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X(Twitter)の検索コマンド一覧!除外やいいね数、完全一致など便利な使い方を徹底解説。

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X(Twitter)は世界中でリアルタイムに色々な情報が発信されているSNSですが、その膨大な情報量ゆえに知りたいことを探し出すのは容易ではありません。

また、偽アカウントからつぶやかれたツイートや、スパムといった不利益なツイートもあるので、本当に必要な情報を絞って検索することが必要です。自分の知りたい情報を瞬時に取り出せれば時間の短縮にもつながるでしょう。

そんなときに検索コマンドを使えば、欲しいツイートを瞬時に探し出すことができます。

本記事では、覚えておくと役に立つ、検索コマンドを使ったX(Twitter)の便利な検索方法について紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

目次

X(Twitter)の検索コマンドとは

検索コマンドはX(Twitter)の検索窓に特定のコマンドを入力することで、それに当てはまるツイートのみを表示させることができるものです。

基本的にX(Twitter)で検索する際には、以下、5つに分けて検索することができます。

  • 話題:最も注目を集めているツイートを表示
  • 最新:一番新しいツイートを表示
  • ユーザー:指定のワードが含まれたユーザーを表示
  • 画像:画像が含まれたツイートのみを表示させる
  • 動画:動画が含まれたツイートのみを表示させる

これだけでもある程度は絞ることができますが、それでも大量の情報が表示されてしまいます。そこで、検索コマンドを使えばツイートされた期間など細かく絞ることができるので、知りたい情報をピンポイントで探し当てることができます。

X(Twitter)には「高度な検索」もある

検索コマンドとは別に、「高度な検索」という方法も使用することができます。この機能に関してはブラウザ版のX(Twitter)でのみ利用が可能です。

名称だけ見ると、難しそうな検索方法に見えますが、比較的簡単に利用することができ、検索コマンドを覚えていない方は、こちらの方法を使って効率的に検索するとよいでしょう。

以下の画像はブラウザ版のX(Twitter)で実際に「高度な検索」を使用してみた一例です。

X(Twitter)のマーケティングジャパンアカウントが、これまでに#JPNをつけてポストした内容のみを表示してみました。検索窓をみると、検索コマンドを使って検索していることがわかりますね。

このように高度な検索では、検索コマンドを覚えずとも特定のユーザーやポストを検索することができます。

X(Twitter)の検索コマンド一覧~コピペ用~

本記事にて紹介する検索コマンドを一覧で紹介します。細かい情報よりも、一覧で知りたい、コピペして使いたいという方はこちらをご確認ください。

  • 「@ユーザーID」特定ユーザーに関するすべての投稿を検索
  • 「from:ユーザーID」特定ユーザーが投稿したポストを検索
  • 「-from:ユーザーID」特定ユーザーの投稿を除外して検索
  • 「to:ユーザーID」特定ユーザー宛のリプライ・メンションを検索
  • 「filter:verified」認証アカウントを対象に検索
  • 「since:yyyy-mm-dd」指定した年月日から現在までのポストを検索
  • 「until:yyyy-mm-dd」指定した年月日以前に投稿されたポストを検索
  • 「since:yyyy-mm-dd until:yyyy-mm-dd」指定した期間内のポストを検索
  • 「filter:images」画像が含まれたポストを検索
  • 「filter:videos」動画が含まれたポストを検索
  • 「exclude:replies」リプライを含まずに検索
  • 「include:nativeretweets」〇〇を含むポスト+リポストを検索
  • 「filter:nativeretweets」〇〇を含むリポストのみを検索
  • 「filter:follows」フォローしているアカウントに限定して検索
  • 「near:場所 within:範囲」位置情報を絞って検索
  • 「geocode:」緯度、経度と範囲を指定して検索
  • 「”〇〇”」〇〇を完全一致で含むポストを検索
  • 「#〇〇」指定したハッシュタグがついたポストを検索
  • 「〇〇-△△」〇〇を検索したときに△△が含まれた場合は除外して検索
  • 「〇〇 OR △△」〇〇と△△のいずれかを含むポストを検索
  • 「〇〇 △△」〇〇と△△のどちらも含むポストを検索
  • 「(from:ユーザー名)until:yyyy-mm-dd since:yyyy-mm-dd」特定ユーザーを指定かつ指定した期間内のポストを検索

