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OpenAIの動画生成AI「Sora(ソラ)」とは?できることや使い方を解説

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テキストや画像から自動的に動画を作成する動画生成AIを、ChatGPTで有名なOpenAI社がリリースしました。ツール名は「Sora(ソラ)」。2024年2月15日に公式サイトとX(旧Twitter)でデモ動画が公開され、世界中で話題になったのは記憶に新しいことでしょう。

その「Sora」がリリースされたので、本記事でどんな動画生成AIなのかを解説していきます。料金プランやアカウント作成方法、使い方はもちろん、注意点なども紹介しています。どんなツールか気になっている人はぜひ参考にしてください。

OpenAIの「Sora(ソラ)」とは

OpenAIの「Sora(ソラ)」のリリース前の公式サイト
公式:Open AI「Sora」

Soraとは、ChatGPTを開発したOpenAI社が発表した「動画生成AI」です。プロンプト(テキスト)や画像を元に、最大20秒の動画を作成できます。

高画質かつハイクオリティな動画を瞬時に生成できるため、2024年2月15日(日本時間16日)に公式からデモ動画が発表されたときには世界中で話題になったほどです。

なお、名前の由来は、日本語の「空」にちなんでいるのではないかと言われています。

日本でSoraはいつから使える?

2024年12月10日から日本を含めた世界中で動画生成AI「Sora」がリリースしました。ですが、翌日に新規アカウントの作成を一時停止し、12月14日から新規アカウント登録を再開しています。2025年2月現在は、日本で問題なく使用できます。

OpenAIのSoraの料金プラン

Soraは無料では使えません。ChatGPTアカウントの有料プランを利用している人のみ使えます。料金プランは2種類あります。

【サブスク/月】 Plus Pro
月額料金 20ドル 200ドル
クレジット数 1,000 10,000
作成動画数 50本 500本
動画の長さ 5~10秒 5~20秒
解像度 720p 1,080p
ウォーターマーク あり なし

高画質かつ長い動画を作りたいなら、Proがおすすめです。ウォーターマークも入っていないません。試しに使いたい、ウォーターマークが入っていても気にしないのであればPlusで十分でしょう。

OpenAIのSoraの特徴とできること

OpenAIのSoraの特徴とできることイメージ

Soraの特徴やできることを、「公式サイト」の内容からまとめてみました。

  • 最大20秒の動画を生成
  • プロンプトから動画を生成
  • 静止画から動画を生成
  • 動画から動画を生成
  • 異なる動画を繋げて一つにする
  • 画像(静止画)の生成
  • 高度なシミュレーション

どんな機能があるのかも含めて、簡単に解説していきます。

最大20秒の動画を生成

SoraのPro(月額200ドル)の場合は、最大20秒の動画を生成できます。従来の動画生成AIは、3~5秒ほどの短いものしか作成できませんが、Soraは倍以上の長さを実現しています。CM1本分ほどの動画を生成することも可能です。

プロンプトから動画を生成

Soraのメイン機能である「Text-To-Video」は、文字通り言語から動画を生成します。プロンプトの理解がかなり高性能で、文字通りの動画を作成しやすいです。

動物やキャラなどのメイン指定、昼や夜などの時間帯、季節や天気、どういった動きをするのかなど、事細かに設定できます。モノクロ、レトロ、ポップなどの色味や、犬猫の種類なども指定することも可能です。プロンプト次第ではかなり高性能な動画になるでしょう。

静止画から動画を生成

「Image-to-Video」は、準備した静止画から高度な動画を生成します。プロンプトと組み合わせることで、よりリアリティがある動画にすることも可能です。

動画から動画を生成

「Video-to-Video」は動画の編集・拡張機能で、元の動画から構成能なAI動画を生成できます。例えば、取り出したシーンの時間を逆再生する、連続再生をしてループ動画を生成するなどが可能です。

異なる動画を繋げて一つにする

動画を作成する際、異なる2つのシーンを自然につなげることは、非常に難しい技術です。どうしても、ぶつ切りになったりカットが変わります。

ですが、Soraは「ストーリーボード」を使って、場面ごとに作成した動画を繋げて1本にしたり、異なる2つの動画を繋げることも可能です。

例えば、海辺で撮影されたビデオと山で撮影されたビデオを繋げたいとします。従来の手法では、この2つのシーンの間は場面が唐突に転換することになります。Soracを使えば、海から山へ自然に移行する映像を生成できるのです。

画像(静止画)の生成

Soraは動画だけでなく、画像の生成にも対応しています。最大2048×2048pxの解像度なので、高画質な画像を作れます。

上記は「Sora」と「Midjourney v6」で生成した静止画を比較したものです。プロンプトは「秋の女性のクローズアップポートレートショット、極端なディテール、浅い被写界深度」となります。リアリティなのはSoraに軍配が上がるかと思われます。

