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作業時間を記録できる!無料の時間管理(タイムトラッキング)アプリおすすめ9選

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限られた時間の中で最大限の成果を出すためには、タイムマネジメントが欠かせません。

しかし、いざタイムマネジメントを実践しようと思っても「何をどう進めればいいのかわからない」、「ついだらだら過ごしてしまう」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そんな方に向けて、今回は無料で使える時間管理(タイムトラッキング)アプリを9つ厳選して紹介します。アプリを利用するメリット・デメリットや時間管理のコツについても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

時間管理アプリを利用するメリット・デメリット

まずは、時間管理アプリを利用することで得られるメリットとデメリットから見ていきましょう。

メリット

時間管理アプリを利用する主なメリットは主に3つあります。

①各タスクの所要時間を把握できる
②集中力が上がる
③モチベーションの維持・向上につながる

詳しく見ていきましょう。

①各タスクの所要時間を把握できる

1つ目のメリットは、各タスクの所要時間を正確に把握できる点です。

作業時間を記録していない場合は、どの作業にどれくらいの時間がかかっているのかをアバウトに把握することしかできませんが、時間管理アプリを導入することにより、作業時間を細かく計測できるようになるため、1つひとつの作業に費やしている時間を正確に把握することができます。

タスクごとの所要時間を知ることで、工数管理の精度も上げられるため、工数の見積もりミスによるスケジュールの遅延も防止できるでしょう。

②集中力が上がる

2つ目のメリットは、集中力を上げられる点です。

時間を意識せずに作業していると、ついだらだらと余計な時間をかけてしまいがちですが、時間管理アプリを利用することにより、常に時間を意識するようになるため、集中して作業に取り組めるようになります。

各タスクの所要時間を把握することで、「このタスクは○分までに終わらせよう」という意識も働くため、限られた時間の中で高いパフォーマンスを発揮できるようになるでしょう。

③モチベーションの維持・向上につながる

3つ目のメリットは、モチベーションを高い状態で維持できる点です。

時間管理アプリに作業時間を記録することにより、その日の成果が可視化されるため、1日の終わりに達成感を得ることができます。その達成感は次の日への活力になりますし、日頃から作業時間を記録し続けることで、当初よりも短い時間でタスクを終えられたり、勤務時間内にこなせる業務量が増えたり……と、自分自身の成長も実感できるようになるため、仕事に対するモチベーションをキープし続けることができるでしょう。

デメリット

時間管理アプリには、さまざまなメリットがある一方で、入力に手間がかかるというデメリットもあります。

どのアプリも入力作業に手間取らないような工夫がなされていますが、日常生活の中に「時間を計測する」という一手間が追加されるため、人によっては面倒に感じるかもしれません。

時間管理アプリを選ぶときの3つのポイント

時間管理アプリを最大限に活用するためには、自分に合ったものを選ぶことが大切です。それぞれ特徴や機能が異なるため、以下3つのポイントを参考に、使いやすいアプリを選んでみてください。

①利用目的
②使いやすさ
③料金

それでは、1つずつ解説していきます。

①利用目的

まずは、時間管理アプリを利用する目的を明確にしましょう。

例えば「①主に仕事で利用したい場合」と「②仕事とプライベートの両方で利用したい場合」のどちらに重きを置くかによって、必要な機能が異なります。

①の場合は、業務中に作業時間を記録するケースが多いため、PC対応のアプリがおすすめです。また、チーム単位でのタスク管理も想定している場合は、共有機能や担当者を設定できる機能が搭載されているかどうかも重要な判断材料となります。

②の場合は、職場、自宅、外出先など、記録場所が多岐にわたるため、どこにいても操作できるように、スマホやタブレットに対応しているアプリの方がよいでしょう。また、自己管理がメインの場合は、モチベーションを維持できるように、デザインやカスタマイズ性の高さを重視してもよいかもしれません。