それでは、それぞれ解説していきます。

X(Twitter)上で特定のキーワードを検索する際に使用頻度の高い検索コマンドを紹介します。

〇〇と△△のいずれかを含むポストを検索

「〇〇 OR △△」OR検索は「うどん OR そば」のように利用し、どちらかのキーワードを含むポストを検索することが可能です。

〇〇と△△のどちらも含むポストを検索

「〇〇 △△」キーワードとキーワードの間に空白を入れて検索する方法をアンド検索といいます。こちらの検索方法では、複数のキーワードを含むポストを検索することが可能です。

〇〇を完全一致で含むポストを検索

「”〇〇”」このように調べたいキーワードをダブルクォーテーション(””)で囲み検索をすることで、X(Twitter)でも完全一致検索ができます。膨大な情報の中から的確に欲しい情報を探し出せるため、使用頻度の高い検索コマンドといえます。

指定したハッシュタグがついたポストを検索

「#〇〇」ハッシュタグ検索も使用頻度の高い検索方法といえます。#にキーワードをつけてX(Twitter)で検索すると、同じハッシュタグが付けられている投稿を探すことが可能です。

〇〇を検索したときに△△が含まれた場合は除外して検索

「〇〇-△△」特定のキーワードを除外して調べものをしたい場合は除外検索を使用しましょう。除外したいキーワードの頭にマイナス(-)をつけることでそのキーワードを除外した検索結果を表示することが可能です。

特定のユーザーに関するポストを検索するコマンド

特定のユーザーに関するポストを検索したいときに、便利な検索コマンドを紹介します。
ひとつずつくわしく見ていきましょう。

特定ユーザーに関するすべての投稿を検索

「@ユーザーID」で検索をすると、そのユーザーのポスト・リポスト・メンションなどをすべて確認することができます。

特定ユーザーが投稿したポストを検索

「from:ユーザーID」では、指定したユーザーが投稿したポストのみを検索して表示することが可能です。リプライ、メンションなどは除外されるので、そのユーザーが投稿した内容のみ見たい人に便利な検索コマンドといえるでしょう。

特定ユーザーの投稿を除外して検索

「-from:ユーザーID」は、頭にキーワードをつけて検索することで使用できる検索コマンドです。「キーワード -from@ユーザーID」と検索すると特定ユーザーの投稿を除外して検索することができます。

例えば、アカウント名に調べたいキーワードが入っており、そのユーザーの投稿ばかりが検索結果に表示されてしまう場合などに使用することで、知りたい情報のみ収集することができるため、覚えておきたい検索コマンドのひとつです。

特定ユーザー宛のリプライ・メンションを検索

「to:ユーザーID」を使用して検索すると、そのユーザー宛のリプライやメンションなどのみを表示することが可能です。

認証アカウントを対象に検索

「filter:verified」は認証アカウントが発信している投稿のみを検索することができるコマンドです。認証アカウントとは、青いチェックマークを獲得しているアカウントのことを指しており、認証アカウントになるためには、サブスクリプションを保有かつ所定の資格基準を満たす必要があるため、芸能人やインフルエンサー、著名な企業の公式アカウントなどについています。

X(Twitter)には、著名人のなりすましアカウントや著名人と同じ名称を使ってX(Twitter)を利用しているユーザーも一定数いるため、そのようなアカウントを除外して検索したいときに効果的な検索コマンドです。

