SAKUBUNは実用できる?口コミや機能・料金プランから本当に使えるかまで徹底解説!
SAKUBUNは、AIを用いて様々なテキストを素早く生成できるサービス。幅広いテンプレートが用意されており、SEOライティングはもちろん、メルマガ作成などの業務効率も高めてくれます。
ただ、AI関連のサービスは当たり外れが大きいです。「業務に活用できるのか」「時間短縮になるのか」といった疑問を抱いている方も多いと思います。
そこで本記事では、SAKUBUNを使った人の口コミをはじめ、実際に使ってみた感想をご紹介します。料金プランや使い方についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
SAKUBUN(サクブン)とはどんなサービス?使える機能とメリット
SAKUBUNとは、NOVEL株式会社が2023年5月にリリースしたAIライティングツールです。LLM技術(GPT-3.5/4含む)をベースにしており、豊富なテンプレートを活用することでクオリティの高いテキストを生成できます。
細かいペルソナ設定や複数人による共有も可能なため、企業やブロガーのSEOライティングにおける業務効率・生産性の向上に活用可能です。
ここでは、そんなSAKUBUNの主な機能やメリットについてご紹介します。
- ペルソナを設定しながら記事の自動生成や編集が可能
- 100種類以上のテンプレを用いてメルマガや商品紹介ができる
- アイキャッチの制作やワードプレスとの連携ができる
- チームでの作業でも共有できる
それぞれ詳細をチェックしていきましょう。
ペルソナを設定しながら記事の自動生成や編集が可能
ペルソナ設定を利用することで、読者の属性や興味に合わせた内容の記事をAIが自動で作成してくれます。ターゲットに響くコンテンツを効率的に生み出すことが可能です。
また、完成したテキストの編集作業も行なってくれます。文章を長くしたり短くしたり、続きを執筆したりなど、単純な編集機能にとどまらない点も魅力的です。
記事の方向性やトンマナも設定できるので、細かな調整をしながらチューニングできるのも特徴といえます。
100種類以上のテンプレを用いてメルマガや商品紹介ができる
SAKUBUNの大きな特徴ともいえるのが、「生成ツール」と呼ばれるテキストのテンプレートです。「商品紹介」「メルマガ」「SNS」など、生成したいテキストのテンプレートが用意されています。生成時に毎回テイストの指示文を作成する必要がなく、業務効率を高められます。また、カスタム機能も搭載されており、細かな調整も可能です。
従来のAIではテイストについて毎回指示を出す必要があったので、その手間を簡略化できるのはSAKUBUNの強みといえます。
アイキャッチの制作やワードプレスとの連携ができる
SAKUBUNでは、アイキャッチ画像の制作やWordPressとの連携も可能です。
アイキャッチ画像は、記事の入り口でのユーザー離脱を回避する重要な要素。SAKUBUNを使用すれば、テキスト内容に合わせた画像をAIが生成してくれます。
また、WordPressとの連携により、SAKUBUNで作成した記事を直接ブログに投稿できます。WordPressへの投稿は、地味に面倒な作業です。SAKUBUNはそうした作業が不要になり、記事公開までの時間を大幅に短縮できます。
SAKUBUNはただテキストを生成するだけでなく、テキスト制作やマーケティングに関わる全ての業務をサポートしてくれます。
チームでの作業でも共有できる
SAKUBUNはチームでの共有もできます。そのため、文章の作成や編集をチームメンバー間でスムーズに共有し、効率的なコミュニケーションを図ることができます。
また、プロジェクトごとに異なるワークスペースを設けて、文章の生成や編集を行うこともできます。特にマーケティングでは、キャンペーンごとに異なるテーマやメッセージでコンテンツを制作することが大切です。SAKUBUNは、こうしたニーズにも対応しています。
ライティングに関する様々な業務の効率を高め、生産性を向上させてくれるはずです。
SAKUBUNの口コミ・評判
様々な機能を持つSAKUBUNですが、実際に利用したユーザーはどのように感じているのでしょうか。すでに1万以上のアカウントが生成されており、SNSなどでも利用者の声が増えてきています。
そこで、SAKUBUNの口コミ・評判として特に多かった意見をご紹介します。
テンプレが豊富で便利
SAKUBUNに関する口コミとしてよく見られるのは、やはりテンプレートに対する意見です。
ユーザーからは「色々なテンプレートがあり楽しい」「テンプレが多くて便利」という声が寄せられており、豊富なテンプレートは、高い評価を得ています。
テンプレートは、記事作成、メール作成、SNS投稿など、様々なシチュエーションに対応しています。数も豊富にあるので、新たな施策のアイディアにもなるかもしれません。
日本語に対応しているから使いやすい
日本語に完全対応していることも、多くのユーザーからの支持を獲得しています。
SAKUBUNは日本企業が日本向けに開発したツールです。そのため、用意されているツールの説明は全て日本語で書かれています。
多くのAIツールは海外製のため、英語などで記載されていることも多いです。そのため、英語が苦手な人だと使いづらいということもあるでしょう。しかし、SAKUBUNなら誰でも機能を理解することができます。