②使いやすさ

タイムマネジメントを成功させるためには、時間管理アプリへの記録を習慣化させる必要があります。

入力に手間取ってしまうようなアプリや直感的に操作できないようなアプリだと長続きしないため、操作性に優れているものを選ぶようにしましょう。

③料金

時間管理アプリには無料版と有料版があります。

完全無料で使えるものも多いですが、有料プランを用意している場合は機能の一部が制限されている可能性があるため要注意。使用頻度が高い場合は有料版の方が使いやすいケースも多いため、料金と機能のバランスを踏まえたうえで、納得できるものを選定するようにしましょう。

なお、有料アプリの中には、無料トライアルを設けているものも少なくありません。本格導入する前に使い勝手を確認することができるので、興味のあるものがあれば、課金する前に無料トライアルの登録をしてみてはいかがでしょうか。

無料で利用可能!時間管理アプリおすすめ9選

以上を踏まえたうえで、無料で使える時間管理アプリのおすすめ9選を紹介していきます。各アプリの特徴を比較しながら、お気に入りを探してみてください。

・Toggl Track
・Focus To-Do
・CotoGoto
・MyStats
・ATracker
・Time Crowd
・Team Hack

各アプリの特徴を簡単に見ていきましょう。

Toggl Track

【料金】
Free:無料
Starter:$9/ユーザー/月(年払いの場合)※月払いの場合は$10/ユーザー/月
Premium:$18/ユーザー/月(年払いの場合)※月払いの場合は$20/ユーザー/月
Enterprise:お問い合わせ

※すべてのプランに「Premium」の30日間無料トライアルが付属

【対応デバイス】
モバイルアプリ(iPhone、iPad、Apple Watch、Android)、デスクトップアプリ(Mac、Windows、Linux)、Webブラウザ(ブラウザ拡張機能あり)

【特徴】
「Toggl Track」は、シンプルな操作性が魅力の時間管理アプリです。

タスク名を設定し、スタート・ストップボタンを押すだけで簡単に時間測定を計測できます。仮に入力を忘れてしまっても、後から追加・編集できるので安心。蓄積したデータは作業別、プロジェクト別に集計し、グラフで確認することが可能です。

また、複数の端末でデータを同期できるのもうれしいポイント。モバイルアプリ、Webアプリ、デスクトップアプリ、ブラウザ拡張機能とさまざまなデバイスに対応しているので、どの端末からでも操作することができます。

公式サイト:Toggl Track

Focus To-Do

【料金】
無料

【対応デバイス】
モバイルアプリ(iPhone、iPad、Apple Watch、Android)、デスクトップアプリ(Mac、Windows)、Webブラウザ(ブラウザ拡張機能あり)

【特徴】
「Focus To-Do」は、「25分の作業+5分の休憩」を繰り返すことで集中力を持続させる時間管理術「ポモドーロ・テクニック」を活用できるアプリです。タイマー機能が搭載されており、このアプリ1つで時間管理とポモドーロ・テクニックを同時に実践できます。

作業レポートもカラーの円グラフ表示でわかりやすく、実行した業務内容や各業務に費やした時間を日、週、月別で確認できます。ポモドーロの時間も記録されるので、自分が集中できる時間帯や集中力が持続する限界など、自分の傾向や能力を見直すきっかけになるかもしれません。

公式サイト:Focus-to-do

Wacca

【料金】
お問い合わせ

【対応デバイス】
モバイルアプリ(iPhone、iPad、Apple Watch)

【特徴】
「Wacca」は、24時間円グラフ作成アプリです。円グラフで、1日の予定を簡単に作成できるので、日々の日課や予定をひと目で確認できます。通知機能も備わっているため予定の管理も任せらるでしょう。

24時間を可視化することで、日々の無駄な時間を把握できるようになり、より充実した1日を過ごせるようになるかもしれません。グラフの作成は直観的な操作ですばやく行えるので、時間管理に余計な時間を費やすということにもならないでしょう。

Waccaは基本無料で利用できますが、有料版にすることで最大10個までスケジュールの追加、コピーが可能になります。また、画像として保存もできるようになります。

公式サイト:Wacca

CotoGoto

【料金】
無料

【対応デバイス】
モバイルアプリ(iPhone、Android)

