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位置情報共有SNS「whoo(フー)」とは?使い方や特徴を解説!

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位置情報共有SNS「zenly(ゼンリー)」のサービス終了に伴い、開発された「whoo(フー)」。zenlyからの最も有力な移行先として、人気を得ています。

2023年2月17~20日にApplivが行ったアンケート 『zenly』が終了し、代わりにどんなアプリが使われている? 位置情報アプリの変化を調査!  でも、一番人気の代替アプリに選ばれていました。

この記事では、「whoo」がどのようなSNSなのかを紹介した上で、各機能の使い方を画像付きで詳しく説明します。ぜひ最後までお読みください。

位置情報共有SNS「whoo」とは?どんなSNS?

「whoo」とは、株式会社LinQが運営する位置情報共有SNSです。友達追加した相手と、現在地をリアルタイムで共有することができます。自分の居場所、相手の居場所がすぐにわかるため、待ち合わせや安否確認などに役立ちます。

「whoo」には、

  • 相手がオンラインか、オフラインかがわかる機能
  • 相手が今いる場所に滞在している時間を見ることができる機能
  • 相手の居場所までの経路や移動時間がわかる機能
  • 相手の充電残量がわかる機能
  • チャット、スタンプ機能

など、シンプルながら充実した機能が搭載されています。

「whoo」は、若者から絶大な人気を得ていた米Snap社zenlyの代わりになる位置情報共有SNSとして、2022年12月にサービスを開始しました。

サービスを開始後、各国のApp StoreやGoogle Playでダウンロード数1位を獲得。リリースから3か月で1000万以上のダウンロードを達成し、急成長を遂げました。

「whoo」の運営会社「LinQ」とは?

株式会社LinQとは、位置情報共有SNS「whoo」のほか、匿名質問アプリ「ninjar」などの開発・運営を行う日本の企業で、2019年に設立されました。

LinQは23年4月、「whoo」の機能拡充と開発強化を目指し、株式会社MIXIから最大20億円の資金調達をすると発表したことで、話題になりました。

(出典:位置情報共有アプリ「whoo」を運営するLinQ、MIXIから最大約20億円の資金調達を実施

位置情報共有SNS「whoo」の使い方

ここからは、位置情報共有SNS「whoo」の使い方についてご紹介します。

使い方①:アプリをダウンロードする

まずは、スマートフォンにアプリをダウンロードしましょう。
iPhoneはApp Storeから、AndroidはGoogle Playからダウンロードできます。

使い方②:アカウントを作成する

アカウント作成の手順は以下の通りです。

(1)「登録」を選択する。

(2)ユーザーネームを入力する。本名でなくても問題ありません。

(3)IDを決めて入力する。

(4)生年月日を入力する。

(5)メールアドレスを入力する。

(6)パスワードを設定する。

(7)好きな画像をアイコンに設定する。

使い方③:アカウントを削除する

アカウント削除の手順は以下の通りです。

(1)マップ上部の⚙マークを選択する。

(2)「ヘルプが必要ですか?」をタップする。

(3)「アカウントを削除」をタップする。

(4)「本当に削除する」をタップすると、「whoo」のアカウントが削除される。

アカウントを削除しても30日以内にログインすれば、復活させることができますが、削除から30日後にアカウントは永久削除されます。

使い方④:友達追加を申請する・友達から削除する

ここでは、「whoo」で友達追加申請をする方法をご説明します。

友達追加の申請をする

「whoo」では、アカウント登録時に作成したIDを検索する、またはQRコードを読み込むことで、友達追加の申請をすることができます。

まずは、ID検索で友達追加をする方法をご紹介します。

(1)マップの右上部にある「👥+」をタップする。

(2)「whoo idで追加」をタップ。

(3)検索窓に友達のIDを入力します。

(4)アカウントが表示されたら、「追加」をタップする。

次にQRコードから友達追加をする方法をご紹介します。

(1)マップの右上部にある「👥+」をタップする。

(2)「QRコードから追加」をタップし、QRコードを読み込む。

(4)アカウントが表示されたら「追加」をタップする。

これで友達申請を送ることができました。相手から許可が得られたら、友達になれます。

友達を削除する

「whoo」で友達を削除すると、消した友達の位置情報が見られなくなります。また、友達を削除すると自分が友達のリストから消えてしまうため、相手に気づかれてしまう可能性があります。

