【徹底比較】MEO対策ツールを解説!有料・無料のおすすめ12選!
マップ上で検索された場合に自社の情報を上位表示させるための対策は、「MEO(Map Engine Optimization:地図エンジン最適化)」と呼ばれ、店舗の集客において重要な役割を担います。しかしMEOへの対策状況には事業者間で差がついており、「Googleビジネスプロフィール」に登録し、地図上に自社情報を表示するだけで、掲載情報を最適化していない店舗も少なくありません。
検索順位を上げ、集客効果を高めるには、検索順位やインサイトデータから現状を分析し、適切な改善策を導いていくプロセスが必要になります。これらの手順を効率化し、MEO対策におけるPDCAを循環させていくうえで、「MEOツール」は強い味方となりうるでしょう。
この記事では、MEOツールを導入するメリットやその選び方をふまえ、おすすめの無料・有料ツールをそれぞれ紹介していきます。
目次
MEOツールとは
「地図エンジン最適化」を意味するMEOは、「マップ検索における自社の表示順位を上昇させるための対策」を指しています。飲食店やショッピング施設など、その地域で特定のサービスを探しているユーザーに対し、自社情報を適切に届けられるよう、Web上に掲載する情報を最適化していく施策です。
※MEOについては以下の記事でくわしく解説しています。
>MEOのアルゴリズム攻略法とは?重要な観点も含めて徹底解説!<
MEOツールとは、このような対策を効率化するためのサービス全般を指しています。MEO対策は主に「Googleビジネスプロフィール」のアカウント上で行われるため、MEOツールにはその運用を補助するためのさまざまな機能が備わっています。
MEOツールでできること
MEOツールが備えている機能には以下のようなものがあります。
・検索順位チェック ・口コミ管理・分析 ・インサイト分析 ・投稿管理 ・複数店舗の一括管理 |
すべてのMEOツールで上記の機能が利用できるというわけではないので、ツールを選ぶ際は注意が必要です。
検索順位チェック
MEOツールが備えている機能なかで、もっとも基本的といえるのが検索順位のチェック機能です。有料ツールはもちろん、簡易的なものであれば無料ツールでもほとんどが搭載している機能です。
指定したキーワードや住所で検索ができ、現在の検索順位やそこに至るまでの推移を確かめることができます。ライバル店舗の検索順位を確認できるツールであれば、競合分析にも活用できます。とりわけ、大きなイベントの後やMEO対策を講じた後は、その影響を確かめるために必ず検索順位をチェックしましょう。
口コミ管理・分析
MEOツールは口コミ管理の幅を広げます。一定期間の口コミ件数や評価に関するデータを簡単に集計できるので、その推移や傾向を分析して今後の店舗運営に生かせるでしょう。自動返信機能を備えているものであれば、より業務の効率化が期待できます。
インサイト分析
ここでいうインサイトとは、ユーザーのアクションのことを指します。MEOツールでは、Googleビジネスプロフィールにたどり着いたユーザーの行動を細かく分析することが可能です。Google検索(検索キーワード・検索方法など)、電話での問い合わせ、ルート検索といったユーザーの具体的なアクションをデータにもとづいて分析することは、MEO対策の確度を上げることにつながります。
投稿管理
MEOツールには、予約投稿機能や自動投稿機能のように、Googleビジネスプロフィールの投稿を管理する機能を備えたものがあります。毎日決まった時間に投稿したい場合や忙しい時間に投稿したい場合など、指定の時間に自動で投稿されるように予約しておけば効率的です。
複数店舗の一括管理
店舗が複数ある場合、全店舗に共通する情報を発信したい場合もあるでしょう。MEOツールを活用すれば、複数のGoogleビジネスプロフィールを一括管理することが可能です。新たな情報の発信に加えて既存の情報の編集もできるため、どこかの店舗が忙しい際に他店の担当者が情報更新を代行するといったことも可能です。
MEOツールを導入するメリット
MEOツールを導入することにより、インサイトデータをグラフ化したり、プロフィール情報を管理したりといった機能を利用できるようになります。「定量的な現状分析による施策の改善」と、「さまざまな補助機能による業務の効率化」がMEOツールの大きなメリットといえるでしょう。以下では、より具体的にその恩恵について解説していきます。
MEOツールを導入する主なメリットは3つです。
・多角的な分析が可能に ・同一エリアの競合店との比較・分析 ・運用業務の効率化 |
以下では、より具体的にその恩恵について解説していきます。