高度なシミュレーション

Soraはデジタル世界の高度なシミュレーションも可能です。波・船・海洋生物の異なる動きを自然に再現、荒廃した都市などの指定でゲームのような人口世界をよりリアルに再現することが可能です。

アクション、カーチェイスなどの激しい動きのある動画を作りたいときにも活躍することでしょう。

▶参照:Sora

OpenAIのSoraの始め方

Soraを初めて使う人向けに、まずはアカウント作成方法を紹介します。

  • 始め方①:Soraの公式サイトにアクセス
  • 始め方②:アカウント新規作成
  • 始め方③:料金プランを選択
  • 始め方④:ホーム画面表示で完了

始め方の手順を4ステップにわけて解説していきます。

始め方①:Soraの公式サイトにアクセス

Soraの始め方1

Sora公式サイト」にアクセスし、右上に表示される「Log in」ボタンをクリックしましょう。

始め方②:アカウント新規作成

Soraの始め方2

「Google」「Microsoft」「Apple」と連携させるか、メールアドレスを入力してください。

Soraの始め方3

次に「氏名」「生年月日」を入力し、規約に問題がなければ「続行」をクリックしましょう。なお、ChatGPTは親の同意があれば13歳から利用できますが、Soraは18歳以上でないと使えません。

始め方③:料金プランを選択

Soraの始め方4

料金プランの選択画面が出るので、「Plus」「Pro」を選択てください。すでにChatGPTで有料プランを契約している場合は、同じプランを選択すれば良いです。

始め方④:ホーム画面表示で完了

Soraの始め方5

無事ホーム画面が表示されれば、アカウント作成完了です。

エラーが起きた場合は、時間をおいて再ログインしてみてください。再ログインできない場合は、サポートチームに問合せするか、再度アカウントの作り直しとなります。

OpenAIのSoraの使い方

アカウントの作成ができたところで、さっそくSoraを使ってみましょう。

  • 使い方①:ホーム画面で基本情報設定を行う
  • 使い方②:プロンプトを入力
  • 使い方③:ストーリーボードを作成・編集
  • 使い方④:動画をダウンロード

動画を作る際の基本的な使い方を、実際の画面とともに紹介していきます。

使い方①:ホーム画面で基本情報設定を行う

Soraの使い方①

ホーム画面下に表示されているメニューバーから、動画のサイズなどの基本設定を行いましょう。

  • ①画像アップロード
  • ②画面比率
  • ③解像度
  • ④動画の長さ
  • ⑤同時生成数

画像を元に動画を作りたい場合は、「+」から元となる動画をアップロードしましょう。画面比率・解像度はアップロードする媒体に合ったものを、動画の長さは5秒単位で設定してください。同時生成数は、1・2・4Vが選択可能です。1つのプロンプトで、異なるものを同時に作成したいときに選ぶと良いです。

使い方②:プロンプトを入力

Soraの使い方②

いよいよプロンプロ入力です。英語のほうが性能は良いですが、日本語でも十分にハイクオリティな動画を生成できます。短文での指示はもちろん、細かく設定した長文でも大丈夫です。プロンプロが細かいほど、イメージに近い動画が生成できます。

使い方③:ストーリーボードを作成・編集

Soraの使い方③

メニューバー右側にある「ストーリーボード」からも動画を生成できます。ストーリーボードは、シーンごとに作成したい動画を設計できます。1秒ごとに別のプロンプトの指定が可能です。全く別物のプロンプトを入力しても、繋ぎが自然な動画が出来上がるでしょう。

使い方④:動画をダウンロード

Soraの使い方④

作成した動画は、右上にある「ダウンロード」ボタンからダウンロードできます。保存形式は、「GIF」「MP4」です。保存後は、自分の好きなプラットフォームで動画を公開してみてください。

OpenAIのSoraで生成された動画事例

OpenAIのSoraで生成された動画のイメージ

ここでは、X(旧Twitter)に投稿されている、Soraで生成された動画例を紹介していきます。

有名ブランド「GUCCI」はSoraを使ってCM作成しています。AIと思えないほど自然な動きなCMとなっています。Proプランであれば、最大20秒の動画を生成できます。商品の画像を読み込ませれば、魅力的なCMができるでしょう。

