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【2024年版】自動翻訳サイト・アプリおすすめ15選!無料ツールも紹介

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インバウンドやグローバル化にともない、日本でも外国語に触れる機会が増えています。英語や中国語などの他言語がわからなくても、自動翻訳サイトやアプリを使えば誰でも意思疎通が可能になります。

以前は翻訳内容が微妙でしたが、AI技術の進化により翻訳精度が向上しております。ナチュラルな文章に訳されるので、認識のズレが起こりにくく公私ともに使う場面が増えます。

ですが、自動翻訳サイト・アプリの種類が多すぎてどれを使えばいいかわかりませんよね。本記事では、無料で使えるブラウザサイト・有料サイト・スマホアプリ・オンライン会議翻訳に分けて、おすすめのツールを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

自動翻訳サイトとは

そもそも自動翻訳サイトとは、入力したテキストを他言語に翻訳してくれる機能を持つサイトです。サイトによって機能が違い、短いテキストだけ、Webサイト全体、翻訳後の音声読み上げなどさまざまです。

日常で見かけた言葉を調べたい、海外の人にメールを送りたい、多言語の資料を作りたいなど、私生活からビジネスまであらゆる場面で活躍します。

自動翻訳サイトの需要が高まっている

近年、グローバル化に伴い自動翻訳サイト・アプリの需要が高まっています。英語を話せない人でも、外国人とコミュニケーションをとれるツールだからです。AIの登場により、翻訳精度も高まっていることも理由のつに挙げられます。

自動翻訳サイトの選び方

自動翻訳サイトは「翻訳精度」「多言語翻訳」「音声翻訳」「音声読み上げ」で自分が必要な機能が備わっているかで選んで良いです。それでも迷う場合は、有名な自動翻訳サイトを使えば間違いありません。

ただし、ビジネスで利用する際はセキュリティ面も重要となります。無料サイトの場合、情報の抜き取りや、情報の一時保存の懸念があるからです。あえて有料版を使うなどで、リスクヘッジはしておくべきです。

このあと、とくにおすすめの翻訳サイト・アプリ・ツールについて紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

無料版|自動翻訳サイトおすすめ5選

ブラウザで使える、無料版のおすすめ自動翻訳サイトの機能を比較してみました。無料版は、どこも似たような機能なので、翻訳精度のみを重視して良さそうです。

翻訳精度 多言語翻訳 音声翻訳 音声読み上げ
Google翻訳 ×
みんなの自動翻訳 × ×
DeepL翻訳
weblio翻訳 ×
Bing翻訳

それぞれの自動翻訳サイトについて、簡単に特徴をまとめた。あわせて参考にしてください。

Google翻訳

公式:Google翻訳

Google翻訳は、Chromeブラウザの検索窓に「翻訳」と入れれば出てくる機能です。テキスト翻訳・画像翻訳・ドキュメント翻訳・サイト翻訳が可能です。2024年5月時点で133語の翻訳が可能です。

また、スマホ版であれば、音声(会話)翻訳も可能です。音声翻訳の場合は2カ国語での会話に限ります。テキストのコピー機能からそのまま翻訳する「タッチして翻訳」はAndroidとGooglePixelのみ対応しています。

みんなの自動翻訳

「みんなの自動翻訳@TexTra®」は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した自動翻訳サイトです。総務省のグローバルコミュニケーション計画に基づいて日本語からの翻訳に特化した研究開発が行われています。現在106語の翻訳が可能です。

ユーザー自身が用語を登録して自動翻訳ツールそのものを成長させることができるAIエンジンが搭載されています。翻訳すればするほど、精度が増します。なお、個人情報は不要ですが、無料アカウント登録しないと使えません。

DeepL翻訳

公式:DeepL翻訳

DeepL翻訳は、最先端のAI技術が搭載されており、テキスト翻訳の精度が高く自然な言葉で訳されます。2024年5月時点で32語に対応しており、そのうち英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語は音声翻訳に対応しています。拡張機能を使えば、訳文の読み上げも可能です。

ただしブラウザで利用する無料版は、サーバーに翻訳内容が保存されます。個人情報や社外秘文章などの取り扱いには注意してください。

weblio翻訳

公式:weblio翻訳

weblio翻訳は、日本語圏向けの翻訳・オンライン辞書を提供するサイトです。日本語・英語・中国語・韓国語のみ対応しています。翻訳したテキストの読み上げや、例文表示があるので日常で使いやすくなっています。

類似表現や単語ごとの対訳も表示されるので、文法を勉強したい人にもお勧めできます。ただし、あくまでも日本人向けです。ネイティブや複雑な文法の場合は、翻訳の精度が落ちます。

Bing翻訳

公式:Bing翻訳

Bing翻訳は、Microsoftが提供する自動翻訳サイトです。112語に対応していますが、日本語と英語の翻訳が得意で、そのほかの精度はやや落ちます。ビジネス利用で英語を使っているのであれば、同社製品との親和性も高いので利用しやすいです。