多角的な分析が可能に
MEO対策にツールを導入する第一のメリットは、具体的な数字にもとづいて現状を把握できる点にあります。
検索順位の推移はもちろん、自社のビジネスプロフィールを閲覧したユーザーの行動を定量的に把握することにより、マーケティング施策の改善に向けた材料が得られるでしょう。データを確認しながら、「どのような検索語句でページにたどり着いたか」「実際の問い合わせにどれだけつながっているか」「どこで離脱が起きているか」など、現状における課題を整理することで、より具体的な対策につなげていけると考えられます。
ユーザーインサイトを自動的にグラフやチャートに落とし込んでくれるツールも多く、施策前後におけるデータの比較や、チーム内での共有も簡単に行うことができます。MEO対策におけるPDCAを効率化していくうえで、MEOツールを通じたデータの可視化は大きな意義をもつはずです。
同一エリアの競合店との比較・分析
MEO対策の目的は、第一に「ユーザーによる実店舗の訪問」であり、そのためには「同一キーワード・同一エリア」での検索において上位表示される競合店舗の分析が重要になるでしょう。MEOツールによって自社と競合との順位の推移を把握することで、「どの時点で、何が転機となって順位が変動したか」といったポイントも確認しやすくなります。
ツールによっては、「競合に対してどれだけ適切にMEO対策を行えているか」を分析可能であり、上位表示に向けたヒントが得られるようになっています。「競合に比べ、掲載している情報にどんな要素が足りないか」を提示してくれるツールもあり、実際の行動につなげやすい点もポイントです。
※MEOを成功させるコツについては以下の記事でくわしく解説しています。
>MEOを成功させるコツ~集客効果と対策事例で紐解く法則~<
運用業務の効率化
MEO対策をするうえで、自店舗のビジネスプロフィール上に投稿される口コミへの対応は欠かせません。
ユーザーからの投稿を促進するためには「コメントへの返信」が1つの有効な方法ですが、すべてに対応していては相当のリソースが割かれてしまいます。この点で、自動返信機能のあるツールを導入すれば、口コミを管理する手間を削減できるでしょう。
また、自身のビジネスプロフィール上にイベントやキャンペーン情報などを投稿する際、ツールなしでは「即時投稿」となるため、「余裕のあるときに投稿内容を予約しておく」ことができません。予約投稿機能のあるツールを用いることで、更新作業もスムーズになり、タイミングを逃さずユーザーに情報を届けられるでしょう。
その他、複数店舗を運営している場合にも、ツールの導入による恩恵は大きいと考えられます。MEOツールのなかには店舗ごとに検索順位を確認したり、投稿内容を一元的に管理したりといった機能を備えているものもあり、店舗ごとに行っていた運用プロセスを簡略化することが可能です。
MEOツールを導入するデメリット
MEOツールを導入する前には、その特性をしっかりと認識しておかなくてはいけません。扱い方を正しく理解し、被る可能性のあるデメリットも念頭においたうえで導入しましょう。
MEOツールを導入する際の主な注意点は2つです。
・費用がかかる ・導入しただけでは成果が出ない |
費用がかかる
MEOツールには無料のものと有料のものがあります。ただし、無料で利用できるものの多くが「検索順位の簡易的な確認」のみに機能を制限されているため、ビジネスプロフィールの運用を補助する機能が必要な場合には、有料ツールを選ぶことが望ましいでしょう。
有料のMEOツールを導入すれば、初期費用やランニングコストといった費用がかかることは避けられません。そのぶん無料のツールに比べれば高度かつ豊富な機能を備えている場合が多いので、少しでも費用対効果を上げられるよう、自社に適したツールを選んだり、正しい活用法を知ったりすることが大切です。
導入しただけでは成果が出ない
MEOツールは、あくまでGoogleビジネスプロフィールを活用したMEO対策を効率化するものです。導入したこと自体が集客や売上に直結するものではないので注意しましょう。
MEOツールに指示を出したり、ツールによって収集されたデータを読み解いて集客や販促につなげたりするのは店舗の仕事です。自身もMEO対策についての知識を身につけておくことで、ツールの効果を最大化することができるでしょう。
※自分でMEO対策をする方法については以下の記事でくわしく解説しています。
>自分でできるMEO対策のやり方!具体的な方法をやさしく解説<
ツールをうまく活用できるか不安な場合は、MEO対策をサポートしてくれる業者の力を借りるという選択肢もあります。
MEOツールの選び方
