どう言えば、相手の心に響くのか?
言葉の可能性を追求します。
- 鳴海 冴恵 SAE NARUMI
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Web制作事業部 ライティング課 主任
ライティング課の管理チームの一員として、ライターの教育や研修を担当。マネジメント業務を受け持ちながら、新規案件や自社業務の執筆にも携わっています。
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Question 01
Q.具体的にどんな仕事をしていますか?
目に見えない部分まで
言葉にして伝えること。
私たちライターは、主にコーポレートサイトのライティングを担当しています。通販を目的としたECサイトや、最近では求人サイトの依頼も増えてきていますね。
すべての制作に共通しているミッションは、お客様の事業内容を魅力的に伝えること。「どう書けば企業の想いが伝わるだろう?」「ユーザーはどんな情報が知りたいだろう?」と悩む過程は苦しくもあり、しかし同時に楽しくもあります。そうやって一言一句を考え抜いた結果「そうそう、それが言いたかった!」とお客様から嬉しいお言葉をいただけたときは、ライターとして冥利に尽きます。
CVR向上を狙った的確なライティングを行いながら、お客様自身ですら気付けていない魅力に辿り着くことができる。そんな喜びが、日々の案件にひたむきに向き合う糧にもなっています。
私個人の話でいうと、教育担当になってから、部下、そして部下が書いた原稿と向き合う時間が業務の大半を占めるように。自分の原稿だけと向き合っていた頃とは、また違った面白さを実感しています。各ライターの目指したい方向性を見極めながら進める赤入れは、指導というより添削を通じたコーチングに近いかもしれません(笑)
そんなふうに、日々「書く」ということに真摯に向き合い続けています。私たちライターが担うのは、サングローブ内で必要とされる文章のほぼすべて。言葉を生業とする専門家として、これからも人の心を動かすものを生み出し続けていきます。
Question 02
Q.サングローブに入社を決めた理由は?
書くことにひたすら
没頭できそうだったから。
新卒で入った会社では、社長や採用担当者に自社メディアを提案する営業担当でした。難易度は決して低くありませんでしたが、人として圧倒的に成長したいという目標のもと、ハイレベルな環境に身を置きたかったんです。しかし月日を重ねていくうちに、売上という数字だけを追うことに疑問を持つようになりました。
もともと「自分の言葉で人々に影響を与えたい」という抽象的な軸で行っていた就職活動。限られた時間の中で、私が本当にやりたいことは何だろう?叶えたい目標は何だろう?…改めて自己分析をしたら、達成したい数字も叶えたい目標もありませんでした。ただ幼い頃から続けてきた執筆活動を原点として、「書くことに没頭し続けたい」というシンプルな欲求だけが残ったんです。
それからさまざまな紆余曲折を経て、サングローブと出逢いました。完全分業制というあり方と、やりたいと言えば何でもやらせてくれる環境。まさに「書き続ける」が叶う場所だと思ったのが、入社を決めた理由です。
ライティングも、マネジメントも、自分が「やりたい」と思えることをやらせてもらえる、本当にありがたい環境だとつねづね思います。これからも挑戦と内省を繰り返していきつつ、さらに制作に没頭していけたら幸せですね。
Question 03
Q.サングローブのどんな所が好きですか?
それぞれの信念と個性が
引き起こす化学反応。
一人ひとりが異なる土壌を経てきているので、スタンダードという杓子がありません。得意分野も、信念も、個性も、相手と異なって当たり前。ある種、異文化交流のような新鮮さが、自身の視野や可能性を広げる刺激になっていると感じます。
他部署の方々との打ち合わせの場では、専門領域の知識を持ち寄り、一つのものを作っていきます。ディレクターやエンジニア、コーダーの方々に、今までどれだけ助けられてきたかわかりません。一人のクリエイターとして尊重されるありがたみは、期待に応えたいという原動力を増幅させてくれます。
気付けばライティング課も大所帯になりました。この先も情熱と責任を持って、頼りがいのある上長と愉快な仲間たちと一緒に「書く」を追求し続けていきたいですね。私たちの手によって編まれた言葉が、表現と伝達の狭間をゆく色鮮やかなクリエイティブとなり、人々の心を動かすものとなるようにと、心から願っています。