こうしたリスクを踏まえた上で友達削除を行いましょう。

友達削除の手順は以下の通りです。

(1)マップの上部にある「⚙」マークをタップする。

(2)「アカウント」をタップする。

(3)「友達」をタップする。

(4)削除したい友達のアカウントの右部にある「・・・」を選択し、「友達削除する」をタップする。

(5)「●●(友達のユーザー名)と位置情報を共有するのを本当にやめますか?」という表示が出るので、「OK」を選択する。

使い方⑤:ブロックする

「whoo」でブロックしたい場合の手順は以下の通りです。

(1)マップの上部にある「⚙」マークをタップする。

(2)「アカウント」をタップする。

(3)「友達」をタップする。

(4)削除したい友達のアカウントの右部にある「・・・」を選択し、「ブロックする」をタップする。

(5)「●●(友達のユーザー名)をブロックしますか?」という表示が出るので、「OK」を選択する。

使い方⑥:ゴーストモードを設定する

「whoo」には、自分の居場所を知られたくない時に、一時的に正確な位置情報を隠せる「ゴーストモード」があります。

ゴーストモードの設定方法は、以下の通りです。

(1)マップの上部にある「⚙」マークをタップする。

(2)「ゴーストモード」をタップする。

(3)ゴーストモードを適用したい友達のアイコンをタップする。友達への位置情報の公開範囲を「あいまい」(位置情報を不正確にしたい場合)または「フリーズ」(今の位置情報に固定したい場合)から選択する。

ゴーストモードにすると相手にバレる?

地図上の表示が変わるため、ゴーストモードにしていることは、相手から気づかれてしまう可能性が高いです。

「あいまい」に設定した場合は、友達のマップ上のあなたのアイコンに、矢印に斜線が入ったようなマークが表示されます。

「フリーズ」に設定すると、友達のマップ上のあなたのアイコンに、フリーズを示すマークが表示されます。

使い方⑦:メッセージを送信する

友達になっているユーザーにメッセージを送る方法は、以下の通りです。

(1)画面下部にある「🔍」(虫眼鏡)マークをタップする。

(2)友達一覧からメッセージを送信したいユーザーを選ぶ。

(3)メッセージを送信する。

位置情報共有SNS「whoo」に危険性はある?使う際の注意点

「whoo」は利用方法によっては、位置情報が常に特定の友人に筒抜けになってしまう可能性があるアプリです。

このアプリを悪意のあるユーザーが利用すると、自宅や職場などが特定され、ストーキングや空き巣などの犯罪につながる恐れがあります。

アプリを利用する場合は、全ての利用者が無害だとは決して思わず、常に危機感を持っておく必要があります。

「whoo」を使う上で注意しておきたい点は、以下の通りです。

  • よく知らない人には安易に位置情報を共有しない
  • アイコンを顔や個人を特定できるものにしない
  • シーンに応じて位置情報を隠す
  • 怪しいと感じたユーザーはすぐにブロックする

よく知らない人には安易に位置情報を共有しない

インターネット上の知り合いなどを含め、よく知らない人に位置情報を共有しないようにすることは、トラブルに巻き込まれないために重要なポイントです。

「whoo」で位置情報を共有する相手は、直接会っていて、確実に信頼がおける人のみに限定しましょう。

アイコンを顔や個人を特定できるものにしない

「whoo」のアイコンには、顔や個人を特定できるものは設定しない方がよいでしょう。

もし、会ったことがない人とつながった場合に、顔が知られてしまいますし、最悪の場合後をつけられ、自宅を特定される可能性もあります。

そのため、アイコンは花や風景、食べ物などにしておくのが無難です。

居場所を知られたくない場合は位置情報を隠す

「whoo」を安全に利用するために、居場所を知られたくないシーンでは、位置情報を隠しましょう。

位置情報を隠すために活用したいのが、「ゴーストモード」です。ゴーストモードを利用することで、一時的に正確な位置情報を隠すことができます。

「whoo」は便利な位置情報共有SNS!

「whoo」は友人や家族と自分の現在地を共有することができる、便利な位置情報共有SNSです。「whoo」を使うことで、待ち合わせがしやすくなる、スマホをなくしてもすぐに見つけることができる、などのメリットがあります。

一方で、位置情報の共有は危険性を伴います。気を付けて利用しないとトラブルに巻き込まれる恐れもありますので、細心の注意を払って利用しましょう。

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この記事を書いた人

みつほり
業界紙報道記者の経験を経て、サングローブに入社。入社前は省庁に常駐し、取材・執筆に携わっていた。

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