:チャットタブを開く

LINEコールを利用する方法②

設定メニューから「応答設定」を選択し、「チャット」をオンにすると、LINEコール機能を有効にするための準備が整います。

その後、画面上部にある「チャット」タブをクリックしてください。

方法③:「利用する」をオン

LINEコールを利用する方法③

チャット画面の右上にある歯車アイコンをクリックして「電話」タブをいたら、「LINEコール」の「利用する」をオンにします。

方法④:通話タイプを選ぶ

LINEコールを利用する方法④

最後に、通話タイプを選択します。音声通話のみを利用するか、ビデオ通話も併用するかを選びます。用途に応じて最適な通話タイプを設定しましょう。

LINEコールの受け方の設定方法

LINEコールの受け方の設定方法

続いて、LINEコールの受け方を設定する方法を紹介します。手順は以下の通りです。

  1. 「ボタンを追加」をクリックする
  2. 「上部」の「ボタンを追加」をクリックする
  3. 「通話」を選択して「次へ」をクリックする
  4. LINEコールを選択して「保存」をクリックする
  5. 「公開」をクリックする

それぞれ、解説します。

方法①:「ボタンを追加」をクリックする

LINEコールの受け方の設定方法①

まず、LINE公式アカウントの管理画面にログインし、プロフィールタブを開きます。プロフィールは別タブで開きます。

方法②:「上部」の「ボタンを追加」をクリックする

LINEコールの受け方の設定方法②

次に、「上部」の項目にある「ボタンを追加」をクリックします。

方法③:「通話」を選択して「次へ」をクリックする

LINEコールの受け方の設定方法③

ポップアップが表示されたら、「通話」を選択して「次へ」をクリックします。通話ボタンの設定画面に移動し、詳細な設定を行うことが可能になります。

方法④:LINEコールを選択して「追加」をクリックする

LINEコールの受け方の設定方法④

通話の種類を選択する画面で「LINEコール」を選び、特定の電話番号へ転送したい場合は「電話番号」を選んで番号を入力してください。最後に「追加」をクリックします。

方法⑤:「公開」をクリックする

LINEコールの受け方の設定方法⑤

設置が完了すると、プロフィールの編集画面に戻ります。アカウント名の下に通話のアイコンが追加されているのを確認しましょう。

最後に、設定内容を公開するために「公開」をクリックします。プロフィールページにLINEコールの通話ボタンが表示され、ユーザーがクリックすることで直接通話を開始できるようになります。以上で、LINEコールの受け方設定が完了です。

LINEコールで通話リクエストのやり方

LINEコールで通話リクエストのやり方

LINEコールは、企業や店舗が顧客と直接コミュニケーションを取るための便利な機能です。顧客に対して通話リクエストを送ることで、スムーズに連絡を取ることができます。この記事では、LINEコールで通話リクエストを送る方法を具体的に解説します。

  1. 「通話リクエスト」を選ぶ
  2. 「送信」をクリックする

方法①:「通話リクエスト」を選ぶ

LINEコールで通話リクエストのやり方①

まず、LINE公式アカウントの管理画面にログインし、チャット画面をいたら、右下にある電話アイコンをクリックします。表示されるメニューから「通話リクエスト」を選択してください。

方法②:「送信」クリックする

「通話リクエスト」を選択すると、リクエスト内容の確認画面が表示されます。必要な情報を確認した後、「送信」をクリックします。

これで、ユーザーに通話リクエストが送信され、ユーザーはメッセージ内のリンクをクリックして通話を開始することができます。

LINEコールまとめ

LINEコールまとめ

LINEコールは、無料で通話やビデオ通話ができるLINE公式アカウントの機能です。日本で広く浸透しているLINEを基盤としたサービスのため、事業主とユーザー共に導入の障壁が低いのも大きなメリットです。

特に、問い合わせ対応や予約確認などの業務効率が大幅に向上するでしょう。また、オンラインレッスンなどの実務利用も期待できます。

ただし、運営から通話ができないこと、通話できるアプリやブラウザには制限があることには注意が必要です。

それでも、LINEコールを上手に活用することでビジネスを加速させやすくなります。ご紹介した利用方法も参考に、ぜひ役立ててください。

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この記事を書いた人

ニシオカ
美容外科のWebマーケ/ライターの経験を経て、サングローブへ入社。前職ではWebページだけでなく書籍の出版も担当。音楽を聴きながら執筆すると捗る。

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