プッシュ通知配信サービス5選!効果的な作り方を徹底究明!
アプリ展開するサービスを運営しているのであれば、プッシュ通知は欠かせません。ユーザーの目に留まりやすくなるので、アプリの利用率が上がりやすくなるでしょう。
今回は、おすすめのプッシュ通知配信サービスの紹介とAmazon SNSについてご紹介します。
目次
プッシュ通知を効果的に活用する作り方
プッシュ通知の開封率を上げるためには、ユーザーにメリットのあるメッセージを発信しなければなりません。そのためには、年齢・性別・購入履歴などによって内容を変更し、パーソナライズさせることが大切です。自分にとって必要のない情報が表示されても、開封しようとは思いませんよね。
また、内容は簡潔に、かつユーザーにとってのメリットがわかりやすいようにしなければなりません。インパクトばかり強調して内容が漠然としてしまうようなものではなく、そのユーザーにどうやったらダイレクトに刺さるかを考えるといいでしょう。
プッシュ通知の仕組みについて、よりくわしく知りたいという方は、過去の記事「プッシュ通知とは?iPhone/Android/Webブラウザの仕組み」をご覧ください。
タイミングと分析も大切
プッシュ通知はユーザーにとって適切ではないタイミングに配信したり、あまりにも多く配信したりすると通知をオフにされてしまいかねません。サービスやユーザーの特徴に合わせて、配信頻度と配信時間を決めるとよいでしょう。そのためにも随時分析しながら PDCA を回し続けることが必要です。
「プッシュ通知サービス」とは
プッシュ通知サービスとは、アプリやブラウザのプッシュ通知を自動的に行う機能を提供しているサービスのことです。A/Bテストやセグメント配信なども行うことができます。
おすすめのプッシュ通知サービス5選とその特徴
Push7(プッシュセブン)
国内シェア6割と、多くの方に利用されている通知サービスです。
アプリはもちろんですがブラウザにも対応しており、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeで利用することができます。なおiOSへのプッシュ通知は、専用のアプリを使用することで配信することが可能です。
最短3分での導入を可能(ブラウザでのWebプッシュ通知の場合)にしており、プッシュ通知を行うまでの作業が手間をかけずに行えます。それは、Push7が用意する導入マニュアルに記載されてあるコードをコピーアンドペーストするだけで設定が完了するためです。
料金プランはPersonalとBusinessの2種類あり、Businessが上位プランです。Businessでは、セグメント配信やDB連携、テクニカルサポートと配信記録のCSVダウンロードのサービスを受けることができます。なお、無料で試せるフリートライアルプランも用意されています。
料金
Personal:0円/月〜
Business:要問い合わせ
Repro(リプロ)
Webとアプリのカスタマーエンゲージメントプラットフォームで、国内外で広く導入されています。
管理画面はユーザーが使いやすいように設計されており、A/Bテストも簡単に行うことができます。また、その優位性を自動的に判定する機能もあるので、効果の差を確実に知ることができます。さらに、豊富なセグメント機能もあり、ユーザーに合わせたプッシュ通知を簡単に行うことができます。
料金
要問い合わせ
ニフクラ mobile backend
スマホアプリの運営時に必要な機能をクラウドで提供しているサービスで、利用することでバックグラウンド開発が不要となります。
料金プランはBasic(無料)、Expert、カスタマイズの3種類あり、無料プランでもプッシュ通知を行うことができます。無料プランでは月に100万回、Expertだと1,000万回まで、カスタマイズだと相談次第でそれ以上のプッシュ通知配信が可能になるかもしれません。
プッシュ通知に関してできることは、即時配信、予約配信、セグメント配信(ターゲットを絞ったプッシュ通知)、リッチプッシュ(プッシュ通知を開封すると自動でブラウザが開く)、ダイアログプッシュ(ダイアログ形式で行うプッシュ通知(Androidのみ))、開封率確認です。
料金
Basic:無料
Expert:55,000円/月
カスタマイズ:要問い合わせ
CORE PUSH(コアプッシュ)
ユーザー数が100人を超えるまではプッシュ通知を無料で行うことができるサービスです。無料でありながらリアルタイム通知、A/Bテスト、セグメント通知などさまざまな機能が備わっています。ユーザーのOSバージョンごとにセグメントしたプッシュ通知も可能です。
料金プランにはフリープラン、スタンダードプラン、プロフェッショナルプラン、エキスパートプラン、1社専用プランの5種類があります。上位プランほどユーザー数の上限が増え、スタンダードでは25,000人、プロフェッショナルは10万人、エキスパートは25万人、1社専用プランでは、問い合わせすればそれ以上に対応できるかもしれません。
料金
フリープラン:無料
スタンダードプラン:11,800円/月
プロフェッショナルプラン:28,800円/月
エキスパートプラン:114,800円/月
1社専用プラン:要問い合わせ
GMOおみせアプリ
アプリを使用した来店促進やECのアプリ化などを行うことができる自社アプリ作成プラットフォームです。
プッシュ通知機能では、一斉配信、個別配信、セグメント配信、店舗別配信、時限配信が可能。セグメント配信では特定のユーザーへクーポンを配布するといったこともできるので、会員のランクに応じて異なる内容の通知も配信できます。また、店舗別配信では店舗限定のクーポン配布や、ユーザーが指定した店舗限定のお知らせを通知するといったことも可能です。時限配信では配信時間を設定してプッシュ通知の予約ができます。
料金プランにはLightプラン、Standardプラン、Enterpriseプランの3種類があります。無料デモがあるのでお試しも可能です。なお、プッシュ通知だけでなくさまざまな機能が詰まったサービスのため、プッシュ通知だけ行いたいという場合は料金が割高に感じられてしまうかもしれません。
料金
Lightプラン:22,000円〜/月
Standardプラン:55,000円〜/月
Enterpriseプラン:要問い合わせ
AWSを活用したシステムでプッシュ通知を配信するやり方
AWS(Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス))を活用してプッシュ通知を行う場合はAmazon SNS(Amazon Simple Notification Service)を利用すると、サーバーを用意せずにアプリから通知を行うことができます。
導入するまで「10分間チュートリアル」によって手順をしっかりと確認しながら進めることができます。Amazon SNSを利用する場合はAWSにサインインした状態で公式サイトへアクセスしてください。
料金
Amazon SNSをはじめとしたAWSのサービスは従量課金制であり、使った分だけ料金が発生する仕組みです。ユーザー数やプッシュ通知の頻度に合わせて料金が変わるので、損をすることはないでしょう。
注意
予約配信やA/Bテストといった機能は備わっておりません。より高い機能性を求める場合は、先ほど紹介した通知サービスのいずれかをおすすめします。
プッシュ通知は簡単に始められる
プッシュ通知の配信を始めるとなると技術的に難しいと感じてしまうかもしれませんが、通知サービスを利用すればサポートを受けながら実装することができます。先に挙げたサービスもAmazon SNSも、ユーザーに使いやすい仕様なので、使いこなすのはそれほど難しくはないでしょう。
また、これからアプリを作成する場合やアプリサービスの展開を考えている場合は、アプリ開発をサポートするシステム上にプッシュ通知が機能として含まれている場合もあるので、うまく利用することができます。まずは無料で手軽に利用できるサービスから始めてみてはいかがでしょうか。
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