フォローしているアカウントに限定して検索する

「filter:follows」は検索対象を自分がフォローしているユーザーに限定してツイートを表示することができます。


本 filter:follows

こうすれば、フォローしている人がつぶやいた本に関するツイートを探すことができます。

特定ユーザーを指定かつ指定した期間内のポストを検索

「(from:ユーザー名)until:yyyy-mm-dd since:yyyy-mm-dd」指定した期間内に特定のユーザーが投稿した内容のみを表示したいときに使える検索コマンドです。

ちょっと前に見た投稿をもう一度みたいときに、いちいち投稿をスクロールするのは手間がかかります。こちらの検索コマンドを使用すると、過去の投稿を探しやすくなるため、面倒や手間を省くことができるでしょう。

年月日を指定して検索するコマンド

情報量が多いX(Twitter)において、過去の投稿を掘り返す際、検索コマンドを使用しなければかなりの手間がかかるでしょう。そこで、日付や期間を指定して過去の投稿を探すときに使える検索コマンドを紹介します。

指定した年月日から現在までのポストを検索

「since:yyyy-mm-dd」の検索コマンドを使うと、指定した年月日から現在までに投稿されたポストを検索することが可能です。yyyy-mm-ddには、2024-02-09といった形式で年月日を記述します。ちなみに月日はゼロを記述しなくても問題なく使用できるので省略してもかまいません。

指定した年月日以前に投稿されたポストを検索

「until:yyyy-mm-dd」since:では指定した年月日から現在までの投稿を確認することができましたが、until:はその逆で指定した年月日よりも前の投稿を検索することが可能です。過去の投稿を確認したいときに便利なのでぜひ使ってみてください。

指定した期間内に投稿されたポストを検索

「since:yyyy-mm-dd until:yyyy-mm-dd」since:とuntil:を組み合わせることで、期間を指定して検索することができます。例えば、since:2024-02-06 until:2024-02-09と検索をすると2024年2月6日から2024年2月9日の期間内に投稿されたポストを確認することが可能です。

他のコマンドと併用することも可能なので、色々試してみてください。

画像または動画が含まれたポストのみを検索するコマンド

X(Twitter)でなにかしらの情報を検索する際、画像や動画だけ表示したいという人もいるのではないでしょうか。検索コマンドを使用すれば、検索結果に画像・動画を含むポストのみを表示することが可能です。画像・動画を検索する際に便利な検索コマンドをそれぞれ解説していきます。

画像が含まれたポストを検索

「filter:images」画像が含まれたポストのみを検索するコマンドです。キーワードと組み合わせることで画像付きポストを調べることができます。

動画が含まれたポストを検索

「filter:videos」こちらは動画が含まれたポストのみを検索するコマンドです。filter:imagesと同様に、キーワードと組み合わせて使用することで、動画付きポストを検索することができます。

リポスト・リプライに関する検索コマンド

リポストやリプライに関する検索をする際に便利な検索コマンドもあります。例えば〇〇について検索をするとき、リプライやリポストが含まれていると知りたい情報にたどり着けなく不便に感じることはないでしょうか。そういった問題を解決するために使える検索コマンドを紹介します。

リプライを含まずに検索

「exclude:replies」を使用すると、リプライを含めずに検索結果を表示することが可能です。最近話題のインプレゾンビ(広告による収益を目的に投稿に意味のないリプライを繰り返すbot群)対策としても効果がありそうなので、本当に知りたい情報のみ取得したい人は使用してみてもよいかもしれません。

〇〇を含むポスト+リポストを検索

「include:nativeretweets」こちらの検索コマンドを使用すると、検索結果にリポストの投稿も含めて表示することが可能です。

通常の検索結果には、引用リポストは含まれるもののリポストに関しては含まれないため、リポストの情報も追いたい人は使用してみてはいかがでしょうか。

〇〇を含むリポストのみを検索

「filter:nativeretweets」検索結果にリポストのみを表示させたいときに使える検索コマンドです。「キーワード filter:nativeretweets」で使用することができます。単体では使えないコマンドなのでキーワードと併用して利用しましょう。

