LINEの複数アカウントの作り方を解説!切り替え方や所有するための絶対条件とは?
メッセージアプリ「LINE」で、複数のアカウントを保有したいと考えている人も多いでしょう。アカウントをシーン別に使い分けることができれば、メッセージの誤送信なども避けやすくなります。
しかし、どうすれば複数のアカウントを保有できるのか、用意するものはあるのかなど、作り方が分からないという人も多いはずです。
そこで、この記事ではLINEでの複数アカウントの作り方を紹介します。アカウントを複数保有するために絶対用意しなければいけないものについてや、アカウントを複数保有するための6つの方法、さらに知っておきたい注意点も解説します。
目次
LINEで複数アカウントを作るための条件とは
LINEで複数アカウントを作るには電話番号を複数用意する必要があります。ただし、LINEの登録に使用していない電話番号に限ります。すでにアカウントを作成してしまっている電話番号で、新しいアカウントを作ることはできません。
また、複数の電話番号を用意するためには、新しいスマホ回線が必要になり、一般的には端末ももう一台用意しなければいけません。しかし、次に紹介する方法なら同一端末でも、複数の電話番号を所有することができます。
同一のスマホで複数の電話番号を所有する方法
同一のスマホでも、デュアルSIMを活用すれば複数の電話番号を所有することができます。複数台のスマホを持つのが面倒だという場合は、デュアルSIMを検討してください。
デュアルSIMとは、1台のスマホに2枚のSIMカードを差し込んで使うことです。電話番号が2つ持てるため、プライベートとビジネスで連絡先を分けたいという人に好まれています。
デュアルSIMを利用するためには、SIMカードが2枚利用できるスマホ端末、もしくはeSIMの2つか、eSIMとSIMカードの併用ができる機種端末が必要です。
現在利用中の機種端末がデュアルSIMに対応していなければ利用することはできないため、検討している場合は事前に確認しておいてください。
LINEの複数アカウントの作り方とは
ここからは、LINEの複数アカウントを実際に作る方法を解説します。複数アカウントの作り方は、次の6種類があります。
- LINEアプリを複製する
- マルチユーザー機能を使用する
- アプリをアンインストールして使用する
- LINE WORKSを利用する
- オープンチャット機能を利用する
- LINE公式アカウントを利用する
上記6種類の方法のいずれかを使えば、LINEの複数アカウントが保有できるようになります。それでは、LINEの複数アカウントの作り方の手順を解説します。
作り方①:LINEアプリを複製する
LINEアプリは、1つのアプリで1アカウントしかログインできないため、複数のアカウントを持つ場合は複数のアプリを持たなければいけません。そのため同一端末でLINEの複数アカウントを持つためには、LINEアプリの複製が必要になります。
複製方法は機種によって異なりますが、大体の機種が設定画面からアプリの複製ができるようになっています。
例えばGalaxyスマホの場合、「設定」→「便利な機能」→「デュアルメッセンジャー」→「LINE」を選択すると、LINEアプリが複数持てるようになります。機種によっては「アプリクローン」という名前の場合もあります。
アプリが複製できたら、複製したLINEを起動し、新しい電話番号でアカウントを作成してください。
作り方②:マルチユーザー機能を使用する
機種によっては、ユーザーごとに画面を切り替えられる「マルチユーザー機能」が用意されています。
マルチユーザー機能を使えば、使用するSIMごとにインストールするアプリが変えられたり、設定を変更できたりします。そのため、LINEアプリを新しくインストールすることも可能です。
マルチユーザー機能を使うためには、「設定」→「システム」→「複数ユーザー」の順に進みます。その後「ユーザー追加」から、新しいユーザーを作成してください。
その後、ユーザー作成後に、新しいユーザー画面でLINEをインストールすれば完了です。これで、同一端末でも複数のLINEアプリが使用できるようになります。マルチユーザー機能が搭載されている場合はぜひ活用してみてください。
作り方③:アプリをアンインストールして使用する
LINEアプリの複製やマルチユーザー機能の活用ができない場合は、アプリをアンインストールしてから複数アカウントの使用を行う方法を試してみてください。
LINEアプリでは、アプリの初回起動時に電話番号を入力する画面が表示されます。アンインストール→再インストールの作業を繰り返すことで、別々の電話番号が入力でき、アカウントの切り替えが可能になります。
ただし、LINEアプリをアンインストールすると、トーク履歴も一緒に消えてしまうので注意が必要です。消したくない履歴がある場合は必ず、アンインストール前にバックアップを取るよう意識してください。
