最先端のWebマーケティングを発信するメディア

最先端のWebマーケティングを発信するメディア

Midjourney alphaとは?web版での使い方や料金プランを解説!

投稿日:
SHARE
FacebookTwitterLineHatenaShare

画像生成AIのなかでも人気の高いMidjourneyですが、従来はDiscord上でしか使えないという制限がありました。しかし、Midjourney alpha(※)ならブラウザでMidjourneyを利用可能です。

本記事では、Midjourney alphaの基本情報をはじめ、使い方や料金プラン、Discord版との違いなどを解説しています。ぜひ参考にしてください。

※ 現在、Midjourneyのweb版から「alpha」という文言が消えていますが、Discord上で利用するMidjourneyとの差別化を図るため、本記事ではMidjourney alphaという名称を採用しています。

Midjourney alpha(web版)とは?Discordと何が違う?

Midjourney alphaとは、ブラウザ上で利用できるweb版のMidjourneyです。本来Midjourney はDiscord上で利用する仕組みになっていますが、Midjourney alphaならDiscordアカウントなしで使えます。

両者の違いは以下の通り。

名称 Midjourney Midjourney alpha
プロンプト入力 コマンド テキスト
使用環境 Discord ブラウザ
必要なもの Discordアカウント Googleアカウント
無料プラン なし なし

注目してほしいのは、アカウントの種類とプロンプト入力方法です。

通常のMidjourneyの場合、Discordアカウントが必要で、プロンプトを入力する際はコマンドと呼ばれる機能を利用します。詳細はこちらの記事を参考にしてください。
>>>Midjourney(ミッドジャーニー)の使い方を画像で解説!商用利用できる?無料版は?

一方、Midjourney alphaはGoogleアカウントさえあれば利用でき、プロンプトの入力方法もテキストなのでわかりやすいです。

Midjourney alpha(web版)の始め方

ここでは、Midjourney alphaの始め方を解説します。まずは公式サイトにアクセスし、画面右下の「Sign Up」もしくは「Log In」を選択してください。

次にDiscordアカウント・Googleアカウントのどちらを利用するか選択する画面が表示されます。

ここで「Continue with Discord」を選ぶと通常のMidjourneyにログインしてしまうので、web版を利用したい方は「Continue with Google」をクリックしてください。

ホーム画面が表示されれば完了です。

【無料なし】Midjourney alpha(web版)の料金プラン

Midjourney alphaの料金プランは以下のとおりです。

料金プラン Basic Plan Standard Plan Pro Plan Mega Plan
月額 10ドル 30ドル 60ドル 120ドル
生成枚数 200枚/月 無制限 無制限 無制限
高速生成 なし 15時間 30時間 60時間
ステルスモード なし なし あり あり

年間プランの場合、上記の金額から月換算で20%OFFとなります。

また、Midjourney alphaは25枚までなら無料で画像生成できます。
↪2024年8月26日、Midjourney alphaの無料トライアルは終了しました。

Midjourney alpha(web版)の用語解説

ここでは、Midjourney alphaの用語を解説します。具体的には以下のとおりです。

  • Explore
  • Create
  • Organize
  • Chat

それぞれ詳細をチェックしていきましょう。

Explore

他のユーザーが生成した画像を確認できる機能です。「Random(ランダム)」「Hot(注目)」「Top Day・Week・Month(ランキング)」でフィルターをかけることができます。

通常のMidjourneyも他ユーザーの生成物が流れてきましたが、web版では人気を集めている画像を手軽にチェックできるので、使い勝手がよくなったといえます。

Create

画像・イラストを生成する機能です。

プロンプトを入力するバーには設定ボタンがあり、「画像サイズ」「使用モデル」などを調整できます。

Organize

今まで生成した画像をアーカイブできる機能です。画面右側にはフィルター機能も用意されています。

  • Folders:画像を整理整頓する機能
  • Filter:12種類の観点から画像を検索する機能
  • View Options:画面内の画像表示枚数を変更する機能

画像生成AIは、使い続けるうちに画像の管理が面倒になってきます。Midjourney alphaにはアーカイブ機能が搭載されているので便利です。

Chat

他のMidjourneyユーザーと交流できる機能です。以下の4種類にルームに分けられ、それぞれの役割は以下のとおりです。

  • Newbies:初心者向けの部屋
  • General Chaos:なんでもありの部屋
  • Prompt Craft:プロンプトのブラッシュアップを目指す部屋
  • Daily Theme:毎日出されるお題をもとに画像を生成する部屋

詳細を解説します。

Newbies

「Newbies」は初心者向けの部屋です。Midjourneyを使い始めた人向けにブレインストーミングなどが行われています。

画像生成AIが初めてという方はここを訪れてみるのもいいでしょう。

General Chaos

「General Chaos」は何でもありの部屋です。画像をシェアしたり、プロンプトにまつわる議論をしたり、文字通りChaos(カオス)を感じられると思います。

Midjourneyの真骨頂を味わえる部屋とも言えます。

Prompt Craft

「Prompt Craft」は、完璧なプロンプト作成を目指す部屋です。

各ユーザーがアドバイスし合うことが推奨されており、Midjourneyを使いこなしたい方におすすめの部屋です。

Daily Theme

「Daily Theme」は大喜利のための部屋です。

毎日1つのお題が提供され、それをもとにした画像を生成します。

Midjourney alpha(web版)の使い方

Midjourney alphaの使い方はとてもシンプルです。まずは画面上部にあるプロンプトボックスをクリックします。

任意のプロンプトを入力し、各種設定を調整したあとに生成を行えば完了です。

ちなみに、各種設定における用語の意味は以下の通り。

  • Image Size:画像サイズの指定
  • Model:AIモデルの選択
  • Aesthetics:芸術性の調整
  • More Options:その他オプション

目的に応じて調整してみてください。

Midjourney alpha(web版)のまとめ

今回は、Midjourney alpha(web版)について解説しました。押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

  • ブラウザで利用できるMidjourney
  • Googleアカウントが必要
  • 無料版は終了
  • Discord版よりUIがシンプル

総じて、Midjourneyを使ったことがない人におすすめできます。

SHARE
FacebookTwitterLineHatenaShare

UPDATE 更新情報

  • ALL
  • ARTICLE
  • MOVIE
  • FEATURE
  • DOCUMENT