Microsoft Designerとは?使い方や料金プラン、商用利用について解説
Microsoftが手掛ける画像生成AIツール「Microsoft Designer」。興味のある方は多いと思いますが、使うためにはMicrosoftアカウントが必要ということもあり、まだ試せていないケースもあると思います。
そこで本記事では、Microsoft Designerの使い方をはじめ、料金プランや商用利用について解説します。ぜひ参考に
目次
Microsoft Designerとは
Microsoft Designer(マイクロソフトデザイナー)とは、Microsoftが開発した画像・イラストを生成できるAIツールです。画像生成AIの「DALL-E」が搭載されています。
最大の特徴は、生成した画像・イラストのデザインを編集できる点です。テキストを追加したり、色合いを変更したりといった機能が用意されています。
同様のサービスには「Canva ai」が存在しますが、使い勝手はMicrosoft Designerのほうが優れていると感じました。Cnava aiの詳細に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
>>>Canva aiで画像生成!使い方を解説!商用利用できる?スマホ版は?動画は?
Microsoft Designerは無料?料金プランは?
Microsoft Designerは無料で利用できます。したがって料金プランも存在しません。UI(ユーザーインターフェース)もシンプルでわかりやすく、無料で使える画像生成AIのなかではかなりおすすめです。
参考までに、他の無料で使える画像生成AIはこちらの記事で解説しています。
>>>【無料21選】画像生成AI・イラスト自動生成サービス!おすすめスマホアプリやWebサイトを紹介
Microsoft Designerのブーストはいつ回復する?
Microsoft Designerにはブーストと呼ばれる機能が存在します。生成AI関連の機能を使用する際はブーストが必要です。
ブーストは1日あたり100もしくは15回復します。
- Copilot Proのサブスクリプションユーザー:1日100ブースト回復
- それ以外:1日15ブースト回復
また、ブーストは使いきならければ補充されない点もご注意ください。
Microsoft Designerは日本語に対応している
Microsoft Designerは日本語に対応しています。操作画面はもちろん、プロンプトも日本語で入力して大丈夫です。
画像生成AIの中には、操作画面が英語表記だったり、日本語プロンプトだとクオリティが落ちたりするサービスも多いです。使い慣れていない方は、Microsoft Designerをはじめとした日本語に対応している画像生成AIを選びましょう。
【合わせて読みたい】
>>>【無料】日本語対応!AIイラスト・画像の自動生成サービス・サイトを紹介
Microsoft Designerの使い方を解説
ここでは、Microsoft Designerの使い方を解説します。PC・ブラウザとスマホアプリの2パターンにわけているので、それぞれ参考にしてください。
PC・ブラウザ
まずは、Microsoft Designerの公式サイトにアクセスし、「無料で試す」をクリックします。
トップ画面に遷移するので、検索バーから「画像」を選択してください。
「説明」の欄にプロンプトを入力します。前述した通り日本語で構いません。今回は「ダンスバトルするドラゴンとトラ、アニメ風」にしてみました。結果は以下のとおりです。
ダンスバトルの要素があまり感じられなかったので、日本語ではなく英語プロンプトを試してみます。結果は以下のとおりです。
あまり差がありませんでした。以上のことから、Microsoft Designerでは日本語プロンプト・英語プロンプトでクオリティに差が出ないことがわかります。
スマホアプリ
まずはMicrosoft Designerのスマホアプリをインストールします。
次にMicrosoftアカウントでログインしてください。
ホーム画面から「画像」を選択します。
「説明」にプロンプトを入力してください。今回は「江戸時代にタイプスリップしたロボット」にしてみました。結果は以下のとおりです。
画像のクオリティは改善の余地がありそうです。
Microsoft Designerは商用利用できる?著作権は?
Microsoft Designerの商用利用は認められていません。利用規約には以下の通り記載されています。
1. 適用される使用条件。
引用:Web Image Generator およびブランド キット用の Designer の使用条件 (プレビュー)|:2023年12 月1日
(b)お客様は、Designer の使用は個人使用のみとし、商取引の過程では使用し
ないことに同意するものとします。
また、仮に商用利用が認められたとしても著作権にはご注意ください。Microsoft Designerに限らず、画像生成AIによって作られたコンテンツには、著作権侵害のリスクがつきまといます。押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 著作権侵害は「類似性」と「依拠性」の2軸で判断
- 類似性=どれだけ似ているか
- 依拠性=どれだけ真似しているか
誤解している方も多いですが、画像生成AIを使ったからといって特別な判断基準が適用されるわけではありません。画像生成AIを使ったにしろ人の手で作ったにしろ、最終的なコンテンツが「類似性」「依拠性」で問題があると判断されれば、著作権侵害になりえるのです。
著作権侵害の「類似性」「依拠性」については、こちらの記事がわかりやすく解説しています。
Microsoft Designerのまとめ
今回はMicrosoft Designerについて解説しました。押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- Microsoftが手掛ける画像生成AIツール
- 無料
- 商用利用不可
本メディアでは、他にも無料で利用できる画像生成AIを紹介しています。興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
>>> >>>【無料21選】画像生成AI・イラスト自動生成サービス!おすすめスマホアプリやWebサイトを紹介
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