「自動バックアップ設定」を活用すれば、万が一バックアップを取り忘れても、トーク履歴が復元できるためおすすめです。
作り方④:LINE WORKSを利用する
①から③までの方法が難しいという場合は、LINE WORKSを利用してみましょう。LINE WORKSとは、ビジネス版のLINEアプリです。プライベートとLINEのアカウントを分け、チームや組織ごとにトークのやり取りを行うことができます。
利用には管理者が発行したIDとパスワードが必要になるため、電話番号の用意は不要です。ただしコミュニケーションを取れるのは、LINE WORKSに登録したチームのユーザー同士となっています。
通常のLINEユーザーとのやり取りも「外部トーク連携機能」をオンにすることで可能です。
しかし管理者にログをすべて見られてしまうというデメリットがあるため、あくまでプライベートとビジネスでのアカウントを分けたいときに、使うツールだと認識しておいてください。
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使い方⑤:オープンチャット機能を利用する
LINEで複数のアカウントを保有したいのなら、LINEのオープンチャットを使うのもおすすめの方法です。
オープンチャットとは、LINEユーザー同士で匿名でやり取りできるチャットサービスです。チャットグループごとにプロフィールが設定できるため、実際のLINEアカウントを教える必要がありません。
そのため「趣味用にアカウントを使い分けたい」「情報交換用のアカウントが欲しい」などという場合に活用しやすいでしょう。電話番号を新たに用意しなくても使うことができます。
写真のやり取りやスタンプの送信など、通常のLINEと同様の機能は引き続き使うことができます。使用感が変わらないのもオープンチャットのうれしい特徴です。
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使い方⑥:LINE公式アカウントを利用する
LINE公式アカウントを作成し、LINEのアカウントを複数持つという方法もあります。
LINE公式アカウントとは、ビジネスシーンにおいて活用できるサービスのことです。企業や店舗がアカウントを作成し、友だち登録してくれたユーザーに対して情報を発信していくことができます。
コミュニケーションプランを利用すれば、毎月200通まで無料でメッセージを送信することが可能です。友だち登録してくれたユーザーからメッセージが来れば、個別に返信もできます。
ただし、あくまでビジネスシーンにおいて、集客目的・情報発信の用途で使われるサービスとなります。通常のLINEのように友だちとの交流に使うのは難しいので注意してください。
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LINEで複数アカウントを作る際の注意点
LINEで複数アカウントを作る方法はいろいろありますが、注意しなければいけない点もいくつかあります。
- 電話帳を共有すると知り合いにバレる
- トークルームの管理が難しくなる
- 1度に複数のアカウントにログインはできない
まず、アカウントを分けたのにもかかわらず、端末の電話帳を共有してしまうと、知り合いにアカウントが知られてしまうため注意しましょう。電話帳は共有しない設定にしておくことが大切です。
さらに、アカウントを複数持つとその分だけトークルームも増えるため、管理が難しくなります。返信が滞ったり、大事な連絡に気づけなかったりする場合もあるかもしれません。
1度に複数のアカウントに同時にログインすることはできないことにも、注意が必要です。アカウントの切り替えを適切に行わなければ、最初にログインしていたLINEアカウントのトーク履歴がすべて消えてしまう可能性があるため、慎重な使い分けが大切です。
自分に合った方法でLINEの複数アカウントを作成しよう
LINEで複数アカウントを作成するためには、新たに電話番号を用意する必要があります。デュアルSIMを活用すれば、1台のスマホで2台の電話番号を持ち、アカウントを切り替えることも可能です。
ただし機種によってはアカウントの切り替えに手間がかかる場合や、使い方を誤るとトーク履歴が消えてしまう可能性もあるので注意してください。
電話番号を複数用意できない場合は、LINE WORKSやオープンチャット、LINE公式アカウントを利用するのも手段の1つです。ただしどの方法もビジネス向けに作られていたり、通常のLINEのように利用できなかったりというデメリットが存在します。
自分に合う利用方法で、LINEの複数アカウントを作成してみてください。
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