企業の特色が違えば、MEOツールに求める要素も違うでしょう。導入を検討するにあたっては、そのツールが自社の求めているものを提供してくれるのか、慎重に検討する必要があります。
MEOツールを選ぶ基準として重要なのは次の3つです。
・費用で選ぶ ・機能で選ぶ ・サポート体制で選ぶ |
適しているケースとともに解説していきます。
費用で選ぶ
費用対効果の高さは重要な判断材料になるでしょう。MEOツールの料金体系は、無料、初期費用が無料、月額500円、月額30,000円、問い合わせによって決まるものなど、ツールによって多岐にわたります。
はじめての導入や「とりあえずMEOツールを使ってみたい」という目的なら、まずは無料のものや低額で使えるもので試してみるのがいいかもしれません。一方で、本腰を入れて導入したいという場合や多機能さを重視する場合は、月額数万円のMEOツールも選択肢に入ってくるでしょう。ツールによっては設けている「無料トライアル期間」も積極的に活用したいところです。
機能で選ぶ
MEOツールとひと口にいっても、備わっている機能は多種多様です。「そのツールに自社が欲している機能が搭載されているかどうか」という観点は、はじめてMEOツールを導入する場合にも、MEOツールを乗り換える場合にも等しく大切なものでしょう。
たとえば先述のとおり、無料MEOツールの多くは「簡易的な検索順位チェック」を中心としてコンパクトな機能設計になっています。口コミ管理機能や自動投稿機能をはじめ、豊富な機能を求めている企業が導入すればミスマッチになってしまうでしょう。
反対に、「順位のチェックだけできればいい」と思っている企業が多機能なMEOツールを導入すると“宝の持ち腐れ”になりかねません。導入するツールを決める前には、必要としている機能を洗い出しておきましょう。
サポート体制で選ぶ
MEOツールをはじめて導入する場合は「ツールをうまく使いこなせるだろうか」と不安に思う方も少なくないでしょう。そういった方には、サポート体制の充実したMEOツールがおすすめです。
とりわけ多数の機能を必要としている場合、導入にあたってツールの使い方を覚えるのは大変です。自力で使いこなせるようになるには、相当の時間と労力が必要でしょう。また、運用していくうえで疑問点が出てきた場合も、自分だけで解決するのは難しいかもしれません。
サポート体制が充実しているMEOツールであれば、ツールの基本的な使用方法はもちろん、MEO対策のノウハウを共有してくれる場合もあります。MEOツールをサポート体制で検討する場合は、対応の迅速性や柔軟性に加え、「どれだけ親身になって対応してくれるか」という点も重視しましょう。
無料のおすすめMEOツール
無料のおすすめMEOツールは以下の3つです。
・I Search From ・Googleマップ 検索順位チェッカー ・Google広告 |
MEOの検索順位を確認する際に注意しておきたいのは、検索エンジンを用いて順位を確認しようとした場合、「同じ語句で検索しても結果がユーザーによって異なるケースがある」という点です。1ユーザーが検索を行った際に表示される順位は、端末の位置情報や検索履歴など、パーソナライズされた情報と紐づいています。そのため自力でさまざまな地点からの検索順位を調べたり、標準化された順位を確認したりするには一定の工数が必要となるのです。
フラットな検索順位を知るためには、Webブラウザのシークレットモードを利用し、パーソナライズ設定をオフにする方法もありますが、以下に挙げるような無料ツールを利用するのも1つの手段です。
ただし、無料ツールの機能は基本的な順位のチェックのみであり、MEO対策における初歩的な情報を得ることが主な目的となります。ツールの導入によって業務効率化を図りたい場合には、有料ツールも選択肢に含めるとよいでしょう。
I Search From
「I Search From」は、指定した都市におけるGoogle検索の結果をWebページ上で確認できるツールです。
ページは英語表記ですが、日本語の検索結果も調べることができます。国と言語、端末とキーワードを指定することで、模擬的な検索結果画面が表示されます。「City」の項目に対象となる都市名を入力すれば、実際にその都市から検索した結果が確認可能です。
順位の推移などは確認できないため、詳細な分析には向いていませんが、現在地とは離れた地点での検索結果を知りたいときには有効だといえるでしょう。
Googleマップ 検索順位チェッカー
「Googleマップ 検索順位チェッカー」は、オルグロー株式会社の提供する無料の順位チェックツールです。Webページ上で検索地点とGoogleビジネスプロフィールの事業者名、キーワードを指定することで、順位を確認することができます。