ChatGPTの手間を解消できる
SAKUBUNは、AIライティングツールの中でも特に利便性が高いと評判。ユーザーの中には、ChatGPTの手間を、SAKUBUNが解消してくれると評価している人もいます。
例えば、ChatGPTでは記事のトンマナや方向性の指示をその都度入力する必要があります。SAKUBUNは、指示内容の微調整やワードプレスへの入稿もChatGPTに比べて非常に簡単です。
全体的に見て、SAKUBUNには痒い所に手が届く、そうした機能が豊富に用意されています。それが、多くのユーザーに支持されている理由といえるでしょう。
【無料トライアルあり】SAKUBUNの料金プラン
SAKUBUNの料金プランは、利用者のニーズに応じた3つの選択肢があります。
料金プラン | Standard | Pro | Enterprise |
---|---|---|---|
料金 | 9,800円 | 29,800円 | 要相談 |
競合調査記事作成 | 30記事分 | 100記事分 | 無制限 |
GPT-4の利用 | 毎月10万文字 | 毎月30万文字 | 毎月100万文字 |
ユーザー数 | 3名まで | 10名まで | 20名まで |
Standardプランでは、月額9,800円でGPT-4を用いた月間10万文字の生成が可能で、GPT-3.5なら文字数制限なしで利用できます。このプランは、中規模のプロジェクトや定期的なコンテンツ制作に適しています。
Proプランでは、月額29,800円でGPT-4を使って月間30万文字まで利用できます。このプランは、大量のコンテンツを効率的に生成したい企業やプロフェッショナルに最適です。
最後に、企業向けのカスタマイズ可能なEnterpriseプランも用意されています。大規模なビジネスでの使用に適しており、個別の見積もりが必要となります。
7日間の無料トライアル期間も用意されているので、まずはトライアルから始め、使い勝手が良いと感じたらさらに上のプランを検討してみてはいかがでしょうか。クレジットカードの登録は不要です。自動的にプランがアップグレードされる心配もありません。
SAKUBUN活用のデメリット・注意点
ここまでSAKUBUNの機能やメリットについて紹介しましたが、中には使いづらいところや不満が残る部分もあります。そうした機能とはうまく付き合うことが必要ですが、事前に理解しておけば対策はできます。
ただし、求める機能やクオリティによっては、SAKUBUNが合わないと感じる場合もあるでしょう。そうしたミスマッチを防げるよう、SAKUBUNを使用する際のデメリットや、ユーザーが気を付けるべきポイントを詳細に解説していきます。
ぜひ、参考にしてください。
機械的な文章なので最低限の修正は必要
まず挙げられるのが、生成された文章はどうしても機械的なテイストが残ることです。GPT-4であれば自然な日本語に近い表現や流れで生成してくれます。それでも、完全な人間らしさを求める人からすると違和感は残ってしまうでしょう。
ですが、これはAIを利用する上で避けては通れないことでもあります。そのため、SAKUBUNで生成されたテキストは、最終的な公開前に最低限の修正が必要となります。
それでも、ゼロから作成するより効率的になるのは間違いありません。SAKUBUNに限らず、ツールはいかにうまく使うかが大切です。SAKUBUNでできることを活かしながら、効果的に使っていくことを心がけましょう。
SEOやマーケティングの知識が必要
二つ目の注意点やデメリットは、SEOやマーケティングで活用する場合、利用者に基本的な知識が必要となることです。テキストが生成された後、そのまま使えるのか使えないのかは人の目で見て判断することになります。そして、物足りない場合は人の手で調整をする必要があります。
また、ペルソナをどのように設定するべきなのかも利用者側にノウハウが求められます。キーワード選定やコンテンツの構造など、SEOに影響を与える要素についても、専門的な視点からのチェック必要でしょう。
SAKUBUNを使用する際は、単にテキストを生成するだけでなく、その内容がビジネスの目標と戦略に沿っているかどうかを判断することが大切です。AIの能力を最大限に活かしながら、人間の専門知識で質を高めることが、成功への鍵となります。
専門的な文章の制作には向かない
SAKUBUNは一般的なテキストを作成するのは対応できますが、専門性の高い内容の制作には限界があることも、覚えておく必要があります。
例えば、法律や医学、特定の技術分野に関する文章を作成する場合、専門家が求める細部の正確性や深い洞察と比べると、物足りないことが多いでしょう。また、経験からくる考察や事例はAIがもつデータベースに存在しないことが多いため、どうしても浅くなりがちです。
そのため、SAKUBUNを使用して専門的な文章を作成する際には、専門家が内容を確認し、必要に応じて修正や追加情報を加筆する必要があります。
SAKUBUNが持つ知識は一般的な内容にとどまることを理解し、AIの能力と人間の専門知識を適切に組み合わせることが、効果的にコンテンツを制作するために大切なことです。
SAKUBUNの使い方|実際に使ってみた結果は?
