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無料あり!日程調整ツール(スケジュール調整ツール)おすすめ9選を比較して紹介

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社内会議や商談、採用面接、イベントなど、日程調整が必要な場面は多いですよね。ビジネスシーンで欠かせない重要な業務ですが、正直煩わしいと感じることもあるのではないでしょうか。

そんなときにおすすめなのが「日程調整ツール(スケジュール調整ツール)」です。地味に面倒な調整業務を自動化・簡略化できるので、大幅な負担軽減が期待できます。

具体的にどのようなサービスがあるのか、本記事ではビジネス向けの日程調整ツールを9つ厳選して紹介していきます。導入するメリットやツールの選び方についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

日程調整ツール(スケジュール調整ツール)とは

日程調整ツール(スケジュール調整ツール)とは、会議やイベントなどの日程調整タスクを自動化するツールです。

細かい仕様はツールによって異なりますが、基本的には以下の3ステップで調整が完了します。

Step1.イベントを作成し、日程調整用のURLを発行する
Step2.発行されたURLを参加者に送信する
Step3.相手に希望日時を選択してもらう

主催者側は日程調整用のURLを送るだけ、参加者側は選択肢の中から日程を選ぶだけなので、双方に大きな負担がかかりません。これまで手作業で行っていた業務を自動化することにより、日程調整にかける時間を削減できるため、浮いた時間を他の業務にあてることができます。

日程調整ツール(スケジュール調整ツール)の主な機能

製品によって使える機能は異なりますが、代表的なものとしては次のような機能が挙げられます。

・日程調整
・Web会議URLの自動発行
・リマインドメール
・アドレス帳

1つずつ見ていきましょう。

日程調整

カレンダーから空き時間を自動で抽出し、候補日時をピックアップしてくれる機能です。カレンダーアプリやグループウェアなどの外部サービスと連携できるものも多く、ツールによっては確定した予定を自動でカレンダーに反映してくれるため、スケジュールを入力する手間も省けます。

Web会議URLの自動発行

「Zoom」や「Google Meet」、「Microsoft Teams」などと連携し、日程確定時にWeb会議URLを自動発行してくれる機能です。オンラインに限らず、オフラインでミーティングを行う際に空いている会議室を自動で確保してくれるツールもあります。

リマインドメール

確定した日時が近づいたタイミングで、イベント参加者全員に対して、自動でリマインドメールを送信してくれる機能です。日程調整開始時および終了時の連絡や返信の催促などの自動送信に対応している場合もあります。

アドレス帳

調整相手の連絡先を登録できる機能です。日程調整時に取得した顧客データを営業支援システム(SFA)や顧客管理システム(CRM)などに連携できるツールもあります。

日程調整ツール(スケジュール調整ツール)を導入する2大メリット

続いて、日程調整ツールを導入するメリットを2つ紹介します。

①日程調整に費やしていた時間を短縮できる
②ダブルブッキングを防止できる

それぞれ見ていきましょう。

①日程調整に費やしていた時間を短縮できる

従来のベタ打ちでの日程調整は、人数が多ければ多いほど時間や手間も増大しますが、日程調整ツールは1つのURLを共有するだけで参加者の希望日程を集められるため、個別に日程を調整する必要がありません。メールのやり取りを最小限まで押さえられるので、それだけでも時間の節約が期待できます。

また、Web会議ツールやビジネスチャット、営業管理システムなどの外部サービスと連携できるツールが多いのも魅力の1つ。自社で使用しているツールと連動させることで、日程調整に費やしていた時間を大幅に削減することができます。

②ダブルブッキングを防止できる

日程調整時ツールの中には、自分のカレンダーを相手に共有して、空いている日程の中から希望日時を選んでもらう「予約受付型」と呼ばれる形式のものがあります。

このタイプの魅力は、リアルタイムでカレンダーが自動更新されること。常に最新の空き状況を相手に表示させることができるため、ダブルブッキングを未然に防ぐことができます。

日程調整ツール(スケジュール調整ツール)を選ぶときの3つのポイント

サービス紹介に入る前に、ツールの選び方について確認しておきましょう。それぞれ特徴や機能が異なるため、以下3つのポイントを参考に選んでみてください。

①用途
②料金
③使いやすさ

上から順に解説していきます。

①用途

日程調整ツールは、大きく分けて以下3つの型に分類できます。利用シーンや目的によって向き不向きがあるため、まずは用途を明確にしたうえで、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