【特徴】
「CotoGoto」は、人工知能と会話することで日々の行動を記録できるユニークなモバイルアプリです。

会話の内容から、作業時間や作業内容、作業場所などを取得し、集計・解析してくれるため、家族や友人と会話するようにメッセージを送るだけで、自動的にライフログを作成できます。なお、溜まったデータは、作業場所別、プロジェクト別で集計し、ダッシュボードで確認することが可能です。

また、このアプリでは感情の状態も読み取れるため、モチベーションの変化も可視化できます。メンタル面も含めて管理できるのは、大きな魅力といえるでしょう。

公式サイト:CotoGoto

MyStats

【料金】
無料

【対応デバイス】
モバイルアプリ(iPhone、iPad、iPod touch)

【特徴】
「MyStats」は、時間管理と自己管理ができるアプリです。

「いつ、何をしていたか」を記録し、作業時間の内訳を明らかにする「時間アクティビティ」と、体重や体脂肪率、歩数、筋トレの回数などを記録し、その推移を追える「日別アクティビティ」の2つの項目で記録・分析ができます。

営業の売上管理やトレーニング記録、体重管理など、幅広い用途に活用できるので、自由度の高いアプリを求めている方におすすめです。

公式サイト:MyStats

ATracker

【料金】
ATracker:無料
Pro iOS:$4.99
Pro Android:$2.99
Premium:$2.99/月、$26.99/年

【対応デバイス】
モバイルアプリ(iPhone、iPad、Apple Watch、Android)、Webブラウザ

【特徴】
「ATracker」の魅力は、1タップするだけで時間計測を開始・停止できるという、その手軽さです。iOS版アプリ限定でロック画面からでも操作ができるようになっているため、iPhoneユーザーの方は特に使いやすいかもしれません。

また、背景や色を変更したり、数百種類のアイコンが用意されていたりと、自分好みにカスタマイズできるので、デザインにこだわりたい方にも向いています。

さらに、このアプリは集計結果をカレンダービューで見られるのも特徴的です。Googleカレンダーのウィークリー表示のように時系列で確認できるので、自分の行動傾向も把握できるでしょう。

公式サイト:ATracker

Time Crowd

【料金】
お問い合わせ
※2週間無料トライアルあり

【対応デバイス】
モバイルアプリ(iPhone、Android)、Webブラウザ(ブラウザ拡張機能あり)

【特徴】
「Time Crowd」は、2,000以上の企業で導入されている在宅勤務・テレワーク対応時間管理ツールです。

個人向けの無料プランとチーム向けの有料プランが用意されており、有料プランではチームメンバーの稼働状況をリアルタイムで確認できます。オンラインでメンバー1人ひとりの進捗を把握できるので、業務を円滑に進められるでしょう。

また、このアプリは「Slack」や「Google カレンダー」といった外部ツールと連携できるため、業務に関する依頼や相談もしやすくなっています。2週間の無料トライアルも実施しているので、チーム単位での利用を検討している方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

公式サイト:Time Crowd

Team Hack

【料金】
お試しプラン:無料
ビジネス:¥1,200(ユーザー/月)
フリーランス:¥1,500(ユーザー/月)

【対応デバイス】
Webブラウザ

【特徴】
「Team Hack」は、タスク管理機能とチャット機能を統合したビジネスツールです。

タスクごとに担当者を設定し、各自が時間を計測できるようになっているため、各メンバーの業務内容や進捗状況をひと目で把握できます。「誰が何の作業にどれくらいの時間を費やしたのか」を可視化できるため、チーム内の業務改善に役立てることができるでしょう。

また、タスクごとにチャットができるのも特徴の1つ。部署ごと、プロジェクトごとのグループチャットでは会話の内容が錯綜しがちですか、タスクチャットであれば会話に一貫性を持たせることができるため、どの話題を振られているのかを即座に理解できます。過去のやりとりを確認したいときも、タスクごとに遡れるので、知りたい情報をスムーズに見つけられるでしょう。

公式サイト:Team Hack

Harvest

【料金】
Free:無料
Harvest Pro:$10.80/ユーザー/月
Enterprise:お問い合わせ

【対応デバイス】
モバイルアプリ(iPhone、Android)、デスクトップアプリ(Mac、Windows)

