Midjourney alphaとは?web版での使い方や料金プランを解説!
画像生成AIのなかでも人気の高いMidjourneyですが、従来はDiscord上でしか使えないという制限がありました。しかし、Midjourney alpha(※)ならブラウザでMidjourneyを利用可能です。
本記事では、Midjourney alphaの基本情報をはじめ、使い方や料金プラン、Discord版との違いなどを解説しています。ぜひ参考にしてください。
※ 現在、Midjourneyのweb版から「alpha」という文言が消えていますが、Discord上で利用するMidjourneyとの差別化を図るため、本記事ではMidjourney alphaという名称を採用しています。
目次
Midjourney alpha(web版)とは?Discordと何が違う?
Midjourney alphaとは、ブラウザ上で利用できるweb版のMidjourneyです。本来Midjourney はDiscord上で利用する仕組みになっていますが、Midjourney alphaならDiscordアカウントなしで使えます。
両者の違いは以下の通り。
名称 | Midjourney | Midjourney alpha |
---|---|---|
プロンプト入力 | コマンド | テキスト |
使用環境 | Discord | ブラウザ |
必要なもの | Discordアカウント | Googleアカウント |
無料プラン | なし | なし |
注目してほしいのは、アカウントの種類とプロンプト入力方法です。
通常のMidjourneyの場合、Discordアカウントが必要で、プロンプトを入力する際はコマンドと呼ばれる機能を利用します。詳細はこちらの記事を参考にしてください。
>>>Midjourney(ミッドジャーニー)の使い方を画像で解説!商用利用できる?無料版は?
一方、Midjourney alphaはGoogleアカウントさえあれば利用でき、プロンプトの入力方法もテキストなのでわかりやすいです。
Midjourney alpha(web版)の始め方
ここでは、Midjourney alphaの始め方を解説します。まずは公式サイトにアクセスし、画面右下の「Sign Up」もしくは「Log In」を選択してください。
次にDiscordアカウント・Googleアカウントのどちらを利用するか選択する画面が表示されます。
ここで「Continue with Discord」を選ぶと通常のMidjourneyにログインしてしまうので、web版を利用したい方は「Continue with Google」をクリックしてください。
ホーム画面が表示されれば完了です。
【無料なし】Midjourney alpha(web版)の料金プラン
Midjourney alphaの料金プランは以下のとおりです。
料金プラン | Basic Plan | Standard Plan | Pro Plan | Mega Plan |
---|---|---|---|---|
月額 | 10ドル | 30ドル | 60ドル | 120ドル |
生成枚数 | 200枚/月 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
高速生成 | なし | 15時間 | 30時間 | 60時間 |
ステルスモード | なし | なし | あり | あり |
年間プランの場合、上記の金額から月換算で20%OFFとなります。
また、Midjourney alphaは25枚までなら無料で画像生成できます。
↪2024年8月26日、Midjourney alphaの無料トライアルは終了しました。
Midjourney alpha(web版)の用語解説
ここでは、Midjourney alphaの用語を解説します。具体的には以下のとおりです。
- Explore
- Create
- Organize
- Chat
それぞれ詳細をチェックしていきましょう。
Explore
他のユーザーが生成した画像を確認できる機能です。「Random(ランダム)」「Hot(注目)」「Top Day・Week・Month(ランキング)」でフィルターをかけることができます。
通常のMidjourneyも他ユーザーの生成物が流れてきましたが、web版では人気を集めている画像を手軽にチェックできるので、使い勝手がよくなったといえます。
Create
画像・イラストを生成する機能です。
プロンプトを入力するバーには設定ボタンがあり、「画像サイズ」「使用モデル」などを調整できます。
Organize
今まで生成した画像をアーカイブできる機能です。画面右側にはフィルター機能も用意されています。
- Folders:画像を整理整頓する機能
- Filter:12種類の観点から画像を検索する機能
- View Options:画面内の画像表示枚数を変更する機能
画像生成AIは、使い続けるうちに画像の管理が面倒になってきます。Midjourney alphaにはアーカイブ機能が搭載されているので便利です。
Chat
他のMidjourneyユーザーと交流できる機能です。以下の4種類にルームに分けられ、それぞれの役割は以下のとおりです。
- Newbies:初心者向けの部屋
- General Chaos:なんでもありの部屋
- Prompt Craft:プロンプトのブラッシュアップを目指す部屋
- Daily Theme:毎日出されるお題をもとに画像を生成する部屋
詳細を解説します。
Newbies
「Newbies」は初心者向けの部屋です。Midjourneyを使い始めた人向けにブレインストーミングなどが行われています。
画像生成AIが初めてという方はここを訪れてみるのもいいでしょう。
General Chaos
「General Chaos」は何でもありの部屋です。画像をシェアしたり、プロンプトにまつわる議論をしたり、文字通りChaos(カオス)を感じられると思います。
Midjourneyの真骨頂を味わえる部屋とも言えます。
Prompt Craft
「Prompt Craft」は、完璧なプロンプト作成を目指す部屋です。
各ユーザーがアドバイスし合うことが推奨されており、Midjourneyを使いこなしたい方におすすめの部屋です。
Daily Theme
「Daily Theme」は大喜利のための部屋です。
毎日1つのお題が提供され、それをもとにした画像を生成します。
Midjourney alpha(web版)の使い方
Midjourney alphaの使い方はとてもシンプルです。まずは画面上部にあるプロンプトボックスをクリックします。
任意のプロンプトを入力し、各種設定を調整したあとに生成を行えば完了です。
ちなみに、各種設定における用語の意味は以下の通り。
- Image Size:画像サイズの指定
- Model:AIモデルの選択
- Aesthetics:芸術性の調整
- More Options:その他オプション
目的に応じて調整してみてください。
Midjourney alpha(web版)のまとめ
今回は、Midjourney alpha(web版)について解説しました。押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- ブラウザで利用できるMidjourney
- Googleアカウントが必要
- 無料版は終了
- Discord版よりUIがシンプル
総じて、Midjourneyを使ったことがない人におすすめできます。
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