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TikTokのビジネスアカウントとは?作り方やメリット・デメリットを紹介!

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TikTok」(ティックトック)とは、ByteDanceが運営する短尺動画に特化したSNSです。

スマホがあれば簡単に、音楽に合わせた短い動画の投稿・閲覧ができるサービスで、若者を中心に人気を集めています。

TikTokには、企業がブランドの価値を高め、ビジネスを成長させるために活用できる「ビジネスアカウント」があります。

当記事ではビジネスアカウントの作り方を解説するほか、ビジネスアカウントのメリット・デメリットについてもご紹介します

TikTokのビジネスアカウントとは?

TikTokには、一般のユーザーが利用して投稿や視聴を楽しむ「個人アカウント」と、企業・ブランドのマーケティングを支援するための「ビジネスアカウント」の2種類があります。

ビジネスアカウントでは、詳細なユーザーエンゲージメントデータや、各動画のパフォーマンスデータを取得できるのに対し、個人アカウントでは、これらの詳細なデータへのアクセスが制限されることが多いです。

ビジネスアカウントという名前ですが、企業に加え個人事業主や個人なども、無料で利用することができます。

TikTokのビジネスアカウントの作り方・個人アカウントへの切り替え方

ここからは、TikTokのビジネスアカウントの作り方と、個人アカウントへの切り替え方について、それぞれ説明します。

ビジネスアカウントの作り方

ビジネスアカウントの作り方は以下の通りです。順番に見ていきましょう。

TikTokアプリをダウンロードし、アカウント登録する

(1)TikTokアプリをインストールする。

(2)アプリを開いたら、下部のメニューバーにあるプロフィールアイコンで、「登録」をクリックして、アカウントを作成する。(すでにアカウントを持っている場合はログインする)

ビジネスアカウントを設定する

ビジネスアカウントの設定手順は以下の通りです。
(1)TikTokアプリで、プロフィールページの右上にある「≡」をクリックする。

(2)「設定とプライバシー」をタップする。

(3)「アカウント」をタップする。

(4)「ビジネスアカウントに切り替える」をタップする。

(5)自身のビジネスに適したカテゴリを選択する。

ビジネスアカウントから個人アカウントへの切り替え方

ここからは、ビジネスアカウントから個人アカウントへの切り替え方を説明します。

(1)プロフィール画面を開き、右上にある「≡」をタップする。

(2)「設定とプライバシー」を選択し、「アカウント」をタップする。

(3)「アカウント」をタップし、「個人アカウントに切り替える」を選択すれば、完了。

TikTokのビジネスアカウントのメリット

TikTokを使ってビジネスを成功させるには、ビジネスアカウントのメリットを把握し、活用することが大切です。

ここからは、TikTokビジネスアカウントのメリットをご紹介します。メリットとして考えられるのは、以下の6つです。

  • アカウントのカテゴリーを設定できる
  • プロフィールに外部サイトのリンクを設置できる
  • 投稿動画の分析ができる
  • インサイトで投稿分析ができる
  • 商用音楽ライブラリが利用できる
  • クリエイティブガイドを見ることができる

アカウントのカテゴリーを設定できる

TikTokビジネスアカウントでは、自社の製品やサービスに適したカテゴリーの設定が可能です。

カテゴリーを設定することで、そのカテゴリーの動画を好むユーザーに投稿が表示されやすくなり、製品・サービスに興味を持ってもらえる可能性が高まります

カテゴリの一例としては、以下のようなものがあります。

  • 芸術・工芸
  • 自動車・交通手段
  • 赤ちゃん
  • 衣類・アクセサリー
  • 教育・研修
  • グルメ&ドリンク
  • 旅行・観光

など

プロフィールに外部サイトのリンクを設置できる

TikTokビジネスアカウントでは、外部サイトのリンクをプロフィールに設置することができます。

外部リンクを設置することで、自社の公式ウェブサイトや問い合わせ先情報などの、外部サイトへのアクセスを増やせる可能性が高まります。

なお、個人アカウントでは、1000人以上のフォロワーを集めるまで、外部リンクを設置できないので、外部リンクの設置ができるのは、ビジネスアカウントならではのメリットといえます。

投稿動画の分析ができる

TikTokビジネスアカウントでは、以下の項目について、投稿した各動画のパフォーマンスをリアルタイムで分析することができます。

  • 合計再生時間
  • 時間合計視聴回数
  • 平均視聴時間
  • トラフィックソースの種類
  • 視聴者の所在地(国別)

