治療院の集客方法を徹底解説!他院と差をつけるためのマーケティング術とは
治療院の数は多く、その競争はますます激しくなっています。お客様に来院してもらうためには、他院との差をつけるための集客対策が必須です。
整体や鍼灸、整骨などの治療院が、集客やお問い合わせにつなげるためには、いくつかの重要なポイントがあります。
本記事では、治療院が行うべき集客方法を解説しつつ、他院と差をつけるためのマーケティング術を紹介します。お客様の来院数を増やしたい方、集客に悩んでいる方は、参考にしてみてください。
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目次
治療院への集客を加速させる3つのポイント
治療院が行うべき集客方法の解説をする前に、まずは、あらかじめ準備しておきたい3つのポイントをご紹介します。
- 自院に来院すべき理由を明確にする
- 競合となる他院を調査する
- ターゲットを明確にする
お客様を集めるためには、事前準備が重要です。この準備ができていないと集客対策をしてもうまくいかない可能性があります。
それぞれ解説していきますので、自院に足りていないポイントはないか確認してみてください。
自院に来院すべき理由を明確にする
現在、国内における治療院の数はコンビニよりも多いと言われており、「マッサージ院」「整骨院」「整体院」「カイロプラクティック」など、多種多様な治療院が存在します。
そのなかで、他院ではなく自院を選んでもらうためには、自院へ「来店すべき理由」を明確にすることが重要です。
- 慢性的な腰痛があり、他の院では改善されなかった
- デスクワークが多く、肩こりがしやすい
- スポーツの影響で膝が痛む
お客様の身体に関する悩みは人それぞれ。その人たちに応えるためには、自院であればどのような悩みを解決できるのかを明確にすることがポイント。
ただ肩こり腰痛の改善が可能というアピールではなく、どのように診断し、どのような施術を行い、どのようにして改善していくのか具体的に伝えましょう。
競合となる他院を調査する
他院と差をつけるために、競合調査は必須です。施術方法や価格、スタッフの人数、診療時間、接客態度、来院しているお客様の年齢層など可能な限り調査しましょう。
自院の魅力や強みを知るためには客観的な視点が必要です。他院を知ることで自院の強み、足りない点などが見えてくるでしょう。
また、競合調査は他院と差別化を行うためにも重要な調査です。他院と差をつけるためには差別化を行わなくてはなりません。
接客力や施術力、営業時間、価格面など差別化の方法は多種多様なので、自院の強みと他院がやっていないことを掛け合わせて差別化を行いましょう。
ターゲットを明確にする
治療院市場にいる全ての人をターゲットにすることはおすすめできません。なぜなら、ターゲットを広げれば広げるほど、他院との差別化が難しくなり、自院の強みも薄れてしまうためです。
間口を狭めることで、集客がうまくいかなくなるのではと不安に思う方もいるかもしれませんが、むしろターゲットを広く設定した場合、誰にも刺さらない施策を行ってしまう可能性が高くなるでしょう。
また、ターゲットを決めておくことで、どのような集客対策を行うべきか明確になり、施策の取捨選択ができるため、無駄な広告費の削減にも繋がります。
集客対策を行う前にターゲットをしっかりと設定しておきましょう。
治療院が行うべき集客方法
どんなに素晴らしい治療院であっても、お客様を集められなければ、自院を続けることはできません。より多くのお客様の身体の悩みを改善へ導くためにも、治療院が行うべき集客方法を知っておきましょう。
ここでは、治療院に適した集客方法をいくつか紹介していきます。ぜひ取り入れてみてください。
チラシの配布
商圏が限定される治療院にとって、配布エリアを細かく設定できるチラシは最適の媒体といえるでしょう。ターゲットとなる人が多い住宅街などに配布すれば、高い集客効果が期待できます。
チラシの冒頭では、まず自院の強みを掲載しましょう。
たとえば、「夜11時まで診療中!お仕事帰りでも楽々」と強みを記載したら、その後にターゲットに対して呼びかけると効果的です。「残業が多くてお疲れのサラリーマン・OLの方へ」のようにすると、対象となる人に「私のことだ」と思ってもらえるので、チラシに注目してもらうことができます。
そのうえで、来院するとどのようなメリットがあるのかを説明しましょう。
また、チラシに割引クーポンや特典を掲載すると、初回来院を促すのに効果的です。その際は、「○月○日まで」「○○名様限り」のように限定性を訴求すると、より反応率は高まります。
看板の設置
さまざまな集客方法のなかで、比較的取り入れやすいのは看板の設置です。