それではここから、SAKUBUNの使い方について実際の画面と共に解説します。各ページは完全に日本語対応しており、英語を翻訳したような不自然さもないので、わかりやすいはずです。
実際に活用することをイメージしながら、確認してみてください。
アカウント登録を行う
SAKUBUNを始めるためには、はじめにアカウント登録が必要です。手順はシンプルで簡単に行えます。
まず、公式サイトにアクセスし、「無料で始める」ボタンをクリックします。メールアドレスを入力して進むと、確認メールが送信されます。
メール内のリンクをクリックするとアカウントが有効になり、会員情報の入力を求められます。入力が完了すると、すぐにSAKUBUNの便利な機能を使い始めることができます。
テンプレートを活用してテキストを制作する
アカウントを作成後、テンプレートを活用してテキストを作成したい場合はサイドバーにある「生成テキスト」を選択します。
画面上部でテンプレートのカテゴリをプルダウンで選べますので、希望するカテゴリを選びます。カテゴリを選ぶと、カテゴリ内のテンプレが表示されるので、希望するテンプレートを選びます。
次に、テンプレートに必要な情報を入力します。例えば、ブログ記事のテンプレートを選んだ場合、記事のタイトルやキーワード、内容の要約を入力する欄があります。
これらの情報を入力してから「生成する」ボタンをクリックするとテキストが生成されます。
競合の記事分析とタイトル・見出しの構成案作成
SAKUBUNには、対策したいキーワードに合わせて競合の記事を分析しながら、最適な見出しを提案する機能もあります。まずは、サイドバーの「記事作成」を選択し、「競合調査モード」を選択します。
次に、キーワード指定の入力欄にターゲットとするキーワードを記入し、「分析開始」ボタンをクリックします。分析には、およそ1分ほどの時間がかかります。
調査が完了すると、おすすめの見出しが表示されます。内容を確認しながら、実際に活用する見出しをドラッグ&ドロップで「見出し構成」に移動させることで、構成案が作成できます。
作成した構成案は、見出しごとに内容を指示できます。指示内容は、基本的に「各見出しの内容を指定」をクリックすることで自動で生成できます。変更したい場合はご自身で修正しましょう。
指示内容を作成したら、「見出しで記事を作成」をクリックすることで、テキストが生成されます。
文章の出力内容を確認する
生成されたテキストは、画像のように表示されます。競合記事から比較した最適な文字数の目安やキーワード使用率も確認できますので、必要に応じて改行やテキストの修正を行いましょう。
テキストは自動で保存されますので、あとで修正したりメンバーと共有したりすることも可能です。
内容を指定してアイキャッチを生成する
アイキャッチ画像を生成する場合は、サイドバーの「アイキャッチ作成」をクリックします。次に、画像に反映させたい内容やテーマを入力欄に記載します。
例えば、記事のタイトルや主要なキーワード、イメージしたい色調などを指定できます。また、画像サイズも3パターンから選べます。
入力が完了したら、「生成する」ボタンをクリックします。
数秒後、指定された内容に基づいたアイキャッチ画像を生成し、画面に表示されます。
SAKUBUNのまとめ
SAKUBUNを活用することで商品紹介やメルマガ、ブログ記事など、幅広いライティングを少ない時間で制作できます。使用できるテンプレートも数が多いため、新たなビジネスチャンスを生み出すこともできるでしょう。
ただし、AIに依存し切ることはリスクが高く、知識を持った人の目でファクトチェックすることが大切です。
SAKUBUNとうまく付き合いながら、ビジネスの拡大を目指してはいかがでしょうか。7日間の無料トライアルもありますので、まずは無料で使用してみることから始めてみましょう。
こちらの記事では、SAKUBUN以外の文章生成AIを紹介して言います。
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