テキスト翻訳以外に、カメラ撮影翻訳、会話翻訳も可能です。音声読み上げは英語のみ対応しています。

有料版|自動翻訳サイトおすすめ3選

有料版の自動翻訳サイトは、基本ビジネス向けが多いです。テキスト・音声翻訳はもちろん、セキュリティ性が高いので機密情報関係の資料作りにも役立ちます。

翻訳精度 多言語翻訳 音声翻訳 音声読み上げ
DeepL Pro
みらい翻訳
ヤラクゼン

いろんなパッケージがありますが、日本で特に利用されている3つを紹介していきます。

DeepL Pro

公式:DeepL Pro

無料版でも紹介した「DeepL」の有料プラン版です。翻訳データが暗号化されるうえ、翻訳後にデータが削除されるのでセキュリティ性が高いです。世界最高水準のデータ保護基準が適応されています。

文字制限がないので、ドキュメントまるまるの翻訳などが可能です。アプリ版も配信されており、会話翻訳も可能です。商談にも役立ちます。

みらい翻訳

公式:みらい翻訳

みらい翻訳は、TOEIC960点以上のプロ翻訳者レベルの精度です。AIとニューラル機械翻訳を搭載しており、ビジネス利用での翻訳向きとなっています。法務・財務関係の専門用語の翻訳も可能です。なおテキスト・音声ともに12語対応です。

国内クラウド機械翻訳で初のISO27017認証を取得しており、セキュリティ面でも安心できます。無料トライアルで翻訳精度を確認してから契約できるので、物は試しに利用してみても良さそうです。

ヤラクゼン

公式:ヤラクゼン

ヤラクゼンは、Google翻訳・Microsoft翻訳を搭載している業務用自動翻訳ツールです。複数のAIエンジンを搭載しているので、翻訳精度が高いです。使うたびにデータベースが学習するので、どんどん精度が向上します。

対応言語は35語ですが、月間文字数の制限がなく定額で使い放題です。1回の翻訳も10万文字まで可能です。操作画面がシンプルで使いやすいのも特徴の1つと言えます。なお、「ヤラクスティック」という別商品を同時契約すれば、音声翻訳も可能です。

会話特化の自動翻訳アプリおすすめ4選

会話特化の自動翻訳アプリは、Google・AppleStoreで星4.0以上の人気が高いものだけで厳選しました。

翻訳精度 多言語翻訳 音声翻訳 音声読み上げ
Microsoft 翻訳
Papago
VoiceTra
話す翻訳機

各ストアには使用者の生の声もあるので、気になる人は確認してみると良いです。

Microsoft 翻訳

Microsoft Translatorは、会話に特化した自動翻訳アプリです。70語以上に対応しており、自身の端末を利用して最大100人と複数言語で直接会話できます。事前に翻訳言語をダウンロードしておけば、オフラインでも利用可能です。日常的にも使えるので、旅行にも役立ちます。

もちろん、音声だけでなくテキストにも対応しています。翻訳された言語の正しい発音を学べる機能もあるので、リスニングにも役立つこと間違いなしです。

Papago

公式:Papago

Papagoは、ネイバーが運営する自動翻訳アプリで、14語に対応しています。翻訳スピードが速く、急いで訳してほしいというときに便利です。ナチュラルな言語に翻訳してくれるので精度も高いと言えます。翻訳後の文章読み上げも非常に滑らかな音声で聞きやすいです。

音声だけでなく、テキスト・画像翻訳も可能ですし、手書き翻訳にも他言うしています。現地でわからない言葉があれば、相手に書いてもらうのも良さそうです。

VoiceTra

公式:VoiceTra

VoiceTraは、旅行会話に特化した音声自動翻訳アプリです。旅行で人気な地域をメインに31語に対応しています。基本1対1の会話で利用することを想定されていますが、逆翻訳も同時に表示されるので相互理解ができます。現地民が使っている自然な言語に翻訳されるので、会話で認識のズレが起きにくいところも嬉しいポイントです。

音声で翻訳できなかった場合は、テキスト入力も可能です。ちなみにVoiceTraですが、総務省の公式サイトでも紹介されているアプリです。災害・防災利用でも活躍しています。

話す翻訳機

話す翻訳機は、Android用の自動音声アプリです。100語以上対応しており、翻訳アプリの中では汎用性が高いと言えます。翻訳スピードが速いうえ、ワンタッチで言語を切り替えるので、多言語の人たちとの交流もしやすいです。音声翻訳精度が高いだけではなく、読み上げも正確なので盲目の人とのコミュニケーションツールとしても活用できます。