人気ポストを検索するコマンド

検索コマンドを使用することで、一定数以上のいいね数やリポストを獲得している投稿を確認することも可能です。それぞれ組み合わせて使用することもできるため、X(Twitter)をより使いやすくするために覚えておくとよいかもしれません。それでは、紹介していきます。

指定した数値以上/以下の「いいね」があるポストを検索

「min_faves:」この検索コマンドを使用すると、指定した数値以上のいいね数を獲得しているポストを検索することが可能です。

たとえば「うどん min_faves:100」とすると、うどんというキーワードが含まれており、100以上のいいね数を獲得しているポストを確認できます。

またキーワードをユーザーIDに置き換えると、そのユーザーが投稿したものから指定した以上のいいね数を獲得しているポストを確認することも可能です。

いいね数が指定した数値以下のポストを検索したいときは「-min_faves:」こちらの検索コマンドを使用しましょう。

指定した数値以上/以下の「リポスト」があるものを検索

「min_retweets:」こちらは指定した数値以上のリポストがある投稿を検索するコマンドです。使用方法は「キーワード min_retweets:数値」という記述方法となっています。

リポスト数が指定した数値以下の投稿を検索したい場合は「-min_retweets:」こちらのように頭にマイナス(-)をつけて使用しましょう。

指定した数値以上/以下の「リプライ」があるものを検索

「min_replies:」こちらの検索コマンドは指定した数値以上のリプライ数がある投稿を検索する方法です。

記述方法はいいね数やリポスト数と同様に、「キーワード min_replies:数値」といった記述方法で確認することができます。

この検索コマンドもマイナス(-)をつけることで指定した数値以下の投稿を検索することが可能なので、ぜひ試してみてください。

場所や位置に関連する投稿を検索するコマンド

検索コマンドのなかには、場所や位置に関連する投稿を検索するコマンドも存在します。指定した地域に関する情報収集がしたいときに便利なので、興味のある方は使用してみてください。それでは、紹介していきます。

位置情報を絞って検索

「near:場所 within:範囲」を使用すると場所を指定して、その範囲内で投稿されたポストを確認できます。使用する際の例は「near:新宿 within:10km」このように場所に地名、範囲(半径)にkmで数値を入力します。

あまり精度は高くないようですが、場所を指定して検索したい場合に利用してみてはいかがでしょうか。

緯度、経度と範囲を指定して検索

「geocode:」こちらは指定した緯度、経度と範囲を絞ってツイートを表示させることができます。

例:「geocode:緯度,経度,範囲」
青空 geocode:35.7100069,139.8108103,1km

この緯度と経度はスカイツリーがある場所を指しています。なので、スカイツリーから半径1キロメートルでつぶやかれた青空に関するツイートを絞って検索できます。

X(Twitter)の検索コマンドは急に使えなくなるときがあるので要注意

本記事では、X(Twitter)で情報収集をする際に便利な検索コマンドについて紹介しました。検索コマンドを覚えておくと、余計な情報を除外できたり、自分が知りたい情報のみに絞り込んだりできるため、効率的な情報収集が可能になります。

ただし、仕様変更によって急に使えなくなることもしばしばあるため要注意です。また、「:」や「-」などの記号のつけ忘れや余計な半角スペースをつけてしまうなど、記号の取り扱いにも気を付けましょう。少し間違えただけでも反映されないので、何かおかしいなとおもったときはコマンドの見直しを行ってください。

検索コマンドを活用して、より便利に情報収集を行いましょう。

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この記事を書いた人

ささき
2019年にサングローブに中途入社。入社前は音楽業界で営業、商品開発、SNS運用などに携わっていた。現在はSEO運用サポートを経て、メディア運営・執筆に取り組んでいる。

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