Googleビジネスプロフィールの正確な名称を入力する必要がありますが、検索順位のほかレビューの点数も表示されるため、ユーザーの目に留まりやすい情報を簡易的に確認したいときに便利です。
Google広告
「Google広告」には、「広告とプレビューと診断」という機能があり、これをMEO検索順位チェックに利用することができます。
Google広告のアカウントを開設している場合には、管理画面の「ツールと設定」から「プランニング」を選択し、「広告プレビューと診断」のページに移行します。
アカウントをもっていない場合にも、直接「広告プレビューと診断ツール」のページでサービスを利用可能です。
キーワードと地域(市単位まで指定可能)、言語や端末といった条件を設定すれば、ローカルの検索結果を把握できます。
有料のおすすめMEOツール
MEO対策においては、Googleビジネスプロフィールに掲載する情報を最適化したり、口コミを管理したりと、アカウントの運営業務が必須となります。検索順位を確認することはもちろん、このような運営業務を効率化するうえで、さまざまな機能を備えたツールが役立つ場面も多いでしょう。
有料のおすすめMEOツールは以下の9つです。
・MEO Dashboard byGMO ・Gyro-n「MEO順位チェックツール」 ・MEOチェキ ・Canly ・LocalBase ・ローカルミエルカ ・マップ職人 ・Location Connect ・MEO tracker |
MEOツールのなかでも、GoogleビジネスプロフィールとAPI連携が可能なものを導入すれば、投稿や口コミをツール上の操作で管理できるようになるため、リソース削減につながると考えられます。
以下では実際に、GoogleビジネスプロフィールとのAPI連携に対応した有料ツールを紹介していきます。
MEO Dashboard byGMO
「MEO Dashboard byGMO」 は、GMO TECH株式会社(GMOインターネットグループ)の提供するGoogleビジネスプロフィールの運用効率化ツールです。
キーワードや地点ごとに自社・競合の表示順位をチェックすることはもちろん、Google Analyticsとの連携によるユーザーの行動分析など、さまざまなマーケティングデータをダッシュボード上のグラフやチャートで確認できるようになっています。キーワードとインサイトについての多角的なデータが可視化されるため、具体的な改善策に向けた材料が得やすくなるでしょう。
分析に役立つ機能のほか、アカウント運用業務を効率化する機能も同ツールの強みです。口コミへの返信機能やイベントなどの予約投稿機能、複数店舗の管理機能など、Googleビジネスプロフィールを継続的に運用するうえでの負担軽減につながると考えられます。
GMO TECHは上記の管理ツール「MEO Dashboard byGMO」を提供するプランのほか、MEO対策のコンサルティングや、Googleビジネスプロフィール運用業務の一部を代行するプランも用意しています。料金は提供サービスによるため要問い合わせとなりますが、「MEO対策全般を外注で行いたい」という場合など、検討してみるのもよいでしょう。
Gyro-n「MEO順位チェックツール」
株式会社ユニヴァ・ジャイロンは、SEO対策プラットフォーム「Gyro-n(ジャイロン) SEO」の拡張機能として、MEO対策に向けた「MEO順位チェックツール」をオプション設定しています。つまりこのサービスを利用することで、SEO対策全般と、MEOに特化した対策を同一のプラットフォームで管理できるということです。
MEO順位チェックツールにおいては、ダッシュボード上で毎日の検索順位の変化を確認できるほか、インサイトのレポート機能など分析に役立つ機能が揃っています。さらに予約投稿やInstagramとの連携機能など、Googleビジネスプロフィール運用を効率化できる機能も充実しており、「分析」と「運用」を両面的に補助するツールだといえるでしょう。
多言語での検索順位も確認できるため、インバウンド向けの事業を展開・強化したい場合にも有効です。
月額料金は1店舗あたり1,500円(税別/「Gyro-n SEO」の料金を含む)から設定されており、2週間の無料体験期間が設けられています。標準料金でも基本的な分析・管理機能をカバーしていますが、標準でチェック対象とできるキーワードは10までであり、分析対象とする競合店舗は1つのみです。より多くのキーワードや競合を設定する必要がある場合には、オプションで枠を追加することになります。
MEOチェキ
