【2024年最新版】X(旧Twitter)分析ツール6選!無料で使えるツールも紹介
X(旧Twitter)は爆発的な拡散力が特徴的なSNSです。1度バズると、瞬く間にフォロワーやインプレッション数、エンゲージメント率などが増えます。上手くビジネス活用できれば、認知度・遷移・売上向上などに繋がる可能性が上がります。
そのためには、現状の分析を行うことが何よりも大切です。Webサイトのアクセス数などを解析すると同じように分析するには、専用のツールを使うことが最も手っ取り早いはず。
そこで本記事では、X(旧Twitter)分析ツールを無料・有料に分けて各3つずつ紹介していきます。分析の必要性や、X(旧Twitter)でできる主な分析についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
※2024年8月時点で利用できるツールのみを紹介しています※
目次
X(旧Twitter)分析の必要性
X(旧Twitter)の分析では、フォロワー数・ポスト数・リポスト数・いいね数・インプレッション数などの数字を見ます。各データを分析することで、ユーザーの属性や同行、トレンドなどの把握が可能です。
これにより、人気ポストの傾向が掴めるのでどういう内容で打ち出せば良いかがわかります。商品を紹介するポストに上手く活かせられれば売上に直結することも。ついでにフォロワーの増加も見込めます。Xを使ってマーケティングを行うのであれば、分析は必須と言えるでしょう。
X(旧Twitter)でできる4つの分析
Xでは主に「自社ポスト」「フォロワー層」「競合アカウント」「トレンド」の分析が可能です。それぞれについて簡単に解説していきます。
自社ポストに関する分析
自社アカウントがポストした内容に対し、表示回数・いいね数・リポスト数などの分析を行いましょう。インプレッション数(表示回数)やエンゲージメント率(ポストを開いた数)で確認できます。
ポストはタイムラインで表示されても、実際に見てもらわないと意味がありません。インプレッションに対してエンゲージメントが少ない場合は、ユーザーの興味を惹くことができなかったと考えられます。ポスト内容を変更するなどで対策しておきましょう。
フォロワー層に関する分析
フォロワー層に関する分析は、年齢・性別・趣味・興味などのユーザー属性の分析ができます。商品やサービスのターゲットとニーズがあっているかなどを客観的に把握できます。
また、フォロワー数の増減したタイミングを分析することで、キャンペーンや広告の需要があるかどうかを把握することも可能です。フォロワーのアクティブな時間帯がわかれば、ベストな時間にポストできるので見てもらえる可能性が高くなります。
競合アカウントに関する分析
競合アカウントのフォロワーやポスト頻度、ポストのアクション数などを分析することで、どういうアプローチをすればユーザーを獲得できるのか仮説を立てられるようになります。競合アカウントという成功事例があるからこそ、見比べて自社アカウントの改善点を見つけられるはずです。
なお、2024年6月から「いいね」が非表示になったため、競合アカウントの分析の幅が狭まっています。
トレンドの分析
Xではは話題になっているものを瞬時に知ることができます。ツイートのタイミングが少しずれただけでも結果が大きく変わるので、トレンドは見逃さないようにしましょう。話題になっているハッシュタグを探れば、市場のニーズをいち早くキャッチすることができ、それを活用するだけでも、自社アカウントの改善に繋がります。
また、拡散のメカニズムを知ることができれば、この後の動向を予測することもできます。そうすれば、商品開発の際のニーズを探ることもできるかもしれません。
無料で使えるX(旧Twitter)分析ツール3選
ここでは無料で使えるX分析ツールを3つ紹介します。Twitter自体は無料ツールが無数にありましたが、API制限などが入ったため無料で使えるものはごくわずかとなっています。また、ここで紹介するもの以外に、Xのポストで個人が開発したツールを公開している人もいます。
SINIS forX
公式:SINIS forX
SINIS forXは、投稿分析・フォロワー分析・カテゴリ別分析ができる分析ツールです。無料プランが用意されており、過去45日のデータ閲覧や月間30件の投稿データの取得ができます。
ダッシュボードがシンプルで見やすいので、初めて導入する人でも分析がしやすいでしょう。X内でも無料で使える分析ツールとして名前が挙がっているほど有名です。
Twittrend
公式:Twittrend
Twittrendは、名前の通りXのトレンド分析ができるツールです。日本の地域別トレンドや、海外の主要国のトレンドをランキング形式で確認できます。地域に密着している、もしくは地域ごとに支店がある企業は、トレンドを上手く含めたポストを投稿することで閲覧数を伸ばせるはずです。
トレンドの期間は、リアルタイムから3日前までのデータを表示できます。また、地域ごとのトレンド比較機能も付いているので、東京と大阪、札幌と沖縄のように好きな組み合わせで分析可能です。
Buffer
公式:Buffer
Bufferは、3アカウントまで無料で使える投稿管理・分析ツールです。Xだけでなく、Facebook・Instagram・PinterestなどほかのSNSでも利用できます。エンゲージメント・インプレッション・人気ツイート分析に役立つことでしょう。
英語サイトですが、ブラウザの翻訳機能で日本語変換できるので導入ハードルは低いはずです。UIがシンプルなので直感的に利用できます。
有料でおすすめのX(旧Twitter)分析ツール
次に、有料版のおすすめX分析ツールを3つ紹介します。そのうち2つはX公式の分析ツールとなります。
Xアナリティクス【公式】
Xアナリティクスは、X公式が提供する分析ツールです。以前は無料で使えましたが、2024年6月13日以降はXの有料プラン「X Premium」を契約している人でないと使用できません。
自社アカウント分析・フォロワー分析・投稿分析はもちろん、X広告の数字分析などあらゆる分析機能が備わっています。折れ線グラフ・棒グラフ・時間単位で数字を表示できるので、データの可視化にも役立ちます。
TweetDeck【公式】
TweetDeckもX公式が提供する分析ツールの1つです。運用補助・投稿管理・投稿分析などができます。「チーム機能」が備わっているので、企業アカウントを複数人で運営している場合でも利用可能です。
こちらのツールもXアナリティクス同様に、有料プラン「X Premium」を契約している人しか使えません。
SocialDog
SocialDogは、分析だけでなく、予約投稿やキーワードモニターもできるTwitterアカウント運用ツールです。月額1,980円~60,000円まで、4つのプランが用意されています。個人であれば無料プランもありますが、Xの分析は対象外です。
とくにユーザー分析機能が豊富で、フォロワーの興味関心・所在地・年齢・性別はもちろん、フォロー継続率・時間帯分析・ハッシュタグなどのニーズ分析にも役立ちます。
X(旧Twitter)を分析するならPDCAを素早く回すことが重要
SNSの影響力は年々増しており、使い方次第でアピールしたい商品やサービスにおける人々の認知や売り上げなどの結果が大きく変わります。Xを効率的にビジネスに活用したい場合は、まずはターゲット層と目的を明確にし、それに合ったツールを使って分析することで、PDCAを素早く回すことが重要です。
数字を日々チェックし、トライアンドエラーを続けることで、X内でのコミュニティを形成できれば大きな広告媒体に変えられるかもしれません。
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