【特徴】
Harvestはチームでの時間管理、プロジェクト管理に適したサービスです。さまざまなプロジェクトに費やした時間、経費の管理をはじめ、プロジェクトごとに時給等の料金計算や、タイムシート、コストデータを取得することもできます。

また高機能にもかかわらずシンプルなUIで直観的に使えるのも魅力です。Googleカレンダーやslack、Trelloなどさまざまな外部ツールとの連携も可能となっています。

ただし、Freeプランは機能制限が多いため、試用して用途に合うようなら有料プランへのアップグレードの検討は必須になるでしょう。

公式サイト:Harvest

時間管理がうまくなる4つのコツ

ここまで時間管理アプリを紹介してきましたが、実際に成果を上げるためには、アプリに記録したデータを活用することが重要です。

そこで、最後に時間管理のコツを紹介します。

①必要なタスクを全て洗い出す
②優先順位を決める
③各タスクの期限を設定する
④実際の工数をもとに計画を修正する

上から順に確認していきましょう。

①必要なタスクを全て洗い出す

まずは、自分が抱えている仕事を「見える化」するために、普段行っているタスクをすべて洗い出しましょう。この段階で抜け漏れが多いと正しい業務量が把握できないため、できるだけ細分化して洗い出すことが大切です。

具体的には、まず1週間分のタスクを列挙していきます。次に、各タスクの所要時間を記入していきましょう。業務内容だけではなく、業務フローも細かく書き出すことで、「どの作業にどれだけの時間を費やしているか」を詳細に把握できます。

1週間分のタスクを洗い出せたら、同じ方法で月次タスクもリストアップしてみましょう。これで、1か月分の業務量を可視化することができます。

②優先順位を決める

すべてのタスクを洗い出せたら、優先順位を決めていきましょう。ここでは、「緊急度」と「重要度」でタスクを4象限に分類する「アイゼンハワー・マトリクス」を活用すると整理しやすいです。

緊急 緊急でない
重要 A:最優先タスク
(緊急かつ重要)
B:予定に入れておくべきタスク
(重要だが緊急ではない)
重要でない C:人に依頼できるタスク
(緊急だが重要ではない)
D:後回し or 排除すべきタスク
(緊急でもなく重要でもない)

緊急度は「納期が迫っているかどうか」、重要度は「成果に直結するかどうか」を意識して振り分けてみてください。

優先的に取り組むべきなのは、AとBに該当するタスクです。CとDに含まれるタスクは、本当に必要な作業かどうか見直してみましょう。生産性を上げるためには、不要な業務を捨てることも大切です。

③各タスクの期限を設定する

優先順位を決めたら、各タスクの期日を具体的に設定しましょう。

仕事には突発業務が発生するケースが多いため、余裕のあるスケジュールを組むことが重要です。最短のスケジュールを組んでしまうと、何らかの理由で遅れが生じた場合に、計画を見直す手間と時間がかかってしまうため、必ずバッファを持たせるようにしましょう。

④実際の工数をもとに計画を修正する

スケジュールが完成したら、実際の業務に取りかかりましょう。

作業ごとにかかった時間を記録することで、「自分が想定していた所要時間」と「実際の所要時間」のズレが見えてきます。これにより、「優先的に時間を割かなければならない業務」や「効率化を検討すべき業務」などが明確になるため、それをもとにスケジュールをブラッシュアップしていきましょう。

時間管理術を身につけて生産性を上げよう!

タイムマネジメント力を高めれば、仕事の生産性が向上し、これまで以上に成果を上げられるようになっていきます。

また、時間の使い方を見直すことで、意識せずに浪費していた無駄な時間があることに気づけるかもしれません。

1日24時間という限られた時間を有意義に過ごすためにも、ぜひ時間管理アプリの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

ながた
編集プロダクションで旅行ガイドブックの取材・制作に携わった後、Webライターの道へ。お酒と激辛料理をこよなく愛するインドア派。シーズン中はもっぱら野球観戦。

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