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TikTokのEC機能「TikTok Shop」とは?機能やメリット、導入事例を紹介!

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動画やライブ配信を見ながら、その場で商品を購入できる次世代型のEC機能は、海外ではすでに大きな成功をおさめ、多くの企業が販売チャネルとして、導入しています。当記事では、TikTok Shopの機能やメリット、海外での導入事例などについて、くわしく解説します。

EC機能「TikTok Shop」が2025年6月、日本でサービス開始の見通し

「TikTok Shop」は現在、以下の11か国で利用可能です。

  • インドネシア
  • アイルランド
  • マレーシア
  • メキシコ
  • フィリピン
  • シンガポール
  • スペイン
  • タイ
  • イギリス
  • アメリカ
  • ベトナム

日本にはまだ未上陸ですが、JETRO(日本貿易振興機構)によると、2025年6月にサービスを開始する見通しのようです。

出典:TikTok Shop、6月に日本でサービス開始の見通し- ジェトロ

TikTok Shopとは?

TikTok Shopとは、SNS型のEコマースで、アプリ内で商品を販売・購入できる機能のことです(日本ではまだ未提供)。動画やライブ配信を通じて、視聴者がそのまま商品を購入できるため、ライブコマースのような活用が可能です。また、閲覧数や売上などのデータを確認できる分析機能も備わっているのが特徴です。

TikTok Shopの機能

TikTok Shopでは、以下の方法で商品を販売・購入することが可能です。1つずつ紹介していきます。

LIVE shopping

LIVE shoppingとは、TikTokのライブ配信動画を活用して、視聴者にリアルタイムで商品やサービスを紹介・販売できる機能です。ライブ中に配信者が実際に商品を使いながら紹介し、視聴者の質問にもその場で答えることで、お店で接客を受けているような双方向のコミュニケーションが可能になります。

配信中には、画面に商品購入ページへのリンクやショッピングカートのアイコンが表示されるため、ユーザーは気になったタイミングですぐにその場で購入できます。ライブを見ながら商品を選べるため、購買意欲が高い状態のままスムーズに購入へとつながります。

画像やテキストだけでは伝わりにくかった商品の質感や使い心地も、動画を通じてリアルに伝えることが可能です。さらに、視聴者からの質問にリアルタイムで答えることで、不安や疑問を解消しながら購買に導くことができます。

Shoppable Videos

Shoppable Videosは、商品の紹介動画を投稿し、顧客の販売を促進する販売方法です。ユーザーのニーズをくみ取り、わかりやすい動画を作成することで、接客をせずとも商品やサービスを販売することが可能です。動画を表示させるターゲットを絞り込んで配信することで、より効率的に売上を伸ばせるでしょう。

自社商品以外もショッピングタブを設けられるため、アフィリエイターが企業の商品を紹介することも可能です。

商品のターゲット層に合ったインフルエンサーに紹介してもらうことで、自社ページだけで運用するよりも効率的に売上向上を目指せるでしょう。

Product Showcase

Product Showcaseは、自身のアカウントページに「ショッピングタブ」を追加できる機能です。

これにより、アカウントページがまるでECサイトのような構成になり、ユーザーはプロフィール画面から直接商品をチェック&購入できるようになります。

このショッピングタブは、自社の商品だけでなく、他社の商品も掲載可能。つまり、アフィリエイターやインフルエンサーが企業の商品を紹介し、自身のアカウントから販売につなげることも可能です。

商品ターゲット層に合ったインフルエンサーに紹介してもらうことで、自社だけで販売するよりも高い訴求力が期待できます。

TikTok Shopのメリット

ここからは、TikTok Shopのメリットを紹介します。メリットは以下の4つです。

メリット①:動画視聴から購入までがアプリ内で完結する

TikTok Shopの最大のメリットは、動画視聴から購入までがアプリ内で完結する点です。従来のSNSからECサイトのように、外部リンクに飛ばす手間がないため、離脱率が大幅に減少します。

メリット②:ライブ配信で「接客型販売」ができる

写真や文章では伝わりにくい「商品のサイズ感」「使用シーン」「使用感」などをリアルな動画で見せながら紹介できるのが、TikTokならではの強みです。

さらに、ライブ配信では視聴者の質問にリアルタイムで答えることができ、オンラインでありながら双方向の接客が可能になります。これは、ネット通販での不安や迷いを取り除くのに非常に有効で、購入率の向上につながります。