看板設置は地域の住民に対して、自院の存在を知らせる手段として効果的と言えます。店舗の前を通る人に、一目でどのようなお店なのか知ってもらうことができるでしょう。
また、一度設置すれば、破損などがない限り長期間利用することができるため、コストパフォーマンスにも優れています。
しかし、自院の前を通る人にしか見てもらうことができないという欠点があるため、他の集客手段と併用していく必要があるでしょう。
ホームページの開設
痛みを楽にしてくれる治療院を探す、自分の悩みを解決してくれる治療院を見つけたい、そんなときはスマホやパソコンを使って検索するのが一般的です。
ホームページの有無は治療院の信頼性に大きな影響を与えます。ホームページがないと、どのような施術を行ってくれるのか、どんな人が施術を行うのかということが不透明になるため、お客様は怪しいと感じたり、そもそも現在も営業しているのか疑問を抱いたりするなど良くないイメージがついてしまいます。
それだけに、ホームページは治療院の集客に欠かすことができません。
現代においてホームページがないのは、名刺や看板がないのと同じように捉えられるため、必ず用意すべきと言っても過言ではないでしょう。
後程、治療院がホームページを作成する際のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
Googleビジネス プロフィールへの登録
Google ビジネス プロフィール(旧称:Googleマイビジネス) は、Googleが実店舗を持つ企業向けに行っている集客サービスで、治療院の名前や住所、マップ、電話番号、Webサイト、営業時間、写真、紹介文などを無料で掲載可能です。
Googleマップに表示される情報を一元管理でき、治療院の名前で検索されたときに大きく目立たせることができます。
院内の写真を使ってバーチャルツアーをしてもらうこともできるので、治療院の雰囲気を知ってもらうのに効果的です。
SNSの運用
情報を収集するのにSNSを利用する人も増えており、治療院の集客にSNSは見逃せないものになっています。治療院にとくにおすすめしたいSNSはFacebookとLINE公式アカウントの運用です。
Facebook
Facebookは、現実社会でのつながりを背景にネットワークができる傾向が強いため、地域性の高い治療院にはおすすめのSNSです。
Facebookページを利用すると、個人ではなく治療院のページを持つことができます。
ターゲットの役に立つ情報を投稿してホームページに誘導し、アクセス数を増やすことが可能です。また、Facebookページには予約ボタンを設置できる機能もあるので、直接集客につなげることもできます。
LINE公式アカウント
治療院の集客を安定させるためには、リピーターの獲得もしたいところです。再来店を促す仕組みづくりとして効果を期待できるのが、LINE公式アカウントです。
来院したお客様に友達登録してもらうと、一対一のコミュニケーションだけでなく、クーポンを一斉配信して予約を受け付けることもできるので、高い集客効果が期待できます。
休眠顧客(過去に接点があるものの、何らかの理由により、現在は疎遠になっている顧客のこと)の掘り起こしにも使えるため、おすすめのSNSと言えるでしょう。
治療院の集客に欠かせないホームページ作成のポイント
治療院のWebサイトを通して、予約やお問い合わせをバシバシ獲得していくためには、どのようなことを意識してホームページを作成すれば良いのでしょうか。
治療院のホームページ作成のポイントを6つ紹介していきます。
ポイント1:自院を選ぶべき理由をアピールする
集客またはお問い合わせにつながるWebサイトにするためには、自院ならではの独自性をアピールすることが押さえるべきポイントになります。他にもたくさんの治療院があるなかで、自院に来院すべき理由をきちんと説明しなければなりません。
「どの部位や症状の施術が得意なのか」「施術は痛くないのか」「どれぐらいの期間通院すればよいのか」「施術法に特徴はあるか」「営業時間や定休日」「今までの実績」など、自院を見つめ直して他店との違いをアピールできる点を探し出しましょう。
自院ならではの独自性をアピールする際には、わかりやすい言葉で伝えることが大切です。「○○式整体法」のように専門家でないと理解できない言葉や専門用語は使わないようにしましょう。誰にでも理解できる言葉で、他院との違いをアピールすることができれば、来院の動機づけにつながります。
ポイント2:院長・スタッフを紹介する
