LINE「Keep」機能がサービス終了!?代替案や代わりになるアプリを紹介
LINE公式アプリ内でお知らせが出ているので知っている人も多いかと思いますが、2024年8月28日にLINE Keep機能がサービス終了となります。ポップ通知でのお知らせなので見逃している人は、今から慌ててデータの保存をすることになるでしょう。
そこで本記事では、LINE Keep機能のデータバックアップ方法や、公式LINE内の機能での代替案はもちろん、代わりになるおすすめアプリを紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
2024年8月28日にLINE「Keep」機能がサービス終了
そもそもLINE Keepとは、画像・動画・PDF・リンクなどのデータをLINE内に保存できる機能です。これが、2024年8月28日にサービス終了するとLINE公式から発表されました。サービス終了の期日までに保存していたデータをダウンロードしておかなければ自動削除されます。
LINEアプリ上のポップや公式トークで告知されたので、見逃しているもしくはスルーしてしまった人も多いはずです。できる限り早めに、データを保存していないか確認しておきましょう。
LINE Keepがサービス終了する理由
LINE Keepがサービス終了する理由は主に2つです。1つはアプリ全体の最適化のため、もう1つは自分専用トーク「Keepメモ」という機能があるからです。ちなみに、名前が似ていますがKeep機能とKeepメモは別物となります。
LINE Keepのバックアップ方法
LINE Keep内にデータを保存している人は、2024年8月28日までにバックアップしておきましょう。以下は、公式が共有しているバックアップ方法をまとめたものです。
写真・動画のバックアップ
- ①ホーム画面右上のKeepアイコンをタップ
- ②「写真・動画をダウンロード」のボタンをタップ
- ③保存したいデータを選択
- ④端末の写真・ギャラリーに保存
テキスト・リンク・ファイルのバックアップ
- ①ホーム画面右上のKeepアイコンをタップ
- ②ダウンロードしたいコンテンツを選択
- ③コンテンツ右上の「︙」をタップ
- ④「シェア→他のアプリ」でデータを送信して保存
先述した通り、早めにバックアップしておかないとサービス終了したら自動削除となります。保存データが多い人は、これを機に整理もしておくと良いでしょう。
LINE公式の機能で代替えは可能
LINE Keepがなくなると地味に不便ですよね。メモ・ブックマーク・ストレージ代わりに利用していた人も多いはずです。ですが、LINE公式機能で代替えが可能です。3つの代替案を紹介するので、自分が使いやすい方法を利用してみてください。
LINE Keepメモは引き続き使える
LINE Keepメモは、自分専用のトークルームのことです。使い方は通常のトークルームと同じで、トーク・ノート・アルバムの機能が使えます。メモ帳やストレージ代わりになります。こちらの機能はサービス終了しないので、引き続き使えます。
Keep機能とKeepメモ違いは「他アプリへシェアできない」「データ保存機能に制限がある」ことです。サービス終了してしまうKeepは、いわばデータの倉庫でした。容量制限はありましたが、保存期間は無期限というユーザーにとって嬉しい機能がありました。
ですが、Keepメモはあくまでトークルームです。通常と同じく、期間が過ぎるとトーク内の画像の保存期間が終了するので注意してください。
自分1人のグループ作成
Keepメモと使い方はほぼ同じですが、自分1人だけのグループを作成してメモ帳代わりに使うのもアリです。仕事用とプライベートに分けてメモしたいなど、2つ以上のトークが欲しい人は作成してみても良いでしょう。
スマホ2台持ちなら別アカウントのトークを利用
スマートフォンやタブレットなど、電話番号がある端末を2台以上所持している人は、別々にLINEアカウントを作成してトークを利用するのも手です。
いずれにせよKeep機能がなくなる今は、トークを利用してデータをLINE内に保存するしかありません。
LINE Keep代替アプリおすすめ5選
LINEのトークルームを利用したデータ保存だと期限があるので不便と感じる人は、これから紹介する代替アプリの導入を検討してみてください。無料で使えるアプリばかりでおすすめを集めてみました。
Google Keep
公式:Google Keep
Google Keepは、Google社が提供している無料のメモアプリです。無料のGoogleアカウントを作成すればだれでも利用できます。メモ帳・リスト作成・画像添付はもちろん、手書き入力や音声メモの録音も可能です。
シンプルなUIなので、初めて利用する人でも使いやすいです。Googleアカウントにログインさえすれば、他の端末との同期も可能なのでスマホで保存したデータをパソコンで確認することもできます。
OneNote
公式:OneNote