「MEOチェキ」は、株式会社トライハッチによるMEO対策ツールです。特定のキーワードや任意に選択された地点からの検索順位を確認できるほか、インサイトデータをビジュアル化し、定量的に把握するための機能も備えています。
検索時の表示画面をキャプチャし、管理画面上に保存しておく機能があるため、「実際のユーザーにどう見えているか」という面での変化も追いやすいことが1つの特徴です。
投稿予約などGoogleビジネスプロフィールの運用に便利な機能も用意されるほか、オプションとして口コミ管理や詳細な競合分析なども追加でき、施策のニーズに応じてプランを選べるようになっています。
エントリープランは月額3,278円(税込)で、8つのキーワード、3つの競合店舗を設定できます。同プランにおいては、順位チェックやインサイトの確認、予約投稿といった基本機能を利用可能です。
その他、口コミ管理機能の充実した「プレミアムプラン」(税込5,478円)、改ざん防止機能やレポート機能を備えた「プロフェッショナルプラン」(税込16,500円)、無制限でアカウントを登録できる「レンタルプラン」(税込60,500円)といったプランが用意されています。
さらに、20以上の店舗情報を管理する企業向けのプランとして、「MEOチェキ for 複数店舗」というサービスも提供されています。Googleビジネスプロフィールのほか、Facebookのアカウントを一元的に管理・編集したり、全店舗のインサイトデータを一括で比較したりと、煩雑な業務を効率化できる機能が魅力です。
なお、「MEOチェキ for 複数店舗」の料金は追加する機能や管理する店舗数によって異なりますので、詳細は公式ページをご確認ください。
Canly
「Canly」は複数店舗を経営している場合におすすめのツールです。Googleビジネスプロフィールにおいて複数の店舗情報や口コミの一括管理・分析が可能で、運用にかかるコストを削減して集客にもつなげられます。
店舗情報はグループごとに登録でき、Googleビジネスプロフィール以外にHPやSNSの情報も一括で追加・更新・変更できます。セキュリティシステムによって悪質なユーザーによる情報の改ざんも阻止します。
本部から全店舗分のデータを参照・分析が可能で、店舗の状況に配慮して口コミへの返信を代行したり、口コミやアクセス状況のデータを店舗ごとに分析・比較したりと、各店舗のサポートから全店舗の状況把握にまで活用できます。
またCanlyは充実したサポート体制も特徴です。ユーザー内でナレッジをシェアする「ナレッジ共有勉強会」に加え、専任スタッフやGoogleビジネスプロフィールの支援実績が豊富なコンサルタントから手厚いサポートが受けられます。導入から運用中まで安心してツールを利用することができるでしょう。
なお、利用料金については公式ページからのお問い合わせが必要です。
LocalBase
株式会社タレントクラウドが提供する「LocalBase」では、複数のGoogleビジネスプロフィールとSNSを一元管理できます。
各店舗や各グルーピングに対しては、情報の編集はもちろん、編集権限の付与や数値の比較も可能です。各SNSに対して同時投稿が可能な機能と併用すれば、かなりの業務効率化が期待できるでしょう。
ツール自体にMEO対策のノウハウが詰まっているので、運用しながら自分でMEO対策を行っていくための力をつけることができます。業者に依頼せず自力でMEOと向きあっていこうという方にピッタリです。
利用者が参加するLINEコミュニティが備えられており、参加することで悩み相談やノウハウ共有に活用できます。全国のユーザーと横のつながりができれば、業務においても新たな可能性が生まれるかもしれません。
料金は1店舗につき月額2,000円(税込)で、店舗する管理するユーザーひとりにつき150円(税込)が加算されるシステムです。15日間の無料登録期間が設けられており、全機能のお試しが可能。契約期間に縛りがないので、有料期間に移行したあともいつでも解約できます。無料期間終了後も有料プランに変更しない場合は、機能が制限された無料プランとしてそのまま利用可能です。
ローカルミエルカ
「ローカルミエルカ」は、株式会社Faber Companyが提供するMEO対策ツールです。Googleマップ以外にもYahoo!MAP、Appleマップ、Instagram、Facebookといった多様な媒体との連携が可能です。
複数店舗のGoogleビジネスプロフィールに一括投稿ができるのはもちろん、SNSやブログに対して自動投稿を設定することもできるので、管理者の負担を減らしつつユーザーへのアプローチは積極的に行うということが可能です。
自店舗に加えて競合店舗の検索順位計測が可能。MEO対策の立案や効果検証の幅が広がります。お客様アンケートの作成・管理機能を備えているので、口コミの獲得にも効果を発揮するでしょう。