言語を登録しておけばオフラインでの利用も可能です。また、検索履歴が残るため、同じ言葉を再度翻訳する手間を省けます。

Web会議自動翻訳ツール3選

テレワークやクローバル化にともない、海外の人とWeb会議する機会が多くなっている企業もあります。英語ができない人でも参加できるようになる、おすすめのWeb会議自動翻訳ツールを紹介します。

翻訳精度 多言語翻訳 音声翻訳 音声読み上げ
Minutz ×
オンヤク ×
T-400 ×

どのツールも企業向けなので有料が多いです。無料で使いたいときは、スマホ版の音声アプリを利用したほうが良いかもしれません。

Minutz

公式:Minutz

Minutzは、AIを活用した会議要約ツールです。リアルタイム翻訳、再翻訳、会議音声の文字起こし、辞書登録などビジネスで必要な機能を網羅しています。Google翻訳をもとにしているので、対応言語も100語以上と豊富です。会議中に記録言語の切り替えも可能です。

サーバーなどの環境準備は不要で、GoogleChromeもしくはMicrosoftEdge、スマートフォンの標準Webブラウザで動作します。アカウント発行さえすれば、すぐに利用可能です。

オンヤク

公式:オンヤク

オンヤクは、ビジネスに特化したオンライン会議翻訳ツールです。無料オプションで専門分野選択ができ、業種に特化した精度の高い翻訳を可能としています。Teams、Zoomなど、有名どころの会議ツールに対応しており、110語の翻訳ができます。

会議中に複数人が同時に話したとしても、デバイスを識別して区別されます。テキスト翻訳も同時にできるので、言葉を発しなくても会議に参加できます。なお、音声や文字データのログは残らないので、セキュリティ面でも安全です。

T-400

公式:T-400

T-400も専門分野別に特化したオンライン会議翻訳ツールで、100語に対応しています。約2000分野・100の専門用語を学習しているので、高精度な翻訳が可能です。ユーザーごとの専用データベース翻訳結果を蓄積するので、会社独自の言い回しを自動で学習してくれます。

会議の議事録や資料作成だけではなく、分野に特化した専門書や論文の翻訳もできます。暗号化通信、ISMS認証取得の国内サーバーによりセキュリティ面は安全です。基本的に保存されたデータは2週間で自動削除となりますし、任意のタイミングで消せます。ただし、金額は不明なので要問合せです。

自動翻訳サイトを使う際の注意点

翻訳内容が正しいか確認するイメージ

自動翻訳サイト・アプリを使う際、以下の5つのことには注意ておきましょう。

  • オフラインで使用する場合は言語を絞る
  • 主語は省略しない
  • 和製英語は使用しない
  • 翻訳内容の確認をする
  • 入力した情報の安全性

なぜ注意が必要なのか、簡単に解説していきます。

オフラインで使用する場合は言語を絞る

オフラインで自動翻訳を行う場合は、事前に言語のダウンロードが必要です。どの言語に翻訳するのか絞っておかないと、容量が重くなり動作しない可能性があります。

基本的に公用語である「英語」と「現地の言葉1つ」ほどまでに絞っておくと良いです。

主語は省略しない

日本語では主語や目的語を省略することが多いですが、そのままだとおかしな文法になってしまいます。「なにをどうするか」など、必ず5W1Hを考えて文章を作りましょう。正しく翻訳されやすいです。

和製英語は使用しない

日本で生まれた和製英語はどの国の言葉でもないので、正しく翻訳されません。テキスト入力の際は気をつけることができますが、会話の場面で自動翻訳アプリを使う場合は日本語だけを使うよう意識してください。

翻訳内容の確認をする

翻訳機によって精度がバラバラです。再翻訳するなどで、翻訳内容があっている確認しましょう。意図しない解釈をされる懸念があります。

入力した情報の安全性

自動翻訳サイトは、精度・サービス向上のためにデータがサーバー上に保存されるケースがあります。個人情報や企業の機密情報などは、無料版で入力しないようにしましょう。どうしても必要であれば、使う予定の自動翻訳サイトのセキュリティが大丈夫か調べてください。もしくは、有料版の利用を考えると良いです。

自動翻訳サイト・アプリは言語の壁を越えて可能性が広がる

翻訳のイメージ2
ネットを使って世界中と繋がれる現代では、様々なシーンであらゆる言語を見聞きします。そうした中で英語をはじめとする他言語の習得は必須になってきますが、学習する時間がないという人も多いはずです。

自動翻訳アプリを使えば、他言語にアレルギーを覚えることもなくなり、外国人との会話もスムーズにこなすことが可能になります。そうして多くの言葉を使っていけば、自身の新たな可能性やチャンスが生まれるかもしれません。ぜひ、自動翻訳サイト・アプリを活用してみてください。

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この記事を書いた人

おさだ
不動産業界メディアの編集長を5年以上務めたのち、サングローブに入社。前職以外では、旅行・登山などアウトドア系の記事経験もあり。とにかく記事を書くことが大好きです。

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