OneNoteは、Microsoft社が提供するデジタルノートアプリです。Windows10などに標準搭載されており、Microsoftアカウントがあれば誰でも無料で使えます。自由度が高く、テキスト・手書きメモができますし、画像・動画・音声・PDFなど様々な形式データの添付が可能です。
画像内テキストや音声データからの文字起こしもできるので、ビジネスのお供にも最適でしょう。ブック(タブ)ごとに複数のノートをまとめられるので、一目でどこにデータがあるのか整理しやすいのもおすすめポイントです。
Notion
公式:Notion
Notionは、ビジネス利用に役立つ機能が多数搭載されている万能メモアプリです。2021年に日本語版が提供さえています。無料版でもたくさんの機能が搭載されていますが、多機能すぎて全て使いこなすのは至難の業かもしれません。ですが、メモ帳・データ保存などLINE Keep代わりに使うのであれば、十分すぎるアプリと言えます。
注意したいのは、ファイルアップロードに限り5MBまでの制限があること。それ以外は、個人利用に限り、無料でもコンテンツ作成数が無制限なのでデータ保存には向いています。
UpNote
公式:UpNote
UpNoteは、動画含めて音声系の保存・入力はできませんが、それ以外は大抵可能なメモアプリです。EvernoteとUI似ていてシンプルで使いやすいので、愛用している人は多いはずです。無料と有料プランがありますが、LINE Keep代わりに使うなら無料でも十分使えます。
機能の特徴としては、テキストメモに特化しているアプリです。ライターやブロガーに嬉しい見出し・引用・文字数カウントなどの機能が搭載されていますし、目次作成も可能です。LINE Keepにアイディアをメモしていた人であれば、使いやすいこと間違いなしです。
Obsidian
公式:Obsidian
Obsidianは多機能なノートアプリで、個人利用であれば無料で使えます。ノート同士をリンクで結び付けたり、アプリ内でキーワード・タグなどの検索も可能です。情報の探しやすさは、他のノートアプリと違ってダントツと言えるでしょう。
そしてなんといってもおすすめしたい理由は、ノートをローカル管理できる点です。つまり、導入してしまえばオフラインでも使えるので、飛行機内や電波が弱い場所などどこでも情報をメモできます。
LINEはそのほかの機能やサービスも終了する
日常に溶け込んで、もはやなくてはならないSNSとなった「LINE」。実は、Keep機能以外にもサービス終了するもの(しているもの)がいくつかあります。簡単にどういうものがサービス終了なのかまとめました。
2023年6月29日にLINE BLOGが終了
LINE BLOGは、名前の通りLINE内でブログの投稿・編集をする機能です。著名人だけでなく一般ユーザーも利用できていましたが、2023年6月29日にサービス終了しています。
2024年2月15日にノートの動画追加機能が終了
以前までは、LINEのノートに動画を保存できました。ですが、2024年2月15日にノートの動画追加機能が終了しています。
ノートであれば保存期限がなかったので、結構な痛手です。そのうえKeep機能までなくなるので、LINEアプリ内での動画保存ができなくなるということです。動画を保存したいなら、ほかアプリへ移行したほうが良いでしょう。
2025年4月30日までにLINE Payが日本で終了
そしてKeep機能よりも話題になっているのが、2025年4月30日までにLINE Payが日本でサービス終了するというニュースです。日本以外の海外ではそのまま利用できるので、海外旅行で頻繁に利用していた人にとっては悲報です。
サービス終了日はまだ確定していませんが2024年4月下旬ころです。2024年11月29日には新規アカウント開設ができなくなります。チャージや残高に関するサービスは、公式で終了スケジュールをまとめています。以下を参照してください。
国内でLINEの後続となるSNSが開発されるのか今後に期待
LINEは、今や日本国民の約70%が利用しており、生活に欠かせないインフラの1つと言っても過言ではないはずです。ですが、立て続けに機能がサービス終了していたり、LINEヤフーに統合されてからの動きが不安という人もいるはずです。
国内外問わず様々なSNSが開発されている今、LINEの後続となるSNSが開発されれば爆発的な人気が出ることは間違いないはずです。しかし、コストはもちろん、データ管理容量やセキュリティなど、様々な壁がそびえたちます。機能を1つにまとめた便利なSNSはユーザーにとっては最高ですが、用途によって複数のアプリに使い分けたほうがリスクの分散はできるのかもしれません。
LINEは電話・メール機能の代わりに現代に溶け込んでいます。いずれにしろ、すぐにはなくならないはずなので、今後も公式の動向に注視しておいたほうが良いかもしれません。
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