成果事例も多数あり、実績のあるサービスであることがわかります。無料プランも有料プランも利用可能、くわしくは公式サイトかお問い合わせください。
マップ職人
「マップ職人」は株式会社フリースクエアによって運営されているMEOツールです。一括投稿に強みがあり、契約店舗数が多ければ多いほどお得な料金設定になっています。公式サイト内には、700店舗分の一括投稿を実演する様子が掲載されており、かなりの店舗数でも対応できることがわかります。
口コミ対策、検索順位計測、一括管理、SNS連携など30以上の機能が搭載されているので、業務や管理を効率化するだけでなく、MEO対策に幅広く活用可能です。集客にもつなげやすいでしょう。
「ツールの導入がはじめてで運用に自信がない」という方に向けて、専任担当による万全のサポート体制が用意されています。導入初月は1時間かけて使い方をレクチャーしてくれ、その後もチャットやメールでサポート。30店舗以上を管理するユーザーには毎月定例MTGを提供しています。
契約期間は6か月に設定されており、初期費用は無料です。基本機能のみで1〜9店舗を管理する方は1店舗あたり月額2,200円(税込)、それ以上の店舗数はお問い合わせ(大幅に値下げ)とされています。口コミ促進、Instagram連携、順位計測・競合順位計測といった機能は基本機能に含まれておらず、ぞれぞれ1店舗あたり月額2,200円(税込)を支払うことで追加できます。
Location Connect
株式会社effectualが提供する「Location Connect」は、業務の効率化から集客までワンストップでつなげるツールです。30,000店舗以上の導入実績があり、MEO対策におけるあらゆる悩みを解消し、新規顧客やリピート顧客にアプローチする地盤をつくります。
複数店舗の一元管理、口コミ管理、改ざんの自動修正といった機能を搭載しており、作業の効率化に加え、エリアごとに収集したデータや口コミ、アンケートを分析し、集客やブランディングに活用することも可能にします。
コストの低さやデザイン性の高さ、サポートの手厚さを謳っており、詳細はお問い合わせから確認できます。
MEO tracker
株式会社デジタルアイデンティティが提供する「MEO tracker」は、検索順位を自動で検索できるMEOツールです。毎日使うことを想定し、使いやすさや正確さにこだわって設計されています。
計測順位や前日比、順位の変遷の確認、計測するサイトやキーワードの編集がひと画面で完結します。クローリングと再チェックプログラムによって正確な順位が計測できるうえ、細かい条件まで指定できる住所設定によってピンポイント地域の検索順位がわかります。計測する時間も指定できるので、かなり精密な分析が可能だといえるでしょう。
さらに、閲覧専用のアカウントを作成して限られたデータだけを共有できる「クライアントログイン機能」、集計を待たずにいまの順位を確認できる「現在順位チェック機能」、レポートをcsv形式で出力できる「エクスポート機能」といった便利機能を多数備えています。
登録できるキーワード数によって「プラン50(税抜20,000円/月)」「プラン100(税抜30,000円/月)」「プラン200(税抜40,000円/月)」「プラン500(税抜80,000円/月)」の4プランが用意されています。2週間無料体験(自動更新なし)を提供しているので、費用をかける前に安心して使用感を確かめられます。
ツールを活用してMEO対策を効率化
MEO対策を行ううえで、まず欠かせないのが「検索順位の確認」です。無料のツールでも大まかな順位は確認できますが、順位の推移や競合との比較、その他さまざまなインサイトデータの可視化など、有料ツールにはより多くの機能が備わっています。
マーケティング施策の改善や業務効率化を図るうえで、こうした有料ツールの導入は大きな力になりうるでしょう。一方で、実際に導入を検討する際には、削減できるリソースと運用にかかるコストを天秤にかけながら、「どれが自社にとって最適か」あるいは「そもそも有料ツールが必要か」といったポイントを考慮していくことが必要です。
一定期間は無料で使えるツールもあるため、トライアルを通じてどの程度効率化が可能かを見極め、導入による恩恵とコストを見定めておくとよいでしょう。あるいは、「データをどう施策に活かしていいかわからない」など、ツールの利用に自信がない場合には、MEO対策をアウトソーシングで一任することも選択肢の1つです。
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