メリット③:インフルエンサーの力で短期間で商品・サービスが売れる

TikTok Shopは、自社アカウントでの販売だけでなく、インフルエンサーやアフィリエイターによる販売が可能です。たとえば、「美容系インフルエンサーが自分の動画でコスメを紹介」「商品ページへのリンクをつけて、視聴者がその場で購入」「紹介者には成果報酬が発生」といった仕組みにより、企業は初期の認知拡大・信用獲得をスピーディーに実現でき、一気に商品が売れることもあります。

メリット④:TikTokのレコメンド機能で新規リーチを獲得

TikTokは、フォロー関係に依存せずに、興味・関心に基づいておすすめ動画を表示する機能が非常に強力です。

これは、フォロワーが少ない新規アカウントでも、投稿の質と訴求力次第で一気にバズる可能性があるということです。新規商品・新興ブランドでも、TikTok上で話題になれば、即売につながるチャンスがあります。

海外企業でのTikTok Shop導入事例

TikTok Shopは、すでに展開されている海外市場でも、たくさんの企業やブランドが販売チャネルの一つとして活用しています。実際にTikTok Shopを導入して成果を上げている海外企業の事例をご紹介します。

アメリカのスキンケアブランドが月商1億円突破

出典:https://www.tiktok.com/@glowrecipe

アメリカのスキンケアブランド「Glow Recipe」は、TikTok Shopを通じてZ世代のユーザーを中心に認知を拡大し、月商100万ドル(約1.5億円)を突破。インフルエンサーとの連携で、ライブ配信と商品レビュー動画を駆使し、従来のECチャネルとは異なるスピード感で売上を伸ばしました。

イギリスのファッションブランドが売上の30%以上をTikTok経由で獲得

出典:https://www.tiktok.com/@houseofsunny

ロンドン発のファッションブランド「House of Sunny」は、TikTok Shop導入後、売上の約30〜40%がTikTok経由となりました。ライブコマースイベントでは即完売するアイテムも続出。ブランドの世界観と相性の良い動画クリエイティブが新規顧客層を取り込みました。

日本でのTikTok Shopサービス開始に向けて

海外での成功事例を見てもわかるように、TikTok Shopは商品と動画の相性がよければ、フォロワーが少なくても売れる可能性を秘めています。日本でも2025年6月にサービス開始が予定されていますので、早期に準備を始めることでよりよいスタートダッシュを切ることができるでしょう。

TikTok Shopはどんな商品と相性がいい?

TikTok Shopは、動画やライブ配信で使用感を伝えたり実演できたりする商品と特に相性が良いとされています。

以下のような商品は、特に親和性が高いと考えられます。

  • コスメ(使い方や仕上がりを紹介)
  • ファッション(着用イメージの訴求)
  • キッチン用品・家電(使用シーンの紹介)
  • スマホグッズ(便利さや機能性の解説)
  • スイーツ・加工食品(レシピ動画など)

特にZ世代・ミレニアル世代向けの商品であれば、TikTokとの相性がよく、販路拡大に非常に有効な手段となります。

サービス開始前の今から準備できること

TikTok Shopが日本に上陸する前に、企業やブランドができる準備は次の通りです。

  • TikTokアカウントの運用開始
  • 商品紹介動画の企画立案・撮影
  • 商品の属性に合ったインフルエンサーのリサーチ・関係構築
  • 注文後すぐに出荷できるように配送・在庫管理の整備

日本でも今年本格スタートが見込まれるTikTok Shop。商品力と動画コンテンツの相乗効果を活かせば、フォロワーが多くなくても短期間で売れる可能性が十分にあります。

サービス上陸直後は競合が少なく、いち早く始めることで、他社よりも有利なポジションを築きやすいといえるでしょう。今から着実に準備を進めておくことで、大きなチャンスをつかめる可能性が高まります。

TikTokのEC機能「TikTok Shop」まとめ

TikTok Shopは、動画やライブ配信を通じてアプリ内で商品の購入ができる次世代型EC機能です。視聴から購入までがスムーズに完結するのが特徴です。インフルエンサーによる販売やライブ接客も可能で、高い販促効果が期待できます。2025年6月に日本でも提供開始予定なので、今から戦略を立てておくことが成功のカギになります。

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この記事を書いた人

みつほり
業界紙報道記者の経験を経て、サングローブに入社。入社前は省庁に常駐し、取材・執筆に携わっていた。

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