・予約受付型
・候補提案型
・投票型

それぞれの特徴を簡単に解説していきます。

予約受付型

自分のカレンダーから空き時間を自動抽出し、空き時間の中から希望日時を選んでもらう形式です。相手の都合で日程を決めてもらえるので、こちらから候補日を提案する必要がありません。アポを取りたい人全員に日程調整用のURLを送信するだけで、自動的にスケジュールが埋まっていくため、会議や打ち合わせの頻度が高い人に向いています。

候補提案型

自分で候補日を提案し、その候補日の中から希望日時を選んでもらう形式です。こちらから都合の良い日程を提示できるので、事前準備が必要な会議や採用面接など、調整の主導権を握っておきたいシーンに向いています。ただし、候補日の中に相手の希望日時が含まれていない場合は再調整が発生するため、予約受付型よりも日程調整が長引きやすい傾向にあります。

投票型

複数の候補日を提案し、各候補日に対して相手に参加可否を投票してもらう形式です。参加者全員のスケジュールを把握できるので、大人数の日程調整に向いています。

②料金

日程調整ツールは完全無料で使えるものから、有料プランが用意されているものまで、ツールによって利用料金が異なります。

使用頻度が低い場合や最小限の機能のみを求めている場合は無料ツールで十分かもしれませんが、ビジネス利用を想定している場合は、有料ツールでないと機能が足りないかもしれません。

有料ツールの場合は、使用頻度や機能によって料金プランが異なるケースが多いため、各ツールの「機能」と「料金」のバランスを踏まえたうえで、納得できるものを選ぶようにしましょう。

③使いやすさ

日程調整ツールを選ぶときは、自分にとっての使いやすさはもちろん、相手の使いやすさにも配慮する必要があります。

実際にツールを導入した場合、日程調整用のURLを送付して、相手に希望日程を入力してもらうことになるため、ここで操作画面が分かりづらいと、相手を困惑させてしまうかもしれません。アポイントの時点で印象が悪くなってしまうと商談にも影響が出てしまう可能性があるため、初心者でも直感的に操作できるようなUIの優れたツールを選ぶようにしましょう。

ビジネス向け日程調整ツール(スケジュール調整ツール)おすすめ9選

ここからは、ビジネス向けの日程調整ツールを9つ厳選して紹介していきます。

・クロジカ(旧Aipo)
・eeasy
・調整アポ
・waaqlink
・jicoo
・TimeRex
・アイテマス
・ScheCon
・Spir

無料プランや無料トライアルを用意しているツールもあるので、気になるものがあれば、ぜひ試してみてください。

クロジカ(旧Aipo)

【料金】
フリー:無料
ベーシック:¥500(ユーザー/年)月間契約の場合は¥600円/月
プレミアム:¥800(ユーザー/月)月間契約の場合は¥960円/月

※無料トライアルあり

【日程調整方法】
予約受付型

【連携ツール】
カレンダー:Googleカレンダー、Outlook予定表、iCloudカレンダー(iPhone・iPad・Mac)など
その他:Slack、給与計算ソフト

【特徴】
「クロジカ(旧Aipo)」は、スケジュール管理の機能に優れたグループウェアです。1つのカレンダーでチームメンバーの予定と会議室の予約状況を同時に確認できるため、それぞれの空き時間を一目で把握できます。仮に重複して予約してしまった場合も画面上にアラートが表示されるので安心。トラブルに発展しやすいダブルブッキングを未然に防止できるのは、大きなメリットといえるでしょう。

また、日程調整機能にも長けており、候補日のリストアップや予定の擦り合わせなど煩雑な業務をほぼ自動化できます。専用のURLを送信して、相手に候補日を選んでもらうだけで日程が確定するため、主催側・参加者ともに負担を軽減できるでしょう。

さらに、本ツールは直感的に使いこなせるシンプルな操作性にも定評があります。有料プランも14日間無料で試用できるため、ぜひ1度試してみてはいかがでしょうか。

有料プランを14日間無料で試せます。

eeasy

【料金】
個人向けプラン:無料
法人向けプラン:¥850(ユーザー/月)
※月間の調整回数が6回未満のメンバーは無料

【日程調整方法】
予約受付型

【連携ツール】
カレンダー:Googleカレンダー、Outlook予定表
Web会議ツール:Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Skype
その他:Google Workspace、Microsoft365

