YoutubeDigestの使い方を解説！料金や実際に使ってみた感想も紹介

YouTubeDigestは、ChatGPTによって動画の内容を要約できるツールです。Chromeの拡張機能として無料で使用できるため、YouTube上に投稿された動画について簡単に内容を知りたいときにおすすめできます。

今回は、YouTubeDigestの特徴や料金、具体的な使い方の流れを紹介していきます。

「動画を細かく見ている時間はないが、要点はチェックしたい」などの要望・悩みがある人は、YouTubeDigestで動画の要約をチェックしてみましょう。

YouTube Digestとは？特徴や料金

YouTubeDigest（ユーチューブ ダイジェスト）とは、無料で使える、AIによるYouTube投稿動画の要約ツールです。ツールを活用すれば動画の内容をテキストベースで要約してもらえるため、時間を効率的に使いながらコンテンツの内容を把握できます。

要約した内容はPDF・テキスト形式・Wordなど複数の形式で出力可能なため、ビジネス活用において利便性が高いことも大きな特徴の一つといえます。

Google Chromeの拡張機能として提供されているため、利用するためにはツールをChromeウェブストアから機能追加する必要があります。また、利用するためには事前にChatGPTの登録が必要な点には注意が必要です。

YouTube Digestの使い方

ここからは、YouTube Digestの具体的な使い方を紹介していきます。基本的な利用準備・使い方の流れは、以下のとおりです。

1. 公式サイトやChromeウェブストアからインストールする
2. YouTubeにアクセスしてログインする
3. 基本の設定を保存する
4. 動画の要約を実行する
5. 必要に応じて書き出しやコピーを行う

以上の5ステップです。ステップごとに注意点や重要なポイントなどを見ていきましょう。

公式サイトやChromeウェブストアからインストールする

YouTube Digestを利用したい場合は、まず、公式サイトまたはChromeウェブストアからインストールする必要があります。

Chromeウェブストアは、YouTube Digestのページを開いたときに上部に表示される「Chromeに追加」のボタンからインストールが可能です。

YouTubeにアクセスしてログインする

インストールが完了したら、次にYouTubeにアクセスしてログインしましょう。

基本の設定を保存する

YouTubeにログイン後は、YouTube Digestの基本設定の保存します。基本設定では、ChatGPTのどのバージョンを使用するのかや、使用言語などを選択できます。

動画の要約を実行する

YouTube Digestの基本設定を保存したら、実際に要約を実行してみましょう。動画再生画面の右上に表示されているYouTube Digestの設定メニュー内の「Summarize」のボタンから要約が実行可能です。

必要に応じて書き出しやコピーを行う

「Summarize」ボタンを押すと、実際に要約した内容が表示されます。PDFやテキスト形式、Wordなどのファイル形式に書き出すこともできるため、必要に応じて出力してみましょう。

YouTube Digestを使って実際に要約してみた

実際にYouTubeDigestを利用し、動画の要約を実行してみました。一定のチャプターごとにコンテンツの内容がまとめられ、テキストベースの記事を読むような形式で動画の要約が確認できるようになりました。

上記の動画には日本語字幕はついているものの、もとは英語でナレーションが入っていました。それでも、言語設定で「Japanese」を選択することで問題なく日本語での出力ができています。内容もわかりやすく、問題なく読めるものでした。

ただし、「要約ができない」とエラーがでてしまったり、要約が完了するまでに一定の時間はかかったりすることもあったので、少し不便さを感じる場面もあります。それでも、ざっと内容を把握したいときなどには便利に活用できるツールといえるでしょう。

YoutubeDigestを使って効率的に要約しよう

YouTubeDigestは、動画をテキストで要約してくれる便利な拡張機能です。Chromeウェブストアから追加するのみで簡単に活用できるため、普段から動画をスキップしたり倍速再生したりしている人には、おすすめのツールといえます。

また、記事のように章を分けた状態できれいに内容をまとめてくれるため、動画から必要な情報を入手しレポートなどにまとめたいときにもYouTubeDigestは活用しやすいでしょう。

生成AIならではの正確性が不安定な部分などは課題の一つとして指摘できますが、「手っ取り早くおおまかな内容をつかみたい」というニーズには応えられているといえます。ビジネス・プライベート問わず、気になる人は積極的に活用してみましょう。