ほかにも、動物のリアルな動き、ゲームのようなキャラクターの作成などができます。

他の動画生成AIとの比較事例

数ある動画生成AI。それぞれの精度が気になる人は多いでしょう。Xでも、同じプロンプトを使って作成した動画比較が無数に投稿されていました。

比較しても、Soraは動きが滑らかでハイクオリティな動画が生成できることがわかります。

OpenAIのSoraを使う際の注意点

OpenAIのSoraを使う際の注意点イメージ

Soraを使う際に覚えておきたい注意点が3つあります。それぞれについて解説していきます。

AI特融の不自然なディテールになる場合がある

Soraだけに関わらず、生成AIは特融の不自然なディテールになる可能性があります。

例えば、動植物が物理的にあり得ない動きをしたり、物体の特性・性質や相互作用を理解できずに、不自然な動きをしてしまう場合があります。これらの問題に対処するため、OpenAI社はデータの充実とアルゴリズムの効率化を通じて、生成される動画の品質と処理速度の向上を図っています。

物理法則の学習強化も行っているので、1場面ごとにプロンプトを細かく設定するなどで対処しておきましょう。

著作物や人物画像のアップロードは不可

Soraでは著作物や人物画像(歴史的人物は可)のアップロードは禁止されています。本人の許可があったとしても利用不可と定められているので、絶対にアップロードしないようにしましょう。何を使用してよいのか確認しておきたい場合は、公式のプライバシーポリシーを見ておくと良いです。

▶参照:Sora プライバシーポリシー
 

生成クレジット未使用分は翌月への繰り越し不可

Soraでは、未使用の生成クレジットは翌月への繰り越しが出来ません。未使用分は消滅します。せっかくの有料プランなので、期限内にクレジットを消費するための計画を立てておいた方が良いでしょう。

なお、逆でクレジットの節約をしたい場合は、「クレジットの使用制限設定をかける」「480pの低解像度で生成する」などで過剰消費を防げます。

OpenAIのSoraに関するよくある質問

OpenAIのSoraに関するよくある質問のイメージ

OpenAIのSoraに関する疑問をネット上で集めてみました。

  • Q1.動画生成AI「Sora」は無料で使える?
  • Q2.Soraのプロンプトは日本語対応している?
  • Q3.Soraで動画生成する際のコツは?
  • Q4.Soraで生成した動画は商用利用できる?
  • Q5.Soraはスマホでも利用可能?

それぞれの疑問について解説していきます。

Q1.動画生成AI「Sora」は無料で使える?

動画生成AI「Sora」は、無料では使えません。使いたい場合は、月額20ドル/200ドルのChatGPTサブスクリプションに加入しましょう。なお、デモ版もありません。

Q2.Soraのプロンプトは日本語対応している?

Soraのプロンプトは日本語対応しています。日本語で細かく指示を出しても、理想に近い動画を生成できるはずです。精度を高めたい場合は、英語のほうが良い場合もあります。

Q3.Soraで動画生成する際のコツは?

Soraで動画生成する際のコツは、プロンプトを細かく設定することが大切です。

たとえば、犬。白いポメラニアン、ハスキー犬の親子など、具体的に設定してください。ほかには、色彩やカメラアングル、時間帯や季節、動画全体の雰囲気、動画のタッチなど。短い動画であっても、具体的な指示を出すことでイメージに近い動画を生成できます。

Q4.Soraで生成した動画は商用利用できる?

2025年2月時点では、Soraで生成した動画の商用利用については、明確な記載はありません。

本コンテンツの所有権限
お客様とOpenAIの間において、適用法令で認められる範囲で、お客様は、(a)インプットの所有権限は保持し、(b)アウトプットについての権利を有するものとします。当社はアウトプットに関する権利、権原、及び利益がある場合、これらすべての権限をお客様に譲渡します。
▶引用:OpenAI 利用規約

OpenAI社の規約的には上記のように書かれているの、営利目的で利用しても問題ないと判断されています。実際に、有名ブランド「GUCCI」「Chanel」がSoraで生成したCMを公開しています。

Q5.Soraはスマホでも利用可能?

スマホ版のSoraのホーム画面

Soraはスマホでも利用可能です。有料プランを契約しているアカウントでログインすれば、スマホからでも動画を生成できます。

Chat GPTで有名なOpenAIの最先端技術だからこそ期待度が高い

Soraに使われている最新技術への期待度イメージ

Soraは最新技術を駆使し、詳細な映像表現と高いクオリティを保持した動画を生成できます。そのため、動画・映画製作業界や広告業界などから注目を集めています。Webマーケティング業界においても、新作の画像を取り込んだPR動画を瞬時に作成、SNSなどで拡散することも可能なはずです。

無限の可能性を秘めているSoraは、私たちの創造や生産性の向上をサポートしてくれるはずです。上手くビジネスに取り入れて、ユーザーの心を掴んでみてください。

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この記事を書いた人

小佐
不動産業界メディアの編集長を5年以上務めたのち、現在はWeb系ジャンルで執筆中。別途アウトドア記事の経験もあり。速筆&高品質(自称)をモットーにのらりくらり生きてます。オフは旅行とお酒を楽しみに自堕落生活。

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