インサイトで投稿分析ができる

TikTokビジネスアカウントでは、自分が投稿した動画の再生回数やエンゲージメント、フォロワー数の推移などを、数値で分析できる「インサイト機能」を利用することが可能です。

インサイトを有効活用することで、効率的にTikTokを運用することができるようになります。

インサイトの確認の仕方は以下の通りです。

(1)TikTokでプロフィール画面を開く。

(2)画面右上の「≡」マークを選択する。

(3)「ビジネススイート」をタップする。

(4)「インサイト」を選択する。

なお、全体公開の動画を1本も投稿していないと、インサイトを利用できないので、注意しましょう。

商用音楽ライブラリが利用できる

TikTokビジネスアカウントでは、商用音楽ライブラリ(CML)に入っている曲を動画のBGMとして利用することができます。

商用楽曲ライブラリとは、商用利用できるよう権利がクリアになった約100万曲の楽曲コレクションのことです。

一方で、TikTokの商用音楽ライブラリに入っていない曲については、ビジネスアカウントでの商用利用ができません。注意しましょう。

クリエイティブガイドを見ることができる

ビジネスアカウントに登録すると、視聴回数が多い・エンゲージメントが高いブランドコンテンツを取り上げているクリエイティブガイドを閲覧可能です。

人気動画をチェックし、動画作成の参考にしてみてください。

クリエイティブガイドの確認方法は、以下の通りです。

(1)TikTokアプリを開き、「≡」を選択する。

(2)「ビジネススイート」をタップする。

(3)「クリエイティブガイド」をタップすれば、人気のコンテンツをチェックすることができます。

TikTokビジネスアカウントのデメリット

ここからは、TikTokビジネスアカウントのデメリットを紹介します。

デメリットとして考えられるのは、以下2つです。

商用ライセンス未取得の楽曲を利用できない

TikTokビジネスアカウントのデメリット1つ目は、商用ライセンス未取得の楽曲を利用できないことです。

ビジネスアカウントの投稿で使用できる楽曲は、「商用音楽ライブラリー」に収録されている楽曲のみです。商用ライセンスが適用されていない流行の楽曲などは、ビジネスアカウントの投稿では使用できません。

炎上リスクがある

TikTokのビジネスアカウントのデメリット2つ目は、投稿した動画やアカウントが批判を受けるなどの炎上リスクがあることです。

TikTokは非常に拡散力が高いメディアです。動画出演者の失言や信頼性を欠くような発信(競合他社の悪口や第三者へのなりすまし、社員へのパワハラなど)をしないように注意し、炎上リスクを回避することが重要です。

TikTokビジネスアカウントに関するよくある質問

ここからはTikTokビジネスアカウントに関するよくある質問を紹介します。

質問①:利用料金は必要?

TikTokビジネスアカウントを利用するのに、費用はかかりません。無料であるため、低リスクで企業・ブランドのマーケティングを行うことができます。

質問②:企業でなくてもビジネスアカウントは使える?

TikTokビジネスアカウントは、企業だけではなく個人事業主や個人が利用することも可能です。ブランドの構築や、商品・サービスのプロモーションなど、さまざまな目的で活用することができます。

質問③:ビジネスアカウントを削除するにはどうしたらいい?

ビジネスアカウントをどうしても削除したい場合、TikTokのアカウントごと消す必要があります
アカウントの削除方法は以下の通りです。

(1)プロフィール画面を開き、画面右上の「≡」をタップする。

(2)「設定とプライバシー」を選択する。

(3)「アカウント」をタップする。

(4)「アカウントを利用停止にするか削除する」を選択する。

(5)「削除または利用停止しますか?」と表示されるので、「アカウントを完全に削除」をタップする。

アカウントを削除しても、30日以内であれば復元することが可能ですが、それ以上経つと、完全に消去されてしまうので、気を付けましょう。

質問④:ビジネスアカウントは複数作れる?

作成できるビジネスアカウントの数に上限はなく、いくつでもアカウントを作ることができます。

ただし、作りすぎると管理が大変になってしまうので、注意しましょう。

TikTokのビジネスアカウントを活用しよう!

当記事では、TikTokのビジネスアカウントについて解説してきました。

TikTokでは、誰でも無料で簡単にビジネスアカウントを作成することができます。ご紹介したメリット・デメリットを踏まえた上で、ブランド構築や、商品・サービスのプロモーションなどに積極的に活用してみてください。

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この記事を書いた人

みつほり
業界紙報道記者の経験を経て、サングローブに入社。入社前は省庁に常駐し、取材・執筆に携わっていた。

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