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OpenAIとは?誰が作った会社?日本法人ができたって本当?

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AI

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ChatGPTなど有名な生成AIサービスを手掛けるOpneAI。どのような企業か気になっている方は多いと思います。

そこで本記事では、OpenAIの歴史・沿革をはじめ、提供しているサービスをわかりやすく解説します。誤解されている方の多い「OpenAIが提供していないサービス」にも触れているので、ぜひ参考にしてください。

OpenAI(オープンAI)とは?どこの傘下?

OpenAI(オープンAI)とは、人工知能(AI)の研究・開発を行う非営利法人及び営利法人です。アメリカのサンフランシスコに拠点があります。

営利法人のOpenAI Global, LLC は、Microsoft(マイクロソフト)から多額の出資を受けていますが、傘下というわけではありません。しかし、マイクロソフトが手掛けるBing Image CreatorにOpenAIの画像生成AIが利用されるなど、両社の関係は深いと思われます。

>>>マイクロソフトとオープンAI、1000億ドル規模のデータセンター計画=報道|Reuters
>>>マイクロソフトがOpenAIへ「1.3兆円投資」のワケ、ChatGPTで対グーグルとOffice強化

OpenAIの歴史・沿革

OpenAIの歴史は以下のとおりです。

  • 2015年、サム・アルトマン(現OpenAIのCEO)、イーロン・マスクらが非営利法人OpenAI Inc.が設立
  • 2018年、イーロン・マスクがOpenAIを離脱
  • 2019年、マイクロソフトから10億米ドルの出資を受ける
  • 2021年、マイクロソフトから追加で20億米ドルの出資を受ける
  • 2022年、DALL-Eのβサービス開始
  • 同年、ChatGPTを公開
  • 2023年、マイクロソフトが49%の株式を取得する
  • 同年、GPT-4をリリース
  • 2024年、GPT-4oをリリース

【無料あり】OpenAIが提供するサービス

ここでは、OpenAIが提供するサービスを紹介します。

  • ChatGPT
  • DALL-E
  • Sora

なかには無料のサービスも存在するので参考にしてください。

ChatGPT

ChatGPTとは、OpenAIが手掛けるチャット生成AIのことです。2022年11月にGPT-3.5が公開され、GPT-4、GPT-4 Turboとアップグレードしていき、現在はGPT-4oが最新モデルとなります。詳細はこちらの記事を参考にしてください。
>>>【無料?】GPT-4oとは?できることや使い方、料金プランを解説!

GPT-3.5ではテキスト生成にしか対応していませんでしたが、GPT-4よりマルチモーダル化し、画像生成や音声入力、ファイルアップロードなどさまざまな機能が搭載されています。

また、GPT-3.5は無料で利用できますが、GPT-4以降はChatGPT Plusとの契約が必要です。

DALL-E

DALL-Eとは、OpenAIが開発した画像生成AIです。プロンプトを入力するだけで、プロレベルのハイクオリティな画像・イラストを生成してくれます。名前の由来は、画家のサルバドール・ダリ、映画「ウォーリー」に登場する「WALL·E」の組み合わせです。DALL-E 2からアップグレードされ、現在はDALL-E 3が提供されています。

また、DALL-E 3は独立したサービスが存在せず、利用するためにはChatGPTやCopilotなどを介する必要があるのでご注意ください。

>>>ChatGPTで画像生成する方法を解説!著作権や商用利用はどういう扱い?

Sora

Sora(ソラ)とは、Open AIが開発した動画生成AIです。テキスト(プロンプト)を入力するだけでハイクオリティな動画を作成できます。現時点(2024年5月28日)では一般公開されていませんが、正式にリリースされれば動画編集・コンテンツ制作に変革をもたらすと期待されています。

詳細はこちらの記事を参考にしてください。

>>>【OpenAI社発表】動画生成AI Soraとは?いつから使用できる?

OpenAIが提供していないサービス

ここでは、OpenAIが提供していないサービスを紹介します。

  • Gemini
  • Claude
  • Stable Diffusion

生成AI関連のサービスを混同している方も多いので、これを

Gemini

Gemini(ジェミニ)とは、Googleが開発・運用する文章生成AIです。以前はBardという名称でしたが、アップデートをきっかけにGeminiへと変更されました。GeminiはGoogle、ChatGPTはマイクロソフトという大企業が関わっていることから、両サービスはよく比較されますが、ユーザー的には大きな違いはありません。

また、以前はマルチモーダルという点でGeminiに軍配が上がっていたのも事実です。GPT-4oが登場したことでChaGPTもシームレスな情報処理が可能となり、その差も埋まりました。

Claude

Claude(クロード)とは、アメリカのスタートアップ「Anthropic(アンソロピック)」が開発した文章生成AIです。AnthropicはOpenAIの元エンジニアが独立創業した企業で、性能面の高さも影響し、ClaudeはChatGPTのライバルと評価されています。Claude 2を経て現在(2024年5月)はClaude 3を提供中です。

また、ChatGPTと同様、基本的には無料で利用可能です。最上位モデルの「Opus(※)」を利用する場合は、有料プランへのアップグレードが必要となります。

>>>【無料】Claude 2の使い方を解説!ChatGPTよりすごいって本当?
>>>AnthropicのClaude 3とは?使い方や料金プラン、ChatGPTとの違いを解説

※ ChatGPTにおけるGPT-4oのようなもの

Stable Diffusion

Stable Diffusionとは、Stability AIが手掛ける画像生成AIです。数ある画像生成AIサービスのなかでも抜群の知名度・人気を誇ります。使い方は大きく分けて以下の2つです。

  • Stable Diffusionが組み込まれたサービスを利用
  • ローカル環境を構築して利用

Dream StudioやMage.space、AIピカソなど、Stable Diffusionはさまざまサービスに組み込まれています。これからのサービスはブラウザ・アプリ上で動作するので、Stable Diffusionを気軽に試してみたい方におすすめです。

一方、ローカル環境を構築すれば、制限無しでStable Diffusionを楽しめます。Stable Diffusion自体は無料で利用できるので、本格的な画像生成への取り組みを検討している方におすすめします。

OpenAIが日本法人を設立

2024年4月14日、OpenAIがアジア初となる拠点を東京に設立しました。「オープンAIジャパン」という名称です。本法人の設立により、日本政府や企業、研究機関と協力しながら、日本特有のニーズに対応するAIの開発を目指すとしています。

また、以前から多言語に対応していたChatGPTに関して、モデルの日本語専用への最適化に注力しているとの情報もあります。AI分野における日本への投資が続いている状況がうかがえるでしょう。

>>>Introducing OpenAI Japan|OpenAI

OpenAIのまとめ

今回はOpenAIについて解説しました。押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

  • ChatGPTやDALL-Eなどを提供
  • Microsoft(マイクロソフト)が出資
  • GeminiやClaudeは別の会社のサービス

OpenAIが提供するサービスのなかでChatGPTは飛び抜けて有名です。詳細はこちらの記事を参考にしてください。

>>>ChatGPT(チャットジーピーティー)の使い方や始め方を解説!日本語に対応している?

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