【特徴】
「eeasy」は、30,000社以上(2023年8月時点)の企業に導入されている日程調整ツールです。

「Google Workspace」や「Microsoft 365」といったグループウェアとデータを連携することで、日程調整を自動化できるようになっています。

最大の特徴は、機能が充実していること。外出時の移動時間を考慮したり、会議室を自動で確保したりできるので、日程調整業務の大部分をツールに任せることができます。予約受付型でダブルブッキングの心配もなく、操作画面もシンプルで分かりやすいので、ビジネスシーンで大いに役立つでしょう。

公式サイト:eeasy

調整アポ

【料金】
非公開

※無料トライアルあり

【日程調整方法】

予約受付型、候補提案型、投票型

【連携ツール】

カレンダー:Googleカレンダー、Outlook予定表など
Web会議ツール:Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、webex
その他:Google Workspace、Microsoft365、サイボウズ Garoon、Salesforce、Slack、Chatwork、Teams、Google Chat、クラウド受付システム

【特徴】

「調整アポ」は、連携サービスの豊富さが特徴の日程調整ツールです。「Google Workspace」をはじめとした、さまざまな外部サービスと連携できるので、既存ツールと組み合わせて活用することで、より利便性を高められます。

また、Chrome拡張機能が使えるのも魅力の1つ。管理画面にログインしなくても拡張機能のアイコンから簡単にURLを発行できるので、急ぎの場合もスムーズに対応できるでしょう。

公式サイト:調整アポ

waaq Link

【料金】
非公開

※無料トライアルあり

【日程調整方法】
予約受付型、候補提案型、投票型

【連携ツール】
カレンダー:Googleカレンダー、Outlook予定表
Web会議ツール:Zoom、Google Meet、Microsoft Teams

【特徴】
「waaq Link」は、1ステップで日程調整を開始できる、という手軽さが人気のツールです。

主催者は相手のメールアドレスを入力して招待するだけ、参加者は招待メールから希望日時を選択するだけなので、スピーディーに日程を確定できます。

また、ツール内にアドレス帳があるため、過去に登録したユーザーは改めてアドレスを入力する必要がありません。ワンクリックで日程調整を開始できるので、同じメンバーとの会議や打ち合わせが多い人は特に使いやすいでしょう。

さらに、「waaq Link」は予約受付型、候補提案型、投票型の3つの形式が利用できるため、多様なシーンで活用できます。1対1の商談から大人数のイベント開催まで、このツール1つで賄えるのは大きな魅力といえるのではないでしょうか。

公式サイト:waaqlink

jicoo

【料金】
Free:無料
Startup:¥880(ユーザー/月)
Pro:¥1,320(ユーザー/月)
Enterprise:お問い合わせ

※無料トライアルあり

【日程調整方法】
予約受付型、候補提案型、投票型

【連携ツール】
カレンダー:Googleカレンダー、Outlook予定表
Web会議ツール:Zoom、Google Meet、Microsoft Teams
その他:Microsoft365、Salesforce、HubSpot、Slack、Notion、Stripe

【特徴】

「jicoo」は、多彩な機能を持ち合わせた日程調整ツールです。

ベースとなる日程調整機能のほか、カレンダー機能や担当者自動割り当て機能、メッセージ機能など、オンラインの業務を効率化させるような機能が充実しているため、リモートワークを導入している企業に向いています。

公式サイト:jicoo

TimeRex

【料金】
フリー:無料
ベーシック:¥750(ライセンス/年)※月払いの場合は¥900/月
プレミアム:¥1,250(ライセンス/年)※月払いの場合は¥1,500/月

【日程調整方法】
予約受付型、候補提案型、投票型

【連携ツール】
カレンダー:Googleカレンダー、Outlook予定表
Web会議ツール:Zoom、Google Meet、Microsoft Teams
その他:Slack、Chatwork、Google Analytics(プレミアムプラン限定)など

【特徴】
「TimeRex」は、歓送迎会や同窓会などでよく使用される日程調整ツール「調整さん」のビジネス版です。

「Googleカレンダー」や「Outlook予定表」と相互連動させることで、日程候補の抽出からスケジュールの登録、Web会議の作成までをすべて自動化できます。プランによって使える機能は異なりますが、リマインドメールや再調整(リスケジュール)機能など、便利な機能が余すことなく搭載されているため、欲しい機能がほぼ網羅されているツールといっても過言ではないかもしれません。