初めて来院するお客様にとって、施術内容はもちろんですが、どんな人が施術してくれるのかがわからないと不安になるものです。何歳ぐらいの人が施術してくれるのか、経験豊富な人なのか、女性スタッフはいるのかなど、気になってしまうでしょう。その不安を払拭するためにも、院長やスタッフについてくわしく紹介する必要があります。写真や経歴、資格などの形式的な情報だけでは、お客様に親近感を持ってもらうことができません。
くわしいプロフィールやお客様の痛みや不調を解決してあげたいという思いをアピールしましょう。
スタッフの顔が見え、治療院の雰囲気が伝われば、お客様も安心して来院できるようになるのです。
ポイント3:施術内容や料金体系をわかりやすく説明する
予約につながるWebサイトにするためには、実際に来院したら、どんなカウンセリングや施術を受けることになるのかを丁寧に説明するのが重要です。まず、どんなコースがあって、どれぐらいの時間がかかり、料金はいくらになるのかを説明しましょう。
特に料金については、明確に表示することが大切です。お客様が予定していなかった追加料金が発生するようなことがあれば、トラブルにもつながりかねません。もし、追加料金が発生する可能性があるような場合には、その旨もきちんと明示しましょう。
施術内容については、来院してから施術終了までの流れを説明するのが効果的です。Webサイトを見ているお客様が、自分が施術を受けている姿を具体的にイメージできるようになるので、来院促進につながります。
ポイント4:お客様の声を紹介する
実際に施術を受けたお客様の声を紹介するのも、予約につながるWebサイトにするためには重要なポイントです。Webサイトでアピールしていることが、紛れもない真実であることを証明する効果があります。
来院する前はどんなことで悩んでいたのか、何がきっかけで来院したのか、施術を受けてどうだったか、院長やスタッフの印象は、などについてお客様の声を通じて伝えることができれば、安心感や信頼感を得ることができるでしょう。
Webサイトを訪問した人がお客様の声を読んで、「自分と同じ悩みを持っている人がこの治療院で解決できている」と思えば、来院の大きな動機づけとなるでしょう。
ポイント5:予約・問い合わせをしやすくする
Webサイトを閲覧しているお客様が予約・問い合わせをしたいと思ったときに、すぐにアクションできるようにしておかないと、せっかくのチャンスを失うことになりかねません。
そこでおすすめなのが予約フォームの設置です。
予約フォームがあれば、営業時間外でも24時間予約を受け付けることができます。設置をする際はどのページからでもアクセスできるように、バナーやボタンを使って誘導しましょう。
お客様目線になって、予約・問い合わせがしやすい仕組みにしましょう。
ポイント6:アクセスマップを掲載する
Webサイトにアクセスマップを掲載することも大切です。
Googleマップなどを利用して、Webサイトにアクセスマップを掲載しましょう。Googleマップであれば、スマホアプリのナビ機能を使って治療院まで誘導できます。
また、「○○駅徒歩3分」「○○ビルの隣」のように、最寄り駅やランドマークとなる建物からの位置関係をアピールすると、行きやすい場所だと思ってもらえるでしょう。治療院がビルの一室にあるような場合は、建物の外観写真などを掲載しながら、よりくわしくナビゲートするのがおすすめです。
Webサイトを閲覧しているお客様が、行きやすい場所だと感じれば、予約につながる効果が期待できます。
治療院集客は複数の対策を同時に行うことが重要!
他院に負けない治療院にするためには、ひとつの集客対策だけを行うのではなく、さまざまな角度で複数の対策を同時に行っていくことが重要です。
ホームページやSNSを利用したオンライン集客はもちろんのこと、インターネットを利用しない層にもアプローチができるように、チラシの配布や看板設置などのオフライン集客も行っていきましょう。
また、来院したお客様が気持ちよく店を後にできるように、接客力の向上も忘れないでください。いくら集客がうまくいっても、リピーターが増えないとずっと新規顧客を集め続けなければならないでしょう。
治療院を長く続けるためには、新規顧客とリピーターの獲得どちらも重要です。多くのお客様の悩みを解決へと導くために、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
ー店舗集客にお困りの方へー
店舗集客にはインターネット活用が必須!
ネット集客をはじめるにあたって、把握しておきたいことを、分かりやすくまとめました!ネット集客の理解のために、まずはこの資料をご覧ください。
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