公式サイト:TimeRex

アイテマス

【料金】
無料

【日程調整方法】
予約受付型、候補提案型、投票型

【連携ツール】
カレンダー:Googleカレンダー
Web会議ツール:Zoom、Google Meet

【特徴】
「アイテマス」は、完全無料で使える日程調整ツールです(2023年8月時点)。

無料ツールでありながら予約受付型と候補提案型、投票型の3種類の形式に対応しており、ダブルブッキング防止や仮押さえ、オンラインミーティングURLの自動発行といった基本機能も充実。時差や英語にも対応しているので、海外クライアントとのミーティングでも活用できます。

公式サイト:アイテマス

ScheCon

【料金】
フリープラン:無料
(日程調整回数制限8回/月※主催時かつ成立時のみ)

スタンダードプラン:¥660/月※月払いの場合は¥792/月
(日程調整回数制限20回/月※主催時かつ成立時のみ)

ビジネスプラン:990円※月払いの場合は¥1,188/月
(日程調整回数制限無制限)

【日程調整方法】
候補提案型

【連携ツール】
カレンダー:Googleカレンダー、Outlook予定表
Web会議ツール:Zoom、Google Meet、Microsoft Teams
その他:Slack、Chatwork

【特徴】
ScheConは、日程調整機能とオンライン名刺交換機能の2つの便利機能を兼ね備えた万能ツールです。

「Googleカレンダー」や「Outlook予定表」と連携することで、空きスケジュールが自動抽出されるようになっており、2社間で行われる1対1のミーティングから3社間以上で実施される複数人の会議まで、あらゆるシーンの日程調整を簡略化することができます。また、対象のカレンダーを増やすことで、自分の予定だけでなく、複数のカレンダー情報を含めた空き時間を抽出できるのも魅力の1つ。同席者はもちろん、会議室など施設予約用のカレンダーを用意して連携させておけば、会議室を含めた日程調整も簡単にできるようになります。

ただし、料金プランによっては、月々の日程調整回数に上限が設けられているため、その点だけ注意が必要です。

公式サイト:Schecon

Spir

【料金】
個人プラン:無料
チームプラン(Starter):¥6,600/月(5人まで利用可能)
チームプラン(Essential):¥22,000/月(20人まで利用可能)
チームプラン(Standard):¥55,000/月(60人まで利用可能)
チームプラン(Growth):¥88,000/月(120人まで利用可能)
チームプラン(Enterprise):お問い合わせ(121人以上~)

【日程調整方法】
予約受付型、候補提案型、投票型

【連携ツール】
カレンダー:Googleカレンダー、Outlook予定表
Web会議ツール:Zoom、Google Meet、Microsoft Teams
その他:Slack

【特徴】
Spirは、予約受付型、候補提案型、投票型の3つの形式で、あらゆるビジネスシーンに対応できる日程調整ツールです。

複数のカレンダーを統合して効率よく空き時間を抽出できるようになっており、Web会議URLの自動発行や前日リマインダー、日程の再調整など便利機能も満載。ミーティング前後の時間を確保したり、土日を除外したり…と、細かな条件設定にも対応しているため、シチュエーションに応じて最適な候補を挙げることができるでしょう。また、タイムゾーンや日英の言語切り替えにも対応しているため、国内に限らず、海外滞在者や海外クライアントとのミーティングもスムーズに調整することが可能です。

公式サイト:Spir

日程調整ツール(スケジュール調整ツール)を活用して負担を軽減しよう

メールベタ打ちを主体とした従来の方法では、候補日程のピックアップやアポ打診メールの作成、日程の再調整といった全ての作業を手動で対応しなければなりませんが、日程調整ツールを導入すれば、ほとんどのタスクを自動化できます。ダブルブッキングやヒューマンエラーも減らせることを踏まえると、多少のコストをかけてでも導入するメリットは大きいといえるでしょう。

また、後半でもお伝えしたように、有料ツールの中には無料プランや無料トライアルを用意しているものも多く存在します。こういったツールは費用負担を気にすることなく手軽に導入できるので、興味のある方はぜひ1度試してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

ながた
編集プロダクションで旅行ガイドブックの取材・制作に携わった後、Webライターの道へ。お酒と激辛料理をこよなく愛するインドア派。シーズン